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#2689 福島第一原発事故吉田調書の隠蔽 May 27, 2014 [75.時事英語公開講座]

  政府事故調査委員会が吹き島第一原発772人にメルトダウン当時の状況を詳細にヒアリング調和を実施していたが、政府はそれを隠蔽していた。朝日新聞がすっぱ抜いた。

 5月21日のジャパンタイムズに次のヘッダーは次のようになっている。

 Suga refuses comment on report that 90% of Fukushima workers left after chief's order to stay.
 Tokyo mum on No.1 evacuation.

  「(吉田)所長がとどまるように指示したにも関わらず、福島第一原発の作業員の90%が現場を去ったという吉田調書、その調書へのコメントを菅官房長官は拒否した。東京(電力)は福島第一原発の作業員の90%が仕事を放り投げて避難したことに口をつぐんでいる。」
mum:無言

 これが事実だ、どんなに安全対策を施しても、メルトダウンの恐怖の前には9割の人間が逃げる。対照的だったのは福島第二原発だ。通常なら1ヵ月かかる電源ケーブル敷設作業を一昼夜でやりぬく、ベントが始まる2時間前に完了した。死の恐怖もさることながら、大量の放射能が地域住民にふりそそぐ危険を何が何でも回避しようという、「特攻精神」で仕事をやりぬいたのだ。賞賛に値する事実もまた隠蔽されていた。
 政府のこの徹底的な情報隠しはいったい何を意味するのか?このような深刻な重大事故の際には政府の情報はまったく信用ならぬものということだ。

(1) The government on Tuesday refused to comment on a media report that Masao Yoshida, the now-deceased chief of the Fukushima No.1 nuclear plant at the time of the meltdowns, was quoted as saying most of the plant's workers evacuated in spite of his order to remain.

「火曜日(5/20)、吉田昌郎―福島第一原発でメルトダウンが起きた当時の所長(故人)―がとどまれと命令したにも関わらずプラント作業員の大部分が逃げたと彼が言ったと伝えられている朝日新聞記事へのコメントを政府は拒否した」
now-deceased chief :個人となられた(吉田)所長


(2) The daily Asahi Shinbun, which claimes to have obtained a copy of an interview with Yoshida carried out by the government panel investigating the Fukushima crisis, started running excerpts of the interview Tuesday. No record of the exchange has been officially disclosed.

「朝日新聞―政府事故調が福島第一原発事故を調査したが、吉田所長のインタビューのコピーを手入手したと主張している―は火曜日インタビューの連載を開始した。吉田所長と政府事故調査委員とのやりとりは公式には公開されていない。」
excerp:抜粋
the exchange: これはinterviewの言い換えである

(3) Yoshida allegedly told the panel that about 90 percent of the plant's 720 workers left the premises during the meltdown crisis despite having been ordered by him to stay.

「伝えられるところによれば、吉田所長はメルトダウン事故の際に、彼が待機するように命令したにも関わらずプラントの720人の作業員の内の90%が施設を去ったと政府事故調に話している。」
premises:施設

(4) On March 15, 2011, with the plant's No.2 reactor out of control, Yoshida and the workers feared its core could melt through the containment vessel, releasing massive amount of radioactive materials into the environment.

「2011年3月15日、2号機が制御不能になると、吉田所長と作業員達は炉心が格納容器をメルトスルーして、大量の放射性物質が環境中に放出されることに恐怖を抱いた。」

  中ほどに小見出しがある。菅官房長官の言だろう。
(5) 'We don't know what the Asahi Shinbun has obtained and we can't say its contents are identical to those the government has.

「朝日新聞が何を入手したのか知らないし、その内容が政府が保管しているものと同一であることをいうこともできない。」

 政府事故調が作業員全員に聴き取り調査をしたのだが、その資料を政府は公開するつもりがない。菅官房長官は今後も公開するつもりがないと言明している。

 これは朝日新聞のスクープだが、特定秘密保護法案が施行されたあとでは、スクープした記者は犯罪者となる
 今回のスクープ記事への政府対応で、特定秘密保護法案は政府に不都合な情報を隠すために使われることがハッキリした。政府は吉田調書すら公開しないと言っている。吉田調書は特定秘密に該当するということだ。特定秘密指定に関する政府の説明を信じてはいけないということ。本来政府はそういうことをするという前提で法律条文を国会は厳しくチェックすべきだ。

 安倍総理はじつに危ないことをやっているように見える原発事故が起き、メルトダウンの危機が迫ったら作業員の90%が逃げ出すということだ、こんな状態で原発再稼動ができるはずがない
 原子力規制委員長の田中氏は吉田調書を読んですらいないし、「物理的時間がない」ので今後も読むつもりがないとテレビで言っていた。そんなことで原子力規制委員長の職務が果たせるとは思えない。責任をもって仕事をやれないなら辞職すべきだ

 自民党員の中にもこんな隠蔽を許してはいけないとおもう正義漢が何人もいるに違いない。いるなら声を上げよ。立派な政治家は自分の損得勘定を離れてを、言うべきときにしっかり物を言う
 いま首相官邸は情報を漏洩した者、そのルートをやっきになって探索しているという。やるべきことが違うだろう?まず第一に考えるべきことは国民の安全確保だ。原発に事故があれば作業員の90%が逃げ出すようでは、再稼動していいはずがない

 この情報隠蔽は原発の重大事故の真相を知る権利を国民から奪うものだ。国家が国民に対して為した犯罪と言ってよい。政府は司法権の及ばぬスーパーパワーとなってしまっている。とんでもないことだ。正義感も倫理観も失った者たちが権力を恣意的に行使している。

 どうしてこんなに不正直・不誠実な者だらけになったのだろう。政治は嘘と情報隠しだらけ。
 特攻を見送った中西瀧治郎、宇垣纏(まとめ)中将二人は実に誠実だった。お前たちだけを逝かせはしないとはっきり言い、その通り自分も死んだ。次の世代のことを考え、嘘偽りのない生き方をした。・・・『日本人はなぜ特攻を選んだか』黄文雄著 徳間書房

*朝日新聞 スクープ記事 吉田調書
http://www.asahi.com/special/yoshida_report/

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 朝日新聞は、東日本大震災発生時の東京電力福島第一原子力発電所所長、吉田昌郎氏が政府事故調の調べに対して答えた「聴取結果書」を入手した。レベル7の大災害を起こした福島第一原発の最高責任者であり、事故収束作業の指揮官であった吉田氏の唯一無二の公式な調書である。吉田氏は事故について報道機関にほとんど語らないまま2013年7月に死去した。調書も非公開とされ、政府内にひっそり埋もれていた。

28時間、400ページ

 吉田調書は全7編で構成されている。総文字数はおよそ50万字。A4判で四百数十ページに上る分量になる。吉田氏への聴き取りは13回中11回が福島第一原発から南へ20km離れたサッカー施設 J-VILLAGE JFAアカデミーのミーティングルームで、残る2回が吉田氏の仕事場である福島第一原発免震重要棟でおこなわれた。

 政府事故調は772人から計1479時間にわたって聴き取りをおこなった。吉田調書はその一環で作成された。対象1人当たりの平均聴取時間は2時間弱。吉田氏への聴取時間は28時間あまりで、あの瞬間、どう行動し、何を考えていたかまで聴き取った。畑村洋太郎・政府事故調委員長は、ほかに吉田氏の公式の調書がないことから「貴重な歴史的資料」と呼んだ。
  ・・・⇒続きはURLをクリックしてお読みください。
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― 補足 ―
 米国の原子力専門家は福島第一原発で起きたメルトダウンのことも福島第2原発で防ぎきったメルトダウンのことも具体的な状況についてよく知っている。日本政府は国民には情報を隠したが、米国にはかなり詳細な情報提供をしていたのだろう。どこを向いて政治をしているのだと言いたい。国民に対して不正直で不誠実な態度である。封建時代の「よらしむべし、知らしむべからず」そのままだ。
  だが、海外メディアは数を間違えてとりあげている。70人なのに'福島50人'と書いている。
 いったい米国へどういう情報の流し方をしたのか、だれがしたのか、詳細に調べて記録を残し、責任追求すべきだ

(12) Overseas media outlets then erroneously reported that about 50 workers --- dubbed the "Fukushima 50"--- bravely stayed on to battle the crisis.

 大事なところなのでもう二つ付け足そう。
(13) "In fact, I dedn't tell (workers) to go 2F", the Asahi quoted Yoshida as saying, referring to the still-functioning Fukushima No.2 power plant.

「実際に、わたしは作業員達に福島第二原発へ行けとは言ってない、福島第二原発は機能していると伝えたと吉田所長の陳述を朝日新聞は引用している」


(14) "I meant to tell (them) to evacuate somewhere within the premises of No.1 where radiation was low and wait for further instructions," he told the panel, acdording to the Asahi.

「朝日新聞記事によれば、"放射能が低い福島第一原発内のどこかへ避難するように、そして次の指示を待つようにとわたしは作業員達に伝えたつもりだ"、そう政府事故調の委員へ(当時の状況を)説明している。」

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<8月18日追記>
 産経新聞が伝えたところによると、吉田所長は「東京電力福島第1原発にいた所員らの9割が10キロ南の福島第2原発に一時退避したことを、吉田昌郎所長(当時、25年7月9日死去)が「正しかった」と認識していた」という。17日に判明した吉田調書にそのことが載っているという。だとすると、朝日新聞の「吉田所長の命令に違反して9割が福島第二原発へ逃げた」というスクープは虚偽だったことになる。慰安婦問題といい、このスクープといい朝日新聞は日本人を貶めるような虚偽報道をなぜするのだろう?

*産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140818/dst14081816000013-n1.htm

第2への退避、吉田氏「正しかった」 元所員「命令違反ではない」本紙に証言


 17日に判明した政府事故調の「吉田調書」。その文面から、東京電力福島第1原発にいた所員らの9割が10キロ南の福島第2原発に一時退避したことを、吉田昌郎所長(当時、25年7月9日死去)が「正しかった」と認識していたことが分かる。朝日新聞は5月20日付朝刊で、吉田調書に基づき「所員らは吉田氏の待機命令に違反し、第2原発へ撤退」と報じたが、第1原発の複数の元所員は産経新聞の取材に「命令違反ではない」と明言する。吉田調書と関係者の証言から経緯を追った。(原子力取材班)

 第1原発所員の第2原発へ退避したのは、東日本大震災4日後の平成23年3月15日午前7時ごろ。第1は最大の危機を迎えていた。

 前日の14日夜には、第1原発2号機への注水に使っていた消防車が燃料切れで動かなくなったことで、原子炉格納容器が壊れ、多数の所員に危害が生じることが懸念された。

 テレビ会議映像では、当時東電本店(東京都千代田区)にいた幹部が14日午後8時16分ごろ、「1F(福島第1)にいる人たちみんな2F(福島第2)に避難するんですよね」と発言。緊急時対策室を第2へ移す検討を始めていたことが分かっている。

 15日午前5時半ごろには、菅直人首相(当時)が東電本店を訪れ、「撤退したら東電は100%つぶれる。逃げてみたって逃げ切れないぞ」と絶叫した。このとき、テレビ会議映像を見た元所員は「誰が逃げるものか」と反発を覚えたと振り返る。

 午前6時14分ごろ、2号機の方向から爆発のような音が聞こえ、原子炉圧力抑制室の圧力がゼロになったという報告が入った。格納容器破壊の懸念が現実味を帯び、複数の元所員によると、吉田氏は「各班は最少人数を残して退避」と命じ、班長に残る人員を決めるように指示、約650人が第2原発へ退避した。

 調書によると、吉田氏は「本当は2Fに行けと言っていないんですよ。福島第1の近辺で、所内にかかわらず線量の低いような所に1回退避して次の指示を待てと言ったつもりなんですが」と命令の行き違いがあったことを示唆している。朝日新聞は、吉田氏のこの発言などから「命令違反」と報じたとみられる。

 しかし、調書で吉田氏は「考えてみればみんな全面マスクをしているわけです。(第1原発で)何時間も退避していたら死んでしまうよねとなって、2Fに行った方がはるかに正しいと思った」と、全面マスクを外して休息できる第2原発への退避が適切だったとの認識を示している。菅氏らが「第1原発からの撤退」との疑心暗鬼にとらわれていたことを問われると、吉田氏は「現実として逃げていない」と否定した。

 当時、現場にいた複数の元所員も産経新聞の取材に「命令違反」を否定した。40代の元所員は「第1原発では乾パンや水しかなく環境は日に日に悪化しており、第1のどこかに待機するというのはありえない」と語る。吉田氏の命令は第2への退避と受け止めたという。

 別の中堅元所員も「第1原発にいた所員は、退避するなら第2へという共通認識があった。それが吉田氏の命令違反であるはずがない」と証言した。

 当時、第1原発にとどまったのは吉田氏ら69人。15日昼ごろには第2に退避していた多数の人が戻った。

 吉田氏と一緒に現場にとどまったベテランの元所員は「(第1に)残りたいという人ばかりだった。第2までの道は崖崩れの危険があったから、退避した人から『第2に無事に到着した』という連絡があったときには、第1に残った人は『ああよかった』とお互いに喜び合った」と語る。

 別の東電関係者も「当時自家用車で第2へ退避した人も多く、逃げるのであればそのまま避難所にいる家族のもとに行っているはずだ。しかし、彼らは第1へ戻ってきた」と話した。

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*#2687 『日本人はなぜ特攻を選んだのか』①黄文雄著 May 26, 2014 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-05-25-3

 #2684 福島第二原発の奇跡:特攻精神は生きていた May 25, 2014
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2014-05-25

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*#1460 「原子炉圧力容器損傷か?:写真で検証
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-04-03-1

 #1462 「裸の王様:原子炉圧力容器は破損している 論より証拠、よく写真を見てごらん 」
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-04-05

 #1463 「福島第1原発3号炉はもう無い:東京電力社員退去要請の意味」
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-04-06

 #1607 児玉龍彦国会で告発(2):(書き起こし) July 31, 2011 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-07-31

 #1611 児玉龍彦教授(3):息子さんからのエール Aug. 3, 2011 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-08-02-1

 #1655 あらら、何を隠そうとしているの?:原子炉建屋にコンクリートの覆い Sep.21, 2011 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-09-21

 #2237 過剰富裕化論提唱者の福島原発事故処理構想:遺稿 Mar. 4, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-03-04

 #2323 次の原発事故のために(1):甲状腺癌と情報操作?:U.N. experts see no increase risk of cancer … Jun. 6, 2013
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-06

 #2324 次の原発事故のために(2) :福島県で12人が甲状腺癌 Jun. 7, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-07

 #2325 次の原発事故のために(3):Tyroid cancer hits 12 kids in Fukushima: Jun. 8, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-08

 #2340 米国の現実:核廃棄物は管理不能 Jun. 25, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-06-25

 #2377 次の原発事故のために(4):小児甲状腺癌18人に  Aug. 21, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-08-21

 #2379 次の原発事故のために(5) 8000万ベクレル/ℓ 高濃度汚染水漏洩 Aug.22, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-08-22

 #2381 次の原発事故のために(6): 超高濃度汚染水と浄化システムALPS  Aug. 25, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-08-24

 #2383 次の原発事故のために(7): 漏洩はセシウムとストロンチウム合計で30兆Bq  Aug. 26, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-08-27

 #2387 次の原発事故のために(8):トリチウムの問題 Aug. 29, 2013
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-08-29 

 #2390 サンマのI-131の濃度から放射能汚染水の大量流出は分かっていた Sep. 1, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-09-01




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コメント 4

Hirosuke

◆「放射能汚染地図」の今◆
著者:木村 真三【獨協医科大学准教授】
  ↓
放射線衛生学者。
北海道大学より博士号(地球環境科学)取得。
2013年より福島県在住。

http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E6%94%BE%E5%B0%84%E8%83%BD%E6%B1%9A%E6%9F%93%E5%9C%B0%E5%9B%B3%E3%80%8D%E3%81%AE%E4%BB%8A-%E6%9C%A8%E6%9D%91-%E7%9C%9F%E4%B8%89/dp/product-description/4062188023/ref=dp_proddesc_0?ie=UTF8&n=465392&s=books
by Hirosuke (2014-05-27 14:33) 

Hirosuke

「フクシマは安全だ。非難区域は不要だ。」
が結論の本。
 
◆福島 嘘と真実◆
著者:高田純【札幌医科大学教授】
  
元・広島大学原爆放射能医学研究所の研究者
  ↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4860034171/tadadeenglish-22/ref=nosim
by Hirosuke (2014-05-27 14:45) 

ebisu

両論併記ですか。
最初のものは3年間調査した結果を踏まえてのもの。二つ目のものは事故後4ヵ月半で出版されたものです。おそらく2ヶ月ほどの調査によるもの。こんな短期間の調査データでで確定的なことがいえるはずもない。
おまけにサンプル数も少ないし地域も偏りがある。こんな程度の調査で原発事故でばら撒かれた放射能は住民の健康に影響なしと言い切る神経の図太さにあきれます。飯館村はたった2例とamazonの書評にありました。

読むなら実証研究をきちんと積み重ねている木村真三さんの本ですね。
by ebisu (2014-05-27 22:45) 

憂国人

「フクシマは安全だ。非難区域は不要だ。」
が結論の本。
◆福島 嘘と真実◆
著者:高田純【札幌医科大学教授】 
元・広島大学原爆放射能医学研究所の研究者

これも有名ですが
「放射能は少量なら健康に良い」
山下俊一(長崎大学医学部教授、福島県立医大 副学長)
医師の間では”日本のメンゲレ”とまで糾弾される存在。

方や長崎、方や広島の原爆被害の研究者。
このキャリアは無言の内に無知な大衆を「原爆の研究者がああ言うのだから」とミスリードするのに最適。

方や札幌医大、方や福島県立医大。両方とも中途半端な公立単科大学。総合大学の様な深い哲学に乏しい。金や売名の為には・・・。

見事なまでの相似性!

福島県立医大は福島を・・・、札幌医大は根室を・・・。
by 憂国人 (2014-05-28 08:36) 

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