#2514 小学校と中学校はノート指導の徹底を! Nov. 30, 2013 [64. 教育問題]
ノートをとらない生徒、いや、ノートをとれない中学生が増えている。そして書くスピードが遅い生徒が増えている。その中には、日本語語彙が貧弱な生徒が重なっている。
例外はもちろんあるが、大雑把なことをいうと、できる生徒は書くスピードが速い、そして日本語語彙が豊かだ。国語のできる生徒(学力テストで90点付近)は読書週間があり、同年代の他の生徒に比べて圧倒的に大量の読書をしている。
いま中学校では数学のプリント授業が増えており、板書をノートに書き写さなくてよい。生徒に分厚い数学のプリントファイルをもたせている学校もある。以前はなかった現象が広がりつつあるのを感じている。
教科書を使わないから、成績下位層の生徒は教科書のどこをやっているのかすらわかっておらず、教科書を読んで復習することができない。教科書不在の授業は復習が必要な成績中・下位層に弊害があることがおわかりだろう。成績上位層は予習中心の学習をしているが、10%程度しかいないだろう。教科書は予習に使っても復習に使ってもすぐれた教材なのである。
ブログ「情熱空間」が読売新聞記事「学力危機」をとりあげているので転載する。
http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/6960328.html
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例外はもちろんあるが、大雑把なことをいうと、できる生徒は書くスピードが速い、そして日本語語彙が豊かだ。国語のできる生徒(学力テストで90点付近)は読書週間があり、同年代の他の生徒に比べて圧倒的に大量の読書をしている。
いま中学校では数学のプリント授業が増えており、板書をノートに書き写さなくてよい。生徒に分厚い数学のプリントファイルをもたせている学校もある。以前はなかった現象が広がりつつあるのを感じている。
教科書を使わないから、成績下位層の生徒は教科書のどこをやっているのかすらわかっておらず、教科書を読んで復習することができない。教科書不在の授業は復習が必要な成績中・下位層に弊害があることがおわかりだろう。成績上位層は予習中心の学習をしているが、10%程度しかいないだろう。教科書は予習に使っても復習に使ってもすぐれた教材なのである。
ブログ「情熱空間」が読売新聞記事「学力危機」をとりあげているので転載する。
http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/6960328.html
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2013年11月28日
地域格差 工夫で解消(読売新聞「学力危機」)
昨日(2013.11.27)の読売新聞、学力危機から。
学校改善の手法を学校側や教育委員会が検証することは不可欠だ。
ノート指導といった実績のある取り組みは積極的に行うべき。
地域の格差は教員のやる気の差と自覚すべきだ。
地域の格差は教員のやる気の差。直球ど真ん中の剛速球ですね!まるでかすってもいないことを延々と語ってらっしゃる某大学教授に、百万遍読んでいただきたい、まことに筋の通ったご意見です。子どもの学習指導って何も難しいことなんかなくて、「不易流行」の言葉の通り、変えるべきは変え、変えてはいけないものは変えない。ただそれだけだって思うんですよ。ノート指導はその最たるものでしょう。時代は変われど、ノート指導は普遍的な意味を持っている。教科書を用いた授業も然り、板書もまた然りです。
それなのに、問題解決学習に代表される「奇をてらったもの」にすぐに飛びついてしまう。そして、結果を出せないどころか、「なぜ、一向に改善されないのかが分からない…」などとのたまう(失礼)。それって単に、「不易流行」に反しているからですよ。変えてはいけないものまで変えてしまったからですよ。だからこうなった。理由はいたってシンプルです。
注目したのはこの数字、「ノート指導をよく行った学校」です。道平均で54.5%とのことですが、何かにつけ自己評価が甘くなるのが北海道の常ですから(笑)、それを勘案してこう判断すべきものでしょう。北海道の義務教育現場では、ノート指導なるものが大変に軽視されている。(日高では、ノート指導がほとんどなされていないと判断すべきでしょう)「不易流行」の言葉の意味を、よくよくお考えいただきたいと思います。
でもしかし。
地域の格差は教員のやる気の差と自覚すべきだ。
この一言、すごいですねホントに。驚きました。元北海道教育大学長の村山先生がそうおっしゃると、普通の人が同じことを言った100倍の重みがあります。(^∀^)
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こちらも併せてお読みください。
「書く習慣」定着急務(読売新聞「学力危機」から)http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/6960303.html
学校改善の手法を学校側や教育委員会が検証することは不可欠だ。
ノート指導といった実績のある取り組みは積極的に行うべき。
地域の格差は教員のやる気の差と自覚すべきだ。
地域の格差は教員のやる気の差。直球ど真ん中の剛速球ですね!まるでかすってもいないことを延々と語ってらっしゃる某大学教授に、百万遍読んでいただきたい、まことに筋の通ったご意見です。子どもの学習指導って何も難しいことなんかなくて、「不易流行」の言葉の通り、変えるべきは変え、変えてはいけないものは変えない。ただそれだけだって思うんですよ。ノート指導はその最たるものでしょう。時代は変われど、ノート指導は普遍的な意味を持っている。教科書を用いた授業も然り、板書もまた然りです。
それなのに、問題解決学習に代表される「奇をてらったもの」にすぐに飛びついてしまう。そして、結果を出せないどころか、「なぜ、一向に改善されないのかが分からない…」などとのたまう(失礼)。それって単に、「不易流行」に反しているからですよ。変えてはいけないものまで変えてしまったからですよ。だからこうなった。理由はいたってシンプルです。
注目したのはこの数字、「ノート指導をよく行った学校」です。道平均で54.5%とのことですが、何かにつけ自己評価が甘くなるのが北海道の常ですから(笑)、それを勘案してこう判断すべきものでしょう。北海道の義務教育現場では、ノート指導なるものが大変に軽視されている。(日高では、ノート指導がほとんどなされていないと判断すべきでしょう)「不易流行」の言葉の意味を、よくよくお考えいただきたいと思います。
でもしかし。
地域の格差は教員のやる気の差と自覚すべきだ。
この一言、すごいですねホントに。驚きました。元北海道教育大学長の村山先生がそうおっしゃると、普通の人が同じことを言った100倍の重みがあります。(^∀^)
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こちらも併せてお読みください。
「書く習慣」定着急務(読売新聞「学力危機」から)http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/6960303.html
#2093 教員の質向上はどうやる?⇒ "Educating educators" Sep. 25, 2012
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-09-25-1
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2013-11-30 11:22
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