#2515 根室市立柏陵中学校 家庭学習担任制度導入 Nov. 30, 2013 [64. 教育問題]
市街化地域で一番学力低下現象の激しい中学校である。資料を整理していたら2,007年8月中3実施の学力テストデータが出てきて、見たら平均点が165点(五科目300点満点)だった。たまたまこのときの学年が優秀だったのかもしれない。記憶にあるかぎりではこの学校の学力テストの平均点は140点台が多く、市街化地域の3校の中では学力が一番高かった。
さて、今年の3年生の平均点推移は次のようになっている。
4月実施学力テスト 100.8
学力テスト総合A 110.5
学力テスト総合B 109.0
学力テスト総合C 102.9
(末尾に釧路の中学校の昨年度の学力テスト総合Cの五科目平均点一覧表を載せておいたので見てください。最下位校の鳥取西中学校(117点)よりも平均点が下です。)
6年前とは同じ学校とは信じられない点数にあらためて6年の歳月の大きさを知る。
ある施策を実施した場合に、それを検証するにはテストデータを使うのがあたりまえの方法だろうが、こうして並べてみても学力テストの平均点に有意な差はちっとも認めることができない。
たった6年間で300点満点で60点も平均点が下がったのだが、兆候は5年前にはじまっていた。3クラスの内の1クラスが騒がしくて授業中先生の声が聞こえないことが度重なっていたのである。クラス別の平均点を比べてさもありなんとその影響の大きさに驚いた記憶がある。たった三人ほどの生徒が騒がしいだけで授業は壊れることもある。
4月に赴任してきた現校長は驚いたのだろう。新聞によればどうやら提案は教頭のようだが、学校は6月から家庭学習担任制度を導入、家庭学習時間ゼロが25%あったのが半減したと新聞記事に書いてある、しかし学力テストの点数を見る限り、効果はまだ表れていない。
5ヶ月間継続して、学力テストの平均点にまったく効果が表れないということは、この方法だけでは効果が薄いことを表しているのではないだろうか?
つまりこういうことだ。成績上位層には宿題プリントは初歩的すぎて迷惑、そして成績下位層は独力で宿題を解けないから答を写す作業になっている。目の前の生徒を見ていたら分かりそうなものだから、これは直接教えている先生たちの発想ではあるまい。学校管理職の発想にみえる。施策は徹底的に個別的具体的であれということ、一筋縄ではいかない。
塾を開いて11年間生徒を間に挟んで学校のやることを見聞きしてきたが、どういうわけか学校の対策はあまり手間のかからない方法(プリント配布)へと流れがちで、正面から根室の子ども達の学力危機と戦おうという気迫が見えない。
成績下位層の救済にはじつの手間がかかるものだから、徹底的に手間をかけるべきではないのか?
国・数・英の3科目だけは、学力テストの平均点が4割以下の成績下位層の生徒に週に2日ブカツを休ませて放課後補習をすべきではないのか?
成績下位層の生徒に家庭学習をしろといっても、どうやっていいのか分からない生徒が多いだろう。教えてやらないとできないと考えるべきだ。わかるまでトコトン教えてやると本気で取り組まないと生徒の心を動かすことはできない。
ニムオロ塾では成績下位層の生徒達には個別補習をしているが、学校が配布したプリント問題を独力で半分解ける生徒は下位層にはいないから、その都度質問を受け付け、解説している。だが、家庭学習習慣がないことがおおきな障害になっている。家で復習してこない生徒が多いので、なかなか成績が上がらない。
でも、いつかは変る、それは今日かもしれないし、今日がダメなら明日かもしれない。待っていたらあるときから劇的に変り、成績を上げた生徒が何人もいた。この子もそういう生徒かも知れぬ、だからあきらめない。こどもたちの成長力は何かをきっかけに突然現れ、威力を発揮するものだ。
成績下位層の生徒達に学校でも放課後補習を半年もやってくれたら、それをきっかけに大きく成長する生徒が何人も出るだろう。仕事は正直に誠実に、渾身の力でやろう。
企業経営者(役員クラス)なら、業績(生徒の学力)をあげるために、具体的な戦略を策定して説明し、社員にきつい要求をしなければいけないことがある。そういうときには毅然とやるべきことを示しやらせることになる。その代わり業績が上がれば給与をアップしたり賞与をたくさんあげることを約束できる。戦略やそれに基く戦術が不適切なら成果は上がらず社員の信頼を失う。そういうリスクと緊張感の下に年次計画を編成し、決算(学力テストの平均点)によって結果の検証を数値で行う。
学校経営にはそういう仕組みが無いので、効果のない政策を掲げて「やったふり」、アリバイづくりが横行しがちだ。
要点は簡単である。具体的な戦略を策定することと、それを実行可能な戦術に落とし、やらせること。そして手間を惜しまず、仕事は基礎基本に忠実に、誠実に渾身の力でやるということだ。
この中学校の先生たちの名誉のために書いておくが、最近、放課後補習あるいは土日補習につきあってくれる先生が少人数だがあらわれはじめた。家庭学習担任制で十人ばかりの生徒と密に接触し始めたことが契機になって、現場が変り始めているのかもしれない。
肝心なことは生徒に教えている先生たちが本気になるかならないかだ。マジになったらやるべきことが見えてくる。ブカツよりも学習が優先、放課後補習という当たり前のことを当たり前にやるだけだから。
ブログ「情熱空間」より転載
http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/6960387.html
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さて、今年の3年生の平均点推移は次のようになっている。
4月実施学力テスト 100.8
学力テスト総合A 110.5
学力テスト総合B 109.0
学力テスト総合C 102.9
(末尾に釧路の中学校の昨年度の学力テスト総合Cの五科目平均点一覧表を載せておいたので見てください。最下位校の鳥取西中学校(117点)よりも平均点が下です。)
6年前とは同じ学校とは信じられない点数にあらためて6年の歳月の大きさを知る。
ある施策を実施した場合に、それを検証するにはテストデータを使うのがあたりまえの方法だろうが、こうして並べてみても学力テストの平均点に有意な差はちっとも認めることができない。
たった6年間で300点満点で60点も平均点が下がったのだが、兆候は5年前にはじまっていた。3クラスの内の1クラスが騒がしくて授業中先生の声が聞こえないことが度重なっていたのである。クラス別の平均点を比べてさもありなんとその影響の大きさに驚いた記憶がある。たった三人ほどの生徒が騒がしいだけで授業は壊れることもある。
4月に赴任してきた現校長は驚いたのだろう。新聞によればどうやら提案は教頭のようだが、学校は6月から家庭学習担任制度を導入、家庭学習時間ゼロが25%あったのが半減したと新聞記事に書いてある、しかし学力テストの点数を見る限り、効果はまだ表れていない。
5ヶ月間継続して、学力テストの平均点にまったく効果が表れないということは、この方法だけでは効果が薄いことを表しているのではないだろうか?
つまりこういうことだ。成績上位層には宿題プリントは初歩的すぎて迷惑、そして成績下位層は独力で宿題を解けないから答を写す作業になっている。目の前の生徒を見ていたら分かりそうなものだから、これは直接教えている先生たちの発想ではあるまい。学校管理職の発想にみえる。施策は徹底的に個別的具体的であれということ、一筋縄ではいかない。
塾を開いて11年間生徒を間に挟んで学校のやることを見聞きしてきたが、どういうわけか学校の対策はあまり手間のかからない方法(プリント配布)へと流れがちで、正面から根室の子ども達の学力危機と戦おうという気迫が見えない。
成績下位層の救済にはじつの手間がかかるものだから、徹底的に手間をかけるべきではないのか?
国・数・英の3科目だけは、学力テストの平均点が4割以下の成績下位層の生徒に週に2日ブカツを休ませて放課後補習をすべきではないのか?
成績下位層の生徒に家庭学習をしろといっても、どうやっていいのか分からない生徒が多いだろう。教えてやらないとできないと考えるべきだ。わかるまでトコトン教えてやると本気で取り組まないと生徒の心を動かすことはできない。
ニムオロ塾では成績下位層の生徒達には個別補習をしているが、学校が配布したプリント問題を独力で半分解ける生徒は下位層にはいないから、その都度質問を受け付け、解説している。だが、家庭学習習慣がないことがおおきな障害になっている。家で復習してこない生徒が多いので、なかなか成績が上がらない。
でも、いつかは変る、それは今日かもしれないし、今日がダメなら明日かもしれない。待っていたらあるときから劇的に変り、成績を上げた生徒が何人もいた。この子もそういう生徒かも知れぬ、だからあきらめない。こどもたちの成長力は何かをきっかけに突然現れ、威力を発揮するものだ。
成績下位層の生徒達に学校でも放課後補習を半年もやってくれたら、それをきっかけに大きく成長する生徒が何人も出るだろう。仕事は正直に誠実に、渾身の力でやろう。
企業経営者(役員クラス)なら、業績(生徒の学力)をあげるために、具体的な戦略を策定して説明し、社員にきつい要求をしなければいけないことがある。そういうときには毅然とやるべきことを示しやらせることになる。その代わり業績が上がれば給与をアップしたり賞与をたくさんあげることを約束できる。戦略やそれに基く戦術が不適切なら成果は上がらず社員の信頼を失う。そういうリスクと緊張感の下に年次計画を編成し、決算(学力テストの平均点)によって結果の検証を数値で行う。
学校経営にはそういう仕組みが無いので、効果のない政策を掲げて「やったふり」、アリバイづくりが横行しがちだ。
要点は簡単である。具体的な戦略を策定することと、それを実行可能な戦術に落とし、やらせること。そして手間を惜しまず、仕事は基礎基本に忠実に、誠実に渾身の力でやるということだ。
この中学校の先生たちの名誉のために書いておくが、最近、放課後補習あるいは土日補習につきあってくれる先生が少人数だがあらわれはじめた。家庭学習担任制で十人ばかりの生徒と密に接触し始めたことが契機になって、現場が変り始めているのかもしれない。
肝心なことは生徒に教えている先生たちが本気になるかならないかだ。マジになったらやるべきことが見えてくる。ブカツよりも学習が優先、放課後補習という当たり前のことを当たり前にやるだけだから。
ブログ「情熱空間」より転載
http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/6960387.html
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2013年11月28日
家庭学習 徐々に浸透(読売新聞「学力危機」)
教育は家庭の教えで芽を出し、学校の教えで花が咲く。
まさに名言だと思います。そうした教育長(壮瞥町)がいらっしゃる地域の未来は明るいですね!さて、本日(2013.11.28)の読売新聞は学力危機から。いつも思うのですが、本当に取材のレベルが高くて感心しきりであります。対する道民新聞は、一体いつになったら…。
結果を出している学校の取り組みが紹介されていますが、根室市立柏陵中のケースには思わず唸ってしまいました。家庭学習の担任制。全校生徒211人を教諭18人で分担、個別に指導。こりゃすごいですね!教師1人が11~12人の宿題をチェック。おみごとですね、その人数であればさほど負担にはならないだろうし、何よりも担任制という着眼点がすばらしい。その結果、「家庭学習ゼロ」の子が25%から13.7%へ減少。うーん、おみごと。(でもしかし、お次は結果ですね。これで結果を出せて、それではじめて賞賛に値するものでしょう。ちょっとばかり厳しいけれど)
我が市教委には、今日のこの記事を熟読していただきたいと思います。基礎学力保障条例が施行されたのに、夏冬休みに補習(補充的学習サポート)を行っているのに、釧路市独自の学力試験を実施しているのに、退職校長を補習部隊要員として投入しているのに、お抱え顧問の先生様の提言とやらを実行しているのに、基礎学力検証委員会とやらも編成したのに、世論も盛り上がり、予算を組んでお金を投入しているのに、教育推進計画も策定したのに、学力向上を宣言してもう何年目かになるのに、それなのに学力向上を果たせないどころか、反対に下がっている。それってつまりこういうこと。努力の方向性が間違っている。記事をよーくお読み下さい。
お金がなくてもできることばかりですよ。千歳市はノウハウの共有、そのデータベース化と家庭との連携強化。根室市立柏陵中はプラスアルファの労力の分担とルールの明示。壮瞥町は教育長のトップダウン。いずれもお金がかかるようなものじゃありませんよね?(かかったとしてもわずかでしょう)誌面から、「本気」と「善意」が伝わってきます。学力向上のためには予算確保ありき。その甘えた考え、それを捨てるべきだって、私は思いますけれどね。
金じゃないんだよ。何とかするのは情熱なんだよ。まず情熱ありき。結果は、本気の度合いの差。そういうことです。
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*#2511 ブカツ指導について:何を目標とするのか? Nov. 24, 2013
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-24-1
#2093 教員の質向上はどうやる?⇒ "Educating educators" Sep. 25, 2012
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-09-25-1
にほんブログ村
今年のデータがないので、昨年度の釧路の中学校の学力テスト総合Cの科目別点数一覧表を添付します。
「釧路教育活性化会議」資料
http://www.kitamon.com/cpek/datas/121215c.shtml
2012年11月実施 総合C学力テスト
まさに名言だと思います。そうした教育長(壮瞥町)がいらっしゃる地域の未来は明るいですね!さて、本日(2013.11.28)の読売新聞は学力危機から。いつも思うのですが、本当に取材のレベルが高くて感心しきりであります。対する道民新聞は、一体いつになったら…。
結果を出している学校の取り組みが紹介されていますが、根室市立柏陵中のケースには思わず唸ってしまいました。家庭学習の担任制。全校生徒211人を教諭18人で分担、個別に指導。こりゃすごいですね!教師1人が11~12人の宿題をチェック。おみごとですね、その人数であればさほど負担にはならないだろうし、何よりも担任制という着眼点がすばらしい。その結果、「家庭学習ゼロ」の子が25%から13.7%へ減少。うーん、おみごと。(でもしかし、お次は結果ですね。これで結果を出せて、それではじめて賞賛に値するものでしょう。ちょっとばかり厳しいけれど)
我が市教委には、今日のこの記事を熟読していただきたいと思います。基礎学力保障条例が施行されたのに、夏冬休みに補習(補充的学習サポート)を行っているのに、釧路市独自の学力試験を実施しているのに、退職校長を補習部隊要員として投入しているのに、お抱え顧問の先生様の提言とやらを実行しているのに、基礎学力検証委員会とやらも編成したのに、世論も盛り上がり、予算を組んでお金を投入しているのに、教育推進計画も策定したのに、学力向上を宣言してもう何年目かになるのに、それなのに学力向上を果たせないどころか、反対に下がっている。それってつまりこういうこと。努力の方向性が間違っている。記事をよーくお読み下さい。
お金がなくてもできることばかりですよ。千歳市はノウハウの共有、そのデータベース化と家庭との連携強化。根室市立柏陵中はプラスアルファの労力の分担とルールの明示。壮瞥町は教育長のトップダウン。いずれもお金がかかるようなものじゃありませんよね?(かかったとしてもわずかでしょう)誌面から、「本気」と「善意」が伝わってきます。学力向上のためには予算確保ありき。その甘えた考え、それを捨てるべきだって、私は思いますけれどね。
金じゃないんだよ。何とかするのは情熱なんだよ。まず情熱ありき。結果は、本気の度合いの差。そういうことです。
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*#2511 ブカツ指導について:何を目標とするのか? Nov. 24, 2013
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-24-1
#2093 教員の質向上はどうやる?⇒ "Educating educators" Sep. 25, 2012
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-09-25-1
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今年のデータがないので、昨年度の釧路の中学校の学力テスト総合Cの科目別点数一覧表を添付します。
「釧路教育活性化会議」資料
http://www.kitamon.com/cpek/datas/121215c.shtml
2012年11月実施 総合C学力テスト
釧路市内中学校平均点
中学校 | 国語 | 数学 | 社会 | 理科 | 英語 | 合計 |
附属 | 38.6 | 40.1 | 40.8 | 39.3 | 39.3 | 198.6 |
阿寒 | 39.6 | 29.4 | 29.6 | 28.6 | 28.7 | 155.9 |
春採 | 32.7 | 25.3 | 31.4 | 26.9 | 27.3 | 143.9 |
鳥取 | 32.0 | 26.0 | 31.1 | 27.8 | 23.2 | 140.1 |
景雲 | 32.7 | 26.8 | 26.1 | 27.2 | 26.5 | 139.5 |
遠矢 | 35.5 | 25.4 | 33.4 | 23.6 | 20.4 | 139.3 |
富原 | 34.8 | 24.8 | 31.8 | 26.4 | 20.7 | 138.4 |
幣舞 | 32.6 | 24.2 | 28.6 | 24.8 | 24.1 | 135.0 |
青陵 | 32.3 | 23.1 | 30.0 | 25.7 | 22.7 | 133.7 |
北 | 33.0 | 26.1 | 30.8 | 21.9 | 21.5 | 133.3 |
大楽毛 | 32.9 | 22.2 | 30.6 | 23.4 | 21.9 | 131.0 |
美原 | 34.0 | 28.4 | 23.0 | 22.7 | 22.5 | 130.6 |
桜ヶ丘 | 31.2 | 20.2 | 29.9 | 25.7 | 21.3 | 128.3 |
共栄 | 28.8 | 25.3 | 28.8 | 24.3 | 20.5 | 127.8 |
別保 | 30.2 | 22.5 | 27.4 | 22.6 | 23.7 | 126.4 |
鳥取西 | 31.7 | 20.2 | 25.1 | 21.8 | 19.2 | 117.4 |
2013-11-30 11:46
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一昨日の学力向上フォーラム、元北海道教育長・吉田洋一さんの基調講演から。
北斗市立浜分小学校(生徒数960人)の取り組み。共通理解を図って組織的な取り組みを推進。学習内容の定着に向けた具体的な取り組みを推進。
その結果、平成24年全国調査結果では「全項目全道平均以下」だったものが、平成25年度全国調査では「全項目全国平均以上」を達成したそうです。
ちゃんとやったなら、ちゃんとした結果が出るということですね。ポーズで終わることなく、ちゃんとした結果を出すこと。底にこだわり続けていただきたいと思います。
by ZAPPER (2013-12-02 15:48)
ZAPPERさんへ
柏陵中学校の試みについては、さもありなんという実態や、それとは真逆の放課後(土曜)補習へと踏み出してくれる先生が出だしたといういい話が伝わってきています。
新しい試みの実態がどうなのかは人によって評価が分かれるでしょう。
でも結果は厳正なものです。数値で結果を検証するということは民間会社では決算や売上高や利益率という数値でその年、その月の業績を評価することに該当します。
学力テストの平均点の変化となって現れない限りは効果なしです。
謙虚に反省し、次の半年へさらに改善された案、あるいは別な試み(成績下位層の生徒に週に2日ブカツ停止し放課後補習)をすべきでしょう。そして結果を数値で検証すべきです。
当たり前のことを当たり前にやる、それがすべて仕事の基本です。
柏陵中学校の先生たち、期待していますよ。
(ソネットさん、認証コードが読みやすくなりました。色を変えたからですね。判読できないケースが他のブログにコメントするときにありました。これも改善の一つです。)
by ebisu (2013-12-03 10:18)