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#2483 ⑧都道府県別・偏差値ランキング表(小・中対比)  Nov. 8, 2013  [69.H25全国学力テスト・データ分析]

 高知県のように小中で順位が36位も変動する地域があるので、順位の変動に注目してもらいたい。どこかに問題があるはずだ。文科省や都道府県教委が提供してくれた資料を読み解く際のガイドとして使ってもらえることを期待している。利用の便を考えていろいろなタイプの表を提供する。


  北海道についてだけいうと、全国レベルの物差しで小学校は偏差値36.4(下位8.7%)、中学校は偏差値45.1(下位31.2%)である。まとめて分析しようと思うが、競争がない北海道は他地域に比べて学力が著しく低くなる傾向は否めない。適度な競争条件がないと生徒の学力は伸びないことを偏差値データが例証しているようにみえる。

* 一番左端の欄が小学校の順位で、次の欄が中学校の順位である。表は中学校の順位を優先して並べてある。

 <小中対比 偏差値順位表>
小学校中学校
11秋田県81.674.8
22福井県70.972.3
33石川県67.662.2
344岐阜県44.159.8
95富山県57.059.6
396群馬県41.756.2
437静岡県39.855.9
48青森県64.855.3
139山口県53.755.2
810東京都57.555.2
1511鳥取県53.255.1
512広島県61.654.3
1813奈良県51.554.2
614香川県60.753.9
3015愛知県46.953.5
1716茨城県51.853.3
1917兵庫県51.353.3
2518山形県48.753.2
719京都府59.951.6
2720神奈川県47.751.6
1421愛媛県53.751.5
3522栃木県43.851.1
4423島根県38.350.8
3724宮城県42.650.2
2025熊本県50.550.0
2626埼玉県47.949.9
2927徳島県47.549.1
2228千葉県49.849.0
2829宮崎県47.548.1
4130山梨県41.447.8
3831長崎県42.347.6
4032岡山県41.746.5
4633滋賀県36.346.5
1034新潟県56.646.4
1135岩手県54.245.7
1636長野県52.545.3
4537北海道36.445.1
2438大分県49.344.8
3339福島県44.944.4
2340福岡県49.644.4
4241三重県40.243.6
3642和歌山県43.842.5
3143佐賀県46.242.4
2144鹿児島県50.340.9
3245大阪府45.236.9
1246高知県53.934.5
4747沖縄県32.014.4



 元データは47都道府県の平均正答数だから、「47個×4科目」だけ。したがって、ばらつきが少し大きくなる傾向は否めない。正規分布を外れるデータが一つ二つ混ざると、それらのデータは±3σを外れることになる。
 都道府県別偏差値の分布をみると、

 小学校: 32.0~81.6
 中学校: 14.4~74.8

 通常の偏差値は全受験者の個別データを用いて計算されるので、本データとは性格が異なる。数万から数十万のデータを用いて計算される偏差値との性格の違いがあるということだ。
 統計に不慣れな人のためにもうすこし事情を具体的に説明すると、47個のデータが理想的な形で正規分布していないことが予測できる。イレギュラーなデータが一つあるとその影響が偏差値の分布に出てしまうのである。小学校の都道府県別データでいうと秋田県の81.6、中学校のデータでいうと沖縄県の14.4がそうしたデータに該当する。47個のデータが±3σの範囲から外れてしまう。この範囲を外れるデータの出現確率は0.0013だから、データ1000個に一つの割合となるから、47個のサンプルデータでは出現しないはずのものである。これはサンプル数が少ないためだから、そのように諒解いただきたい。都道府県別に分析する限り、データ数は47個とならざるを得ない。
  偏差値による本データ分析の意味するところは、都道府県単位で正答数の標準偏差値を計算してそれを尺度に全道14支庁管内別データ比較をすることにあり、その限りでは統計学的に正しい方法といいうる。都道府県単位の全国データの尺度基準で、14支庁管内それぞれがどのような位置にあるのかが明らかになる。こういうデータが明らかになったことは、ebisuの知る限りではいままでにない。それぞれの地域で学ぶ道産子が、自分達の学力を全国基準で測度できるということは今後の勉学に大いに役に立つ、いや役立ててほしい。高校生になって全国模試で自分の位置を知ったのでは偏差値65以下(96.6%)の生徒は手遅れである。
 首都圏のトップレベルの生徒達は小学校4年生から、生活習慣を受験用に切り替え、予習中心のハイスピード・難問題トレーニングをしているのである。高校生になってから追いつけるのは、スタートが遅れても追いつける馬力をもつ偏差値65以上の極小数の生徒達だけ。スタートを早く切れば偏差値60以上の受験戦争のフィールドで本来戦える生徒達のほとんどが偏差値50前後の大学へ進学することになっている。道産子の一人であるわたしはこうした現状も変えたいと願っている。


 いろいろ工夫してみたが、これ(都道府県別偏差値)もひとつの目安にすぎないことがわかる。限定的だが、使えば使えるという程度のモノ。学校別のデータがあると、問題にならぬほど、いい偏差値データが計算できる。それはかなわぬ夢。


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■ 【全国47都道府県別・偏差値ランキング表】

#2482 (小学校)
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-08-2

#2476 (中学校)
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-06-1

#2483 (小・中対比)
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-08-3


■ 【全道14支庁管内・偏差値ランキング表】

#2485 (小・中対比)
 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-09


■ 【全道14支庁管内別・科目別・偏差値表】

#2484
 (小・中対比)
 http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-08-4

#2480 前半
 (中学校)
 http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-08

#2481 後半
 (中学校)
 http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-08-1



■ 【計算過程の開示】

#2476 (都道府県別基本統計量)
 http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-06-1

#2478
 (管内別基本統計量)
 http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-07-1

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 #2479 ④偏差値!衝撃の結果:宗谷・日高・釧路・根室・十勝・石狩 Nov.7 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-07-2

 #2478 ③14支庁管内別偏差値の計算:根室管内計算能力は下位3.6%  Nov. 7, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-07-1

 #2475 全国学力テストデータ根室管内版の解説(1) Nov. 6, 2013
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-06

 #2456 市町村別学テ情報公開解禁へ(読売新聞)  Oct.21, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-10-21

 #2464 道教委リーフレット:生活習慣を改善し学力アップ(2) Oct. 26, 2013
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-10-25-2

*生活時間割の帯グラフが貼り付けてありますので、ご覧ください。
「あっぱれ道教委!(道教委の支援冊子)③」 ブログ「情熱空間より
http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/6896333.html


#2462 道教委リーフレット:生活習慣を改善し学力アップ(1):  Oct. 24, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-10-24-1


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