#2481 ⑥全道14支庁管内別・科目別・偏差値(中学校) Nov. 8, 2013 [69.H25全国学力テスト・データ分析]
#2480の後半部の表を掲載する。8~14位
(中学校の偏差値)
<訂正>11月8日午前10時40分
数学Aの設問数が35ではなく36であることが、再チェックの際に判明、よって訂正した。
元データは文科省が公表した47都道府県の平均正答数と北海道教育委員会が公表した「管内版」に載っている管内別平均正答率である。元になる都道府県別偏差値算出の元データ数は、「47個×4科目」だけ。
したがって、ばらつきが少し大きくなる傾向は否めない。正規分布を外れるデータが一つ二つ混ざると、それらのデータは±3σを外れることになる。 都道府県別偏差値の分布をみると、 小学校: 32.0~81.6 中学校: 14.4~74.8 通常の偏差値は全受験者の個別データを用いて計算されるので、本データとは性格が異なる。数万から数十万のデータを用いて計算される偏差値との性格の違いがあるということだ。
統計に不慣れな人のためにもうすこし事情を具体的に説明すると、47個のデータが理想的な形で正規分布していないことが予測できる。イレギュラーなデータが一つあるとその影響が偏差値の分布に出てしまうのである。小学校の都道府県別データでいうと秋田県の81.6、中学校のデータでいうと沖縄県の14.4がそうしたデータに該当する。47個のデータが±3σの範囲から外れてしまう。この範囲を外れるデータの出現確率は0.0013だから、データ1000個に一つの割合となるから、47個のサンプルデータでは出現しないはずのものである。これはサンプル数が少ないためだから、そのように諒解いただきたい。都道府県別に分析する限り、データ数は47個とならざるを得ない。
偏差値による本データ分析の意味するところは、都道府県単位で正答数の標準偏差値を計算してそれを尺度に全道14支庁管内別データ比較をすることにあり、その限りでは統計学的に正しい方法といいうる。
都道府県単位の全国データの尺度基準で、14支庁管内それぞれがどのような位置にあるのかが明らかになる。こういうデータが明らかになったことは、ebisuの知る限りではいままでにない。
それぞれの地域で学ぶ道産子が、自分達の学力を全国基準で測度できるということは今後の勉学に大いに役に立つ、いや役立ててほしい。
高校生になって全国模試で自分の位置を知ったのでは偏差値65以下(96.6%)の生徒は手遅れである。 首都圏のトップレベルの生徒達は小学校4年生から、生活習慣を受験用に切り替え、予習中心のハイスピード・難問題トレーニングをしているのである。
高校生になってから追いつけるのは、スタートが遅れてもそれをものともしない馬力をもつ偏差値65以上の極小数の生徒達だけ。スタートを早く切れば偏差値60以上の受験戦争のフィールドで本来戦える生徒達のほとんどが偏差値50前後の大学へ進学することになっている。これを「惨状」と呼ばずしてなんと言おう。
道産子の一人であるわたしはこうした現状も変えたいと願っている。道産子(ニムオロっ子)による道産子(ニムオロっ子)の意識改革のための情報発信、それが「ニムオロ塾」の役割。
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■ 【全国47都道府県別・偏差値ランキング表】
#2482 (小学校)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-08-2
#2476 (中学校)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-06-1
#2483 (小・中対比)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-08-3
■ 【全道14支庁管内・偏差値ランキング表】
#2485 (小・中対比)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-09
■ 【全道14支庁管内別・科目別・偏差値表】
#2484 (小・中対比)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-08-4
#2480 前半 (中学校)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-08
#2481 後半 (中学校)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-08-1
■ 【計算過程の開示】
#2476 (都道府県別基本統計量)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-06-1
#2478 (管内別基本統計量)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-07-1
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(中学校の偏差値)
8 | <渡島管内> | |||||
正答率 | 設問数 | 正答数 | 全国平均 | 標準偏差 | 偏差値 | |
国語A | 74.4 | 32 | 23.8 | 24.5 | 0.5850 | 42.8 |
国語B | 63.6 | 9 | 5.7 | 6.1 | 0.2008 | 46.5 |
数学A | 59.6 | 36 | 21.5 | 22.9 | 0.9500 | 35.4 |
数学B | 36.2 | 16 | 5.8 | 6.6 | 0.4964 | 41.5 |
233.8 | 93 | 56.8 | 41.6 | |||
9 | <根室管内> | |||||
正答率 | 設問数 | 正答数 | 全国平均 | 標準偏差 | 偏差値 | |
国語A | 74.0 | 32 | 23.7 | 24.5 | 0.5850 | 41.6 |
国語B | 62.3 | 9 | 5.6 | 6.1 | 0.2008 | 45.3 |
数学A | 60.3 | 36 | 21.7 | 22.9 | 0.9500 | 38.0 |
数学B | 35.8 | 16 | 5.7 | 6.6 | 0.4964 | 40.8 |
232.4 | 93 | 56.7 | 41.4 | |||
10 | <胆振管内> | |||||
正答率 | 設問数 | 正答数 | 全国平均 | 標準偏差 | 偏差値 | |
国語A | 74.1 | 32 | 23.7 | 24.5 | 0.5850 | 41.9 |
国語B | 62.9 | 9 | 5.7 | 6.1 | 0.2008 | 45.9 |
数学A | 59.3 | 36 | 21.3 | 22.9 | 0.9500 | 34.4 |
数学B | 36.7 | 16 | 5.9 | 6.6 | 0.4964 | 42.3 |
233.0 | 93 | 56.6 | 41.1 | |||
11 | <釧路管内> | |||||
正答率 | 設問数 | 正答数 | 全国平均 | 標準偏差 | 偏差値 | |
国語A | 74.4 | 32 | 23.8 | 24.5 | 0.5850 | 42.8 |
国語B | 62.6 | 9 | 5.6 | 6.1 | 0.2008 | 45.6 |
数学A | 59.3 | 36 | 21.3 | 22.9 | 0.9500 | 34.4 |
数学B | 35.2 | 16 | 5.6 | 6.6 | 0.4964 | 39.9 |
231.5 | 93 | 56.4 | 40.7 | |||
12 | <後志管内> | |||||
正答率 | 設問数 | 正答数 | 全国平均 | 標準偏差 | 偏差値 | |
国語A | 72.4 | 32 | 23.2 | 24.5 | 0.5850 | 36.4 |
国語B | 62.4 | 9 | 5.6 | 6.1 | 0.2008 | 45.4 |
数学A | 58.2 | 36 | 21.0 | 22.9 | 0.9500 | 30.4 |
数学B | 33.6 | 16 | 5.4 | 6.6 | 0.4964 | 37.3 |
226.6 | 93 | 55.1 | 37.4 | |||
13 | <日高管内> | |||||
正答率 | 設問数 | 正答数 | 全国平均 | 標準偏差 | 偏差値 | |
国語A | 71.5 | 32 | 22.9 | 24.5 | 0.5850 | 33.6 |
国語B | 59.3 | 9 | 5.3 | 6.1 | 0.2008 | 42.6 |
数学A | 55.7 | 36 | 20.1 | 22.9 | 0.9500 | 21.4 |
数学B | 33.0 | 16 | 5.3 | 6.6 | 0.4964 | 36.4 |
219.5 | 93 | 53.5 | 33.5 | |||
14 | <宗谷管内> | |||||
正答率 | 設問数 | 正答数 | 全国平均 | 標準偏差 | 偏差値 | |
国語A | 72.6 | 32 | 23.2 | 24.5 | 0.5850 | 37.1 |
国語B | 60.7 | 9 | 5.5 | 6.1 | 0.2008 | 43.9 |
数学A | 55.0 | 36 | 19.8 | 22.9 | 0.9500 | 18.9 |
数学B | 31.4 | 16 | 5.0 | 6.6 | 0.4964 | 33.8 |
219.7 | 93 | 53.5 | 33.4 |
1 | 石狩 | 52.2 |
2 | 十勝 | 49.5 |
3 | 上川 | 47.2 |
4 | 留萌 | 43.9 |
5 | 空知 | 43.6 |
6 | オホーツク | 42.5 |
7 | 檜山 | 42.3 |
8 | 渡島 | 41.6 |
9 | 根室 | 41.4 |
10 | 胆振 | 41.1 |
11 | 釧路 | 40.7 |
12 | 後志 | 37.4 |
13 | 日高 | 33.5 |
14 | 宗谷 | 33.4 |
<訂正>11月8日午前10時40分
数学Aの設問数が35ではなく36であることが、再チェックの際に判明、よって訂正した。
元データは文科省が公表した47都道府県の平均正答数と北海道教育委員会が公表した「管内版」に載っている管内別平均正答率である。元になる都道府県別偏差値算出の元データ数は、「47個×4科目」だけ。
したがって、ばらつきが少し大きくなる傾向は否めない。正規分布を外れるデータが一つ二つ混ざると、それらのデータは±3σを外れることになる。 都道府県別偏差値の分布をみると、 小学校: 32.0~81.6 中学校: 14.4~74.8 通常の偏差値は全受験者の個別データを用いて計算されるので、本データとは性格が異なる。数万から数十万のデータを用いて計算される偏差値との性格の違いがあるということだ。
統計に不慣れな人のためにもうすこし事情を具体的に説明すると、47個のデータが理想的な形で正規分布していないことが予測できる。イレギュラーなデータが一つあるとその影響が偏差値の分布に出てしまうのである。小学校の都道府県別データでいうと秋田県の81.6、中学校のデータでいうと沖縄県の14.4がそうしたデータに該当する。47個のデータが±3σの範囲から外れてしまう。この範囲を外れるデータの出現確率は0.0013だから、データ1000個に一つの割合となるから、47個のサンプルデータでは出現しないはずのものである。これはサンプル数が少ないためだから、そのように諒解いただきたい。都道府県別に分析する限り、データ数は47個とならざるを得ない。
偏差値による本データ分析の意味するところは、都道府県単位で正答数の標準偏差値を計算してそれを尺度に全道14支庁管内別データ比較をすることにあり、その限りでは統計学的に正しい方法といいうる。
都道府県単位の全国データの尺度基準で、14支庁管内それぞれがどのような位置にあるのかが明らかになる。こういうデータが明らかになったことは、ebisuの知る限りではいままでにない。
それぞれの地域で学ぶ道産子が、自分達の学力を全国基準で測度できるということは今後の勉学に大いに役に立つ、いや役立ててほしい。
高校生になって全国模試で自分の位置を知ったのでは偏差値65以下(96.6%)の生徒は手遅れである。 首都圏のトップレベルの生徒達は小学校4年生から、生活習慣を受験用に切り替え、予習中心のハイスピード・難問題トレーニングをしているのである。
高校生になってから追いつけるのは、スタートが遅れてもそれをものともしない馬力をもつ偏差値65以上の極小数の生徒達だけ。スタートを早く切れば偏差値60以上の受験戦争のフィールドで本来戦える生徒達のほとんどが偏差値50前後の大学へ進学することになっている。これを「惨状」と呼ばずしてなんと言おう。
道産子の一人であるわたしはこうした現状も変えたいと願っている。道産子(ニムオロっ子)による道産子(ニムオロっ子)の意識改革のための情報発信、それが「ニムオロ塾」の役割。
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■ 【全国47都道府県別・偏差値ランキング表】
#2482 (小学校)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-08-2
#2476 (中学校)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-06-1
#2483 (小・中対比)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-08-3
■ 【全道14支庁管内・偏差値ランキング表】
#2485 (小・中対比)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-09
■ 【全道14支庁管内別・科目別・偏差値表】
#2484 (小・中対比)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-08-4
#2480 前半 (中学校)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-08
#2481 後半 (中学校)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-08-1
■ 【計算過程の開示】
#2476 (都道府県別基本統計量)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-06-1
#2478 (管内別基本統計量)
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-11-07-1
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2013-11-08 01:01
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