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#2668 牧の内⇒太平洋コース: 2nd  May 4, 2014 [85.サイクリング]

  暖かいので牧の内へサイクリング。ミズナラ林の中の残雪はずいぶん後退して量を減らしている。鳥はほとんど鳴かない。行きの風はアゲインスト、帰路はフォローになると期待して走る。牧の内のT字路までいって、いったん300mほど引き返したが気が変わってもどってT字路を右折し、ゴルフ場脇を通り抜けて、ノサップ街道にぶつかるT字路を右折すると友知(トモシリ)の下り坂。ここは1kmの長い坂だからスピードがのる。50kmを少しだけ超えた。下りきると4kmくらい平坦な太平洋沿いの道だ。
 牧の内の舗装は一部分路面状態の悪いところがあり、ところどころ切れて段差があるので、スピードを出して走り抜けるとタイヤを傷める。牧の内ダムへの分岐点の前後が一番ひどい。5cmほど切れている箇所もあり、撥ねるのでタイヤが圧力でひび割れてしまうことがある。だから、継ぎ目はサドルから尻を上げて後輪にかかるショックを小さくするのだが、それでもスピードがでていると衝撃が大きい。
 スピードを上げて走るときは車の通行量が多いが路面がきれいなノサップ街道がいい。でも時速80~100kmくらいで横を車がしょっちゅうすり抜けるので危ないから、路肩の白線沿いに走る。車を運転している人も前方に自転車がいると危険を感じるだろう。根室高校の坂の手前を三人の女性が自転車を押しながら歩いていが、一台の車がクラクションを何度も鳴らしながら追い越していった。かなりしつこいならしかただった、何か不機嫌なことでもあったのかな?他の車はクラクションを鳴らさない。

  根室高校前から牧の内T字路を右折して友知の坂を下り、根室高校正門前まで15kmほどだ。団塊世代が高校生のときに根室高校では体育祭に全校生徒参加のマラソン大会があった。男子は20kmコースだったはずだが、同じコースを走っているつもりが15kmしかないから、友知の坂を上がりきって2.5kmほどノサップ街道を走って折り返したか、牧の内のT字路を2.5km通り過ぎて折り返したかのどちらかだろう。2年生のときに根室では年に一度あるかなしかの気温28度の炎天下・無風の過酷条件下で女子生徒数人が熱射病・脱水症状を起こし意識不明、一人亡くなってしまった。
 当時は水は飲むな、飲んだら走れなくなるといわれていたから、マジメな女子生徒が十人近くも熱射病でゴールしてからバタバタ倒れた。亡くなった生徒は気の毒だった。翌年から体育祭のクラス対抗マラソン大会はなくなった。ヒョロッとした校長先生は左遷されたと噂があったが、翌年かなり強引な体育会系の校長が赴任してきた。しっかり太った人だった。あんまり対照的だったので覚えている。
 全校マラソン大会は復活していいのではないか?市街化地域の2中学校はノサップまでの23km(オホーツク海沿いの道路)を歩きぬく競歩遠足をやっている。体育系ブカツの生徒は走りぬいている。

 家にもどったら向こうから歩いてくる人がいる。二つ上の先輩だった。最後は母校A中学校の校長先生をしておられた。一年ぶりなのでしばらく世間話をした。ちょうど一年前の同じ日に散歩中の先輩に挨拶して家の前で話しをした。
 根高の柔剣道場でわたしが1年生で下手な受身を百回、二百回、三百回と繰り返している横で、面をつけてすり足で鋭い気合の打ち込みをしていた。あの当時は2段だった。ぱっと手を喉元に突き出されたが、あのタイミングとスピードではとても避けきれない。棒切れをもたせたらこちらは赤ん坊同然である。基本に忠実に何千回何万回も鍛錬した技は伊達ではない。
 男子生徒は何か武道を一つは数年間やっておくべきだ。鍛えていれば喧嘩しないですむ。技を磨けば磨くほど、それを使ったときは相手に大怪我をさせるとかヘタをすると殺してしまうと思えば、我慢もできるしよほどのことでも自分を抑えきれるものだ。オレのは「活人剣」だと仰っていた。組んだ瞬間、あるいは竹刀や木刀をもって向き合った瞬間に格の違いはわかるもの、何ももたずともわかることはある、参りました。ebisuはこの先輩には頭が上がらない。

 暇をもてあましサドル調整をやってみた。MTBのサドルを2cmほど下げて、自衛隊の脇を走ってみたらペダルの位置は大丈夫だ。ブレーキテストもしてみたがサドルを下げた分だけ重心が低くなったのか、急ブレーキでも尻をサドルに乗せておけば身体は前側に倒れこむような感覚はなかった。ただ、体重が全部タイヤにかかるので後輪がスリップ気味になるから細かい砂ののった路面は注意しなければならない。光が当たると色のつく眼鏡をかけていったので路面がよく見える。
 ロードレーサもサドルを目一杯上げているので、サドルに尻を乗せたままでは片側の足先しか地面につかない。安定が悪いので、こちらも2cm下げて走ってみた、やはり具合がよい。足先にペダルがかかっている方が足の力が強く伝わるが、2cm下げても足首は自然なままの角度でペダルに力を伝えられる。こちらもこれでいい。納得だ。
 いろいろ試してみるのは楽しい。

 ロードレーサ  21km (累計1710km)
 MTB        7km (累計787km)

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