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#2536 根室の地域医療を守りたい Dec. 20,2013 [30. 地域医療問題]

 雪が舞い降りてきた、夏の「お天気雨」のような感じですぐにやんだ。
 このところ毎月O医院で貧血の検査をして、ビタミンB12と鉄剤の静注をどのくらいのインターバルでやればいいのか主治医が診てくれている。検査結果はまあまあ、異常なしだ。赤血球数も492万あった。
 消化器系ではないが同級生も札幌で9月に手術後、具合のよくないことがあり診てもらっているようだ。健康状態がいいときばかりではない、長い人生のうちには、痛いとか苦しいとかいうときがあるが、そういうときに医療は救いだ。O医院も根室の地域医療を担っている一翼である。

 しかし、地域医療の中核を担っているのは市立根室病院であり、あれこれ書いているのは、このままだと根室の地域医療が崩壊しそうだからである。
 内部のゴタゴタと赤字拡大と二つ大問題を抱えていたのでは、いずれ倒れかねない。
 どういう倒れ方をするかを想像してもらいたい。民間病院への身売りなら、不採算部門は閉鎖、入院施設も大幅縮小になりかねない。夕張市の場合は診療所になってしまった。職員のリストラと、給与の切り下げが生じる。結果が出てからでは遅いのだ。
 もちろんたくさんの患者が行き先を失い困る。市内のほかの医院ではその機能をとても代替できない。
 だから手の打てるうちに適切な手を打つべきで、他人事ではないのだからそういう方向に市議会も経済諸団体も動くべきだとわたしは思う。

 経済諸団体にも住民にも、自分達の町は自分達で守るという気概の希薄なことが町の将来を暗くしている。根室の地域医療は瀬戸際に来ているのだろうと思う。


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*#2535  また常勤医が一人市立根室病院を去った Dec.19, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-12-19

*#2530 病院事業へ外部監査導入も選択肢の一つ  Dec. 15, 2013
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-12-15-1

*#2513 市立根室病院の経営状況について:財政再建特別委は機能しているか?  Nov. 28, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-28

*#2505 根室市 財源不足7億3500万円 Nov.20, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-20

*#2473 市立根室病院を外部の医師はどうみているか? Nov. 1, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-01-1



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