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#2524 本気さ、まったく伝わってこず:釧路市教委(根室市教委は大丈夫か?) Dec. 11, 2013 [64. 教育問題]

  釧路の話ですが、学力問題に関しては根室はもっと状況が深刻です。
 管内別データで見ると釧路よりも根室のほうがすこしよさそうですが、釧路市と根室市を比べると学力に関しては根室のほうがずっと事態が深刻なのです。
 中3の学力テスト総合Cの平均点数から言えることは、根室の市街化地域の3校は釧路市の最低レベルの中学校とほぼ同じということ。
 低学力層に適切な手が打たれていないこと、そして結果の評価が杜撰であることが釧路市教委のこの1年間の取り組み。
 根室市教委はこの冬休みに、総合文化会館で補習をやるようですが、定員はたったの30名です。これでお茶を濁すつもり、みっともないですね。補習が必要な低学力層はおおよそ生徒の35~40%です。市内の中学生だけでも250~300人ほどいます。

(ブログ「情熱空間」には釧路市議会副議長の月田さんのブログ記事が転載されています)


ブログ「情熱空間」より
http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/6994034.html
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2013年12月11日

本気さ、まったく伝わってこず(釧路市教委の学力向上策)

がんばりましたが、結果が出ませんでした。
でも、がんばったんだから、それでいいじゃないですか。


そうした言い分なのでしょうか。学力向上とは必ずしもリンクしない、ぶっちゃけ言ってしまうと、そうした「意味のない数値」の数々を目標値と定め(どこぞの三文学者の趣味の範疇なのでしょうが)、案の定、それをクリアしたとて結果は出せない。ほら、言った通りになったでしょ?そんなバカ(失礼)なことをやっておきながら、「がんばりました」などとは笑止。司令塔がそんなレベルじゃお話になりません。しっかりしろ!はっきり言うよ。あなた方の主張も方法論も手法も、ことごとくずれてんの。そういうことだよ。

指導主事室が、成績下位層の子ども達への対策を講じていない。実はそうした議論すら不存在。(ようするに、下位層の子ども達にまるで意識が向いていないということなのでしょう)馬鹿じゃないの?頭、大丈夫かあんたら?論外。最低。最悪。そうとしか言いようがありません。今すぐに救済に向かわなければならない子ども達。そうした子ども達の存在を無視して、それでいて「基礎学力向上にがんばっています」などとは、ふざけるな!と言いたいものです。ハートがないんだよ。魂がこもっちゃいないんだよ。

鳴り物入りで設置された、基礎学力検証改善委員会って何なんだ?指導主事室って何なんだ?学校に指導するどころか問題の論点すらも絞れない。検証改善とか言いながら、検証すらまともにできない。そんな低レベルな組織など、今すぐ解散してしまえ!

この結果を深刻に受け止めている。

あっそ、あんたの在任中に限りってことだね。言い訳はもう聞き飽きた。能書きはもうけっこう。机上の空論はもうけっこう。夜討ち朝駆け、なりふり構わず突っ走り、ただ結果を出しなさい。本気さが、全く伝わってきません。つーさんのご意見にまったく同感です。

●月田光明ブログ くしろよろしく
第2656回 対策の焦点が合っていない
http://blog.livedoor.jp/gekko946/archives/51745398.html

《引用開始》
総務文教常任委員会の審査。
 午後は、学校教育部でした。

 冒頭、市教委から「平成25年度全国学力・学習状況調査」についての報告。
 調査結果の分析に基づく、改善のポイントが示されました。

 相当大胆に要約すると・・。
 小学校(小6)では、算数A問題だけは全道平均を若干上回ったものの、国語のA,Bまた算数Bで下回り、前回、前々回と比較して全道との差が広がった。

 中学校(中3)では、すべての項目で全道平均を下回り、且つ国語B、数学Aではその差が前回、前々回に比べてさらに拡大した。
 総括指導主事『この結果を深刻に受け止めている』

 さて、一方・・。
 学校の授業以外の一日あたりの勉強時間で「1時間以上」と答えた児童(小)の割合は全道平均よりも高く、同じく「2時間以上」と答えた生徒(中)の割合に至っては、全道、全国を上回っています。

 また、〈学校での学力向上に向けた取組〉について、小学校『学校質問紙調査データ』では、「放課後を利用した学習サポートを週に1回以上行った」を始め11項目中8項目で全道平均を超えています。

 さらに、中学校でも「国語の家庭学習の課題(宿題)をよく与えた」を含む11項目中8項目で全道平均よりも高い数値になっています。

 つまり、釧路市の子ども達も学校も、ともに学力の向上をめざし頑張っている、と。

 が、しかし・・。
 残念ながら結果が出ない。

 報告を受けて質問しました。
 「日々の授業改善と望ましい生活・学習習慣の確立に取り組んで成果を上げたいとのことだが、焦点の当て方、視点の置き所が曖昧なのではないか。下位層にある子どもたちの『分かる』『できる』を増やすための新しい具体的な取り組みが必要と考える。今回の結果報告書には、そう言った記述が欠落している。市教委において、また基礎学力検証改善委員会において、そのような議論は行われていないのか」(趣意)。

 総括指導主事『そのような視点での分析、議論はありません』

 実は、先の「基礎学力向上フォーラム2013」の中で、学力下位層に係るデータが示されました(吉田洋一氏の基調講演)。
 全国テストにおける下位25%以内の割合です。

            釧路管内   全道      全国    秋田
 小学校国語A     27.8    26.4   23.1     9.9
 小学校国語B     24.4    23.6   20.1    10.2
 小学校算数A     27.3    28.1   23.7    14.2
 小学校算数B     35.9    33.4   27.4    15.9
 中学校国語A     28.9    25.5   24.7    13.6 
 中学校国語B     30.2    26.1   23.8    14.2
 中学校数学A     31.9    27.7   24.7    17.3
 中学校数学B     35.4    30.8   27.0    16.9

 上記のように、学力に「大きな課題のある子」が釧路地域はあまりに多いのです。
 学力問題の最大のポイントと言っていいと思います。


 それなのに、相も変わらず「まずは家庭における望ましい学習習慣の確立」と一律なアプローチを繰り返す釧路市教委。
 本気さが、全く伝わってきません。

 長期休業中の補充的学習サポート、家庭学習の質等について聞いた後、授業時数増の問題をさいたま市の事例を紹介しながら質問。
 教育指導参事は『検討すべき課題だと認識している』と答弁。

 この点だけは、少し噛み合った感触がありました。
 なので引き続き、12日の市長総括で林新教育長にぶつけたいと思います。
《引用終了》

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ZAPPER

本当に、驚くほどに仕事ができません。民主・共産・社民のアイドル的存在である、実は中身空っぽの鰯の頭みたいな三文学者をブレーンの頭に据えていて、政策はいつもそこへ丸投げ。当然、まともなものなどできるはずもありません。

信念がありません。志がありません。使命感がありません。情熱がありません。実に情けないです。
by ZAPPER (2013-12-12 12:29) 

ebisu

釧路も根室も、教育行政には人材が枯渇しているようですね。
つい最近とりあげていた学校ホームページの問題も原因は同じでしょう。

「三文学者」さんは大企業なら係長どまりの人材です。ひどい仕事をしています。
依頼するほうもするほうです、教育行政に人材が枯渇しているなら、「釧路の教育を考える会」に丸投げされたらどうですか?
by ebisu (2013-12-12 22:31) 

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