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#2461 'it' ってなに?& shall とwil の根っこの話し Oct. 22, 2013 [80.英語談義 (コメント欄から)]

 「'it' ってなに?」
 「知ってるよ、「それ」、代名詞でしょ!」
 「「それ」ってなによ、説明してみて」
 「..........」

 ようするになんだかわからないのです、どこから生まれたのか、なんなのかよくわからないというのがebisuの感想。話しはますます飛んで、別な領域へと広がっていきます。ドイツ語の単語を媒介にして精神分析学とはたして接点がでてくるのか、夢か幻か現(うつつ)か、なにやら境界がぼやけて根室の深い霧に包まれていくような心地がします。このテーマはまだ充分に発酵していません、しばらく時間が必要に見えます。とりあえず問題提起ということで受け止めたいと思います。

 メインテーマはsubjunctive(假定法あるいは亜型接続法)に関連して、shallとwill、shouldとwouldです。これら二つの対立概念を比べながら相互の関係とそれぞれの姿がくっきり浮かび上がってきます。

■  命令法(命令文)は名前が悪いので次のように変えたらどうだろう(#67)

  強迫形 第一式 押し付け形
        第二式 そそのかし形
今の緩みっぱなしの教育現場には案外ふさわしいかもしれません。

■ willとshallの違いほんとうにわかっていますか?
I will marry him.

I shall marry him.

 この二つの文の意味の違い、たいへんな違いなんです ⇒ #82

■ 命令文はsubjunctiveでGodの省略がベースかもしれない。

こんな面白い議論は高校英語参考書にはないでしょうね。


「#2446 仮定法とは何か(1) : Boys be ambitious. Oct. 11, 2013 」コメント欄より
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-10-11

 #63~#82


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#63

おはようございます。

まず最初に、
僕は【無神論者】であり、
全ての宗教に対して中立である事を宣言します。

もう一つ、
ドイツ語は挫折した身であるため、
推測に過ぎない点も強調しておきます。

-------------------------------
【それ】が僕に言わせているのです。

三単現
⇒he, she, it の(e)s
-------------------------------

ドイツ語には、
「釈迦に説法」かもしれませんが、
男・女・物の区別なく第三者(それ)を表す語がありますね。

わざわざ漢文で表現すれば、
------------------------
其れ即ち独国に【es】あり。
------------------------

【英語における「三単現の(e)s」】とは、
【ドイツ語のes】が転化適用された物ではないかと。

さらに妄想を暴走させると、
【其れ】とは【英語のIt】であり、
【ギリシャ語のId】と同値ではないかと。

ここで大文字の【It】と表記したのは、
【其れ】と同値になるのが、
文頭に使われる場合に限るからです。

【精神分析学のes】に関しては、
何らかの予感があるものの、
深い考察までには至っていません。

by Hirosuke (2013-10-13 08:09) 
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#64

Hirosukeさんへ

イドは精神分析学の用語のようですね。「イドー」という表記も見た気がしますが。
エーリッヒフロムについて何度も貴ブログで取り上げていましたね。
わたしはフロムの本を三十数年前に1冊だけ目を通した気がするのですが内容については記憶がありません。ライヒの本は数冊読みました。
わからないので、ウィキペディアでidを引いてみました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E6%88%91

--------------------------------------
自我(エゴ)はエス(イド)からの要求と超自我(スーパーエゴ)からの要求を受け取り、外界からの刺激を調整する機能を持つ。無意識的防衛を行い、エス(イド)からの欲動を防衛・昇華したり、超自我(スーパーエゴ)の禁止や理想と葛藤したり従ったりする、調整的な存在である。全般的に言えば、自我(ego)はエス(id)・超自我(super-ego)・外界に悩まされる存在として描かれる事も多い。

自我(エゴ)は意識とは異なるもので、飽くまでも心の機能や構造から定義された概念である。有名なフロイトの格言としては「自我はそれ自体、意識されない」という発言がある。自我の大部分は機能や構造によって把握されており、自我が最も頻繁に行う活動の一つとして防衛が挙げられるが、この防衛は人間にとってほとんどが無意識的である。よって「自我=意識」と考えるのには注意しなくてはならない。
--------------------------------------
エス (Es) は無意識に相当する。正確に言えば、無意識的防衛を除いた感情、欲求、衝動、過去における経験が詰まっている部分である。

エスはとにかく本能エネルギーが詰まっていて、人間の動因となる性欲動(リビドー)と攻撃性(死の欲動)が発生していると考えられている部分である。これをフロイトは精神分析の臨床と生物学から導いた。性欲動はヒステリーなどで見られる根本的なエネルギーとして、攻撃性は陰性治療反応という現象を通じて想定されたものである。またエスは幼少期における抑圧された欲動が詰まっている部分、と説明される事もある。このエスからは自我を通してあらゆる欲動が表現される。それを自我が防衛したり昇華したりして操るのである。

エスは視床下部のはたらきと関係があるとされた。なおこのEsという言葉はフリードリヒ・ニーチェが使用し、ゲオルグ・グロデック(ドイツ語版)の“Das Buch vom Es”(『エスの本』)などで使われた用語である。フロイトは1923年に発表した『自我とエス』という論文で、彼のこの用語を使用するようになった。
--------------------------------------

精神分析学の専門用語のエスと中性代名詞のesにはなにか関連があるのでしょう。

なにやらitという単語が深い霧に包まれ始めたような気がします。


by ebisu (2013-10-13 09:05) 
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#65

 ebisuさん、いろいろ調べてくださってありがとうございます。やはり、様々な解釈があって、これだけでも、かなり面白いですね。
 それで、実は、自分は今回の問題は、文法から攻めるより、クラーク博士の意図から攻める方がいいのではないか、と思った次第です。そこで、状況を確認して、意図を読み取ろうと思いました。自分の感覚で言うと、新渡戸稲造さんの解釈が、一番、しっくりくるような気がします。

 それから、itを「神」と解釈しているのでは? と言う点については、後半に「God bless you」があるので、こことひっかけているのかな? と深読みしてしまいました。あはは。

 ただ、shallは「神の意志」、willは「神以外の万物の意志」という意味なので、もしもこれが「神」を差すならば、shallが必要、と判断した次第です。
by 合格先生 (2013-10-14 03:54)
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#66

>itを「神」と解釈しているのでは? 
>と言う点については、
    ↓
半分Yes、半分Noです。

言い換えると、
僕自身はNoですが、
語のキモチはYesらしい。

カンマなしのBoys be ambitious. を見て、
「なるほど、◆God bless you!◆と同じだ。」
と感じたんです。

そして更には、
◆Bless you!◆
とも言われたり書かれたりする。

ここには、
キリスト教の教義が関係していると、
僕は深読みしているのです。

長くなるので、
ひとまずココまで。

by Hirosuke (2013-10-14 06:50)
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#67

おはようございます

ははは、朝一番でこれを読んで、こいつは朝から楽しいワイ、です。

>クラーク博士の意図から攻める方がいいのではないか、と思った次第です。そこで、状況を確認して、意図を読み取ろうと思いました。自分の感覚で言うと、新渡戸稲造さんの解釈が、一番、しっくりくるような気がします。

新渡戸の説が一番状況にあっていますね。クラークが住んでいたどこか田舎の挨拶句にこれがあるという説もあるようですから。
たいして深い意味はなくクラークが言ったとしたら、詮索好きの日本人に好餌を与えてしまったわけです。

まあ、それを承知でわたし達はこの句を材料に高校生諸君を鼓舞・幻惑すればいいのでしょう。それも塾講師の役目のひとつかな?

Eさんが命令法は次のように書き換えたらいいとメールで提案してきました。
------------------------------------
...したがいまして、命令形も強迫形となりますね。

  強迫形 第一式 押し付け形
        第二式 そそのかし形


今の緩みっぱなしの教育現場には案外ふさわしいかもしれません。


------------------------------------
by ebisu (2013-10-14 08:51) 
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#68

shallが神の意思でwillが人間の意思ですか、そういう使い分けだったのですか、初めて聞きました。知っている範囲というのは狭いものですね。(苦笑)

さて、itについてですが、「人の人生あるいは人をとりまく周辺の状況」という項目が、マクミラン・イングリッシュ・ディクショナリに載っています。

reffering to sb's life or situation

someone'sが人生だけにかかっているのか、後ろのsituationにもかかっているのかハッキリしませんが、わたしは後者をとりました。あ、後ろに具体的な説明がありました、OKですね。「人の人生・仕事乃至は人を取り巻く漠然とした状況」

used for reffering to someone's life , work, ,or general situation:

What's it like in the army these days?
He 's been having it pretty easy up to now.

文例1は仕事の話ですね。「このごろボスの態度はこわもてで俺達をこき使いやがってまるで軍隊のようじゃないか」と、ボヤキにも聞こえてきます。
文例2は人生かもしれない。「あいつはいままでのところかなり好い加減に暮らせてきた」、これから先はそうは問屋がおろさないだろうなという含みが感じられます。

わたしが天体(星)の運行を例の一つにあげたのは、運命性の動きがその人の運命や行動に干渉するという、広く人々が信じていた事実に基いた推論です。general situationはそこまで拡張していいのかなと...

itはなかなか含意が深い。
読んでる高校生や大学生は楽しいだろうな(笑)
by ebisu (2013-10-14 09:20) 

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#69

>willは「神以外の万物の意志」
   ↓
神の前においては、
万物は全て等しく平らかですからねぇ。


>shallは「神の意志」
   ↓
僕なりの見解を付け加えますと、
【神の意志・意思を代弁する】まで含みます。

元々の当初のshall は、
遥かなる高みに存在する神のみが、
下界の民に向けて発した語であって、
それゆえ【一人称】でのみ使用されていました。

しかし宗教の宿命と言うべきか、
これを人間は捻じ曲げて政治に悪用し始めます。

いわゆる【王権神授説】です。

これにより、
王・女王・皇帝・女帝・貴族・領主たちも、
shallの主なる使い手となりました。

「余は(神の意志により)~するぞよ。」

こんな風にshall には、
ふんぞり返って王座から物を言うような、
超【上から目線】な響きが生まれてしまいました。

ところがshall を使って疑問文を作ると、
このニュアンスは正反対に逆転して、
うやうやしく地に這いつくばるように膝を付き、
「神の意志」を問うものとなります。

中世の平民としては、
「~してもよろしゅう御座いましょうか?」
と神待遇でShall I ~? Shall we ~?と、
主に地元のタカビーな領主に向けて発したのでしょう。

絶対政治の崩壊した現代では、
人間を主語とするshall用法は廃れて、
主にshall は疑問文だけで使われていますが、
中世当時ほどの平身低頭な響きは薄れています。

以上、
shall に対する私見でした。

by Hirosuke (2013-10-14 14:08) 
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#70

そうか、聖書だ、聖書がshallを多用しているんだ。

聖書を読まないといけませんね。西洋文化理解の根っこの部分だ。

それにしても、Hirosuke さんのshallの説明は素晴らしい。
by ebisu (2013-10-14 14:10) 
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#71

 すぐに聖書が出てくるって、さすがebisuさん、すごい!
 自分は聖書を原文で読んだことがほとんどないので、全然違う方面からのアプローチだったんですけれども、このお話しをしている人は、聖書あたりからも読み取っているようです。
 そこで、自分の書き方が漠然としてしまっているので、誤解を与えたかも知れません。そこで、ちょっと長くなるかも知れませんが、説明しておこうと思います。

 まず、shallについてですが、これは、原義が「神の意志」で、実際に使っている意味合いとしては「そういう運命だ」とか「必ずそうなる」という意味で使われます。
 ですから、中学校でよく例文で出てくる
Shall I carry your bag?
は、「(偶然、あなたが重い荷物を持っているところに出会ったのは)あなたのバッグを持てという神の意志があったのですか(そういう運命なのですか)?」という解釈で、これが日本語に転じて「バッグをお持ちしましょうか?」という表現になっています。
 いわゆる「Shall I~」で「~しましょうか?」ですね。
 そして、この日本語の解釈を行ったうえで「相手の意向を訪ねる」という文法的な分類が行われるんです。

 黒人霊歌=ゴスペルの
We shall overcome.
についても、普通に訳すと「私たちは克服するでしょう」なんです。でも、これは神の意志ですから「必ず克服する日が来る(克服する運命である)」という意味なんです。
 で、これはキング牧師の公民権運動の際に歌われたときには、自由を獲得できる日が必ず来る、という意味だったと思いますが、もしも、黒人霊歌として葬式の際に歌われた場合、「奴隷の辛い生活を克服する日=死を迎えた日」という解釈で、必ず克服できるものなんだ、という解釈が成り立ちます。要するに「必ず訪れる」「運命である」ということですね。
 この解釈はネット上ではあまり見かけないと思いますが、元々の黒人の宗教観というのは、死を迎えた日=魂が自由を手に入れた日、という発想で、だから、おめでたい日なのだ、という感覚が根底にある、ということですね。ジャズも、そういった宗教観の元に生まれたわけです。

 ですから、マッカーサーの
I shall return.
も、「私は戻ってくる運命にある」という意味で、これを「日本の状況を情報とつかんでいて、必ず戻ってくる(確信)」として捉えていくか、「俺は勝って絶対戻ってくる(強意)」として捉えていくか、それとも「白人が黄色人種に負けるわけがない」という意味で言ったのかは、この段階ではよく判りません。
 ですから、元々の「神の意志」というところを踏まえて、その発言の意図を解釈しよう、という流れになる方が、「意志未来」や「単純未来」「確信」「強意」という辞書に書かれている意味合いから意図を読み取ろうとするより、より分かりやすいし、本意に即しているだろう、というのが、自分のアプローチ方法なんです。
by 合格先生 (2013-10-15 04:33)
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#72

 willについて、「万物の意志」と解釈しているのは、例えば人が主語で
I will go there.
のように、「私はそこに行くつもりだ」は、中学校文法通りですが、これが、人以外のもの、例えば
This flower will bloom beautiful.
となった場合、日本語の訳としては「この花は美しく咲くでしょう」ですが、本来「この花は美しく咲くつもりでいます」という花の意思を表しているという解釈なんです。
また、中学校で例文として出てくる
It will be rainy tomorrow.
も、日本語では「明日は雨が降るでしょう」という訳ですが、これも、「それが雨を降らせるつもりでいます」と解釈するんです。
 ところが、この場合、もしも、主語のitが「神」を表すならば、西洋の宗教上では「神のいう事は絶対」ですから、これを天気予報言って、万が一外れるようなことがあるととんでもないことになります。ですから、itは、神を表してはいないんです。
 それで、itは、「何か漠然としたもの」、天気で言えば、「空」とか「風」とか「空気」とか、そういうものを差す、という解釈になります。
by 合格先生 (2013-10-15 04:47)
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#73

 となると、shouldは「神の意志があった」という意味になります。その場合、神が過去に言ったことは、もうすでにみんなが知っているはずだ、ということになって、「世間一般に言われていること」や「比較的常識的なこと」という意味になります。中学校で出てくる例文として出てくる
You should go to a doctor.
も、結局は、病気になった相手に「医者に行った方がいい」というのは、比較的誰でも言いそうなこと。
wouldも同様に、「意志だった」というだけ、と捉えておくといいと思います。
 そうすると、wouldの説明として「過去から未来を見るからwillの過去形を使うんだ」という解釈は不要ですし、そもそも、そんな面倒な見方はしていないだろうとも思います。
 仮定法についても同様ではないか、とも思います。
by 合格先生 (2013-10-15 05:19)
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#74

>itは、「何か漠然としたもの」、
>天気で言えば、「空」とか「風」とか「空気」とか、
>そういうものを差す、という解釈になります。  

聖書から得た見解を。
-----------------------------------------
古代の人々は、自分の周辺に充満している、自分の意志を超越した(超自我の)不可思議な【もの】を感じ取り、それを【it】と呼んだ。

この最初の時点では、まだ【神】の存在は意識されておらず、ただ「何か不可思議な【もの】」でしかない。

人間が【神】を知りコンタクトを始めると、神から「お前達が【it】と呼んでいるものは、私の【精霊】である。」との啓示を受けて、【it】の正体を知る。

【精霊】とは【神の発するエネルギー】であり、それ自体は意志や人格を持っていないものの、あまねく全宇宙に満ち満ちて万物を創造し、今なお神から供給され続けている。

人間イエス・キリストが奇跡を起こせたのも、神との個人的な【精霊】のチャンネルを持つが故であり、イエス自身が神だからなのではない。
----------------------------------------
ここまでが聖書から得られる知見です。

ところがところが、
またもや人間(支配者たち)は曲解を始めます。

いわゆる【三位一体】です。

聖書自体には【三位一体】という用語は出てきませんし、
文字通りに素直に読んで行くと、
       【精霊】=【神】=【イエス】
という解釈には成り得ません。

これ以上は宗教論争になってしまいそうなので、
ここで止めておきます。

◆結論◆
-----------------------------------------
古代の人々は、自分の周辺に充満している、自分の意志を超越した(超自我の)不可思議な【もの】を感じ取り、それを【it】と呼んだ。
-----------------------------------------
by Hirosuke (2013-10-15 07:35)
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#75

お詫び

聖書には【it】に関する直接の言及はありません。
ここは私見が混入しました。

by Hirosuke (2013-10-15 08:09) 
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#76

合格先生の論理的な説明、こういうことも高校生や大学生は学んでほしい。自分の言いたいことを誤解なく伝える技は、社会人となったときに実に強力な武器となります。
大きな会社で取締役になる人の大半は仕事ができるだけではなく、文書作成能力が抜群に高い。稟議書一つを考えても、少し大きな会社は文書で動いています。読んでわからない文書に判を押す人はいません。

shallとwill、そこから假定法のshouldまで一本のラインを引いて見せてくれました。すごい技です。

「釧路の教育を考える会」には他にもこういうレベルのメンバーが二人存在しています。 もちろんわたしはその数の中には入っていませんよ、現役バリバリの年齢層にそういう人たちがいる。
ebisuは会員専用掲示板上での議論を毎日楽しんでいます。釧路と根室のこどもたちの学力を底上げしないと、子ども達の人生も釧路の地域経済にも深刻なダメージをあたえることになると、みなさん本気です。
本気は仕事の遂行の能力に支えられないと現実に影響することが出来ませんが、両方そろっています。

by ebisu (2013-10-15 08:10)
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#77

キリスト教はユダヤ教やイスラム教徒同じ、啓典宗教です。神は唯一絶対神ですから、精霊などを認めるはずがありませんので、コメントしようかと思っていました。

>聖書には【it】に関する直接の言及はありません。
ここは私見が混入しました。

すぐに訂正しましたね。すばやい。(笑)
間違えていい、間違えたらきちんと訂正するかしないかに人間性が現れるものです。

しかし、itの理解に関しては同意できますね。人間ではないなにか漠然としたものという印象がありますから。
だらかわたしは最初のほうで、人間の運命に影響すると考えられていた天体(星)の運行を例の一つにあげました。

古代ギリシアも日本も多神教です。いたるところに神様が宿ります。北海道には蕗の下のかわいい神様、コロポックルまでいます。八百万の神々がいる、どこかほのぼのとして自然と調和がとれて、ゆったりした気分になれます。

啓典宗教は、唯一神=造物主と人間の契約によって成立ちますから、神と人間の間に常に緊張関係が生まれます。

正体不明の造物主にはgodとともにitがふさわしい。キリストは単なる預言者。外側から眺めているわたし達から見ると、マホメットと同じ立場の預言者。神の言葉を預る者です。招待がハッキリしているので、itというわけにはいかない。

by ebisu (2013-10-15 09:27) 
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#78

そうすると、itは古文の「もの」に近い部分がありそうですね。「もののけ」「ものくるをし」「ものかなし」など。なんとなく漠然とあたりをさすわけですから。――――willですが、私は、主語の「意思」(名詞のwillの本義)でさらっと流してました。1・2人称ならそのまま使えるし、3人称なら本人の意思はわからないから「推測」です。神と人の対置なんて考えたこともなかった!ただ、shallは上から目線という、Hirosukeさんの感覚はありましたけど。――――マッカーサーのI shall return! なんてwillでは、今は思っているけど…どうなるかわかんない、am going toでは、お前の戦争はスケジュールが決まっているのかいって突っ込みたくなるし。―――少し、中高生にもわかりやすいことを書いてみました。
by 後志のおじさん (2013-10-15 13:08) 

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#79

>マッカーサーのI shall return! なんて
    ↓
中・高時代の地元でしたよ。
-----------------------------------
第8章 若葉の頃(4) タッチ&ゴゥhttp://hironagayuusuke.blog.so-net.ne.jp/2012-06-26
 [中3時代 1980]
------------------------------------
YAMATO高校♪合唱部 『わが◆マイルストーン』2
     ↑
中高生にも理解しやすいことを大量に書いてます。

by Hirosuke (2013-10-15 14:50) 
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#80

Hirosukeさんへ。内容が重複したのかもしれませんが貴ブログはみてはいません。私、ガラパゴス携帯で全ての用を済ませているので、例えば合格先生のブログもみれないのです。貴ブログも、少し読めるページはありますが、全体を見ることはできない状態です。――――今の世の中、時代遅れも甚だしいけれど別にそれでいい。(因みに当然PCもありません。TVもなし。)電力契約は20W。暖房は、まきストーブ。食料自給率70%。(農水省得意の金額ベースで。)―――――昼は畑。夜は原稿か酒を飲みながらののんびり読書、そんな生活を送っております。(今は、夜も出荷作業がありますが。)
by 後志のおじさん (2013-10-15 23:53) 
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#81

後志のおじさん

そういう生活を僕はしたいと、
ずーっと子供の頃から憧れていました。

PCあれども、ケータイなし。

テレビあれども、聴覚過敏。

体も心も無理きかず。

昼は昼寝で、夕から塾へ。

夜は週に二度ほど酒を飲みつつ、
記事を書いたり書かなかったり。

そんな生活を送っております。

by Hirosuke (2013-10-16 00:48)
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#82

 中学校英文法におつきあいいただき、ありがとうございました(笑)。
 ただ、実は、これ、自分への戒めのようなものなんです。正直、中学校の文法くらい、と分かったような気になっていた、というのが本音です。
 shallはwillのちょっと強くなった表現で、過去形のshouldは「~すべき」で訳しておけばいいだろ、くらいだったんです。willに至っては、完全に「未来形」を信じていたわけです。全然違いますよね。
 だから、
I will marry him.

I shall marry him.
の違いもよく判らなかった。せいぜい、shallの方がちょっと強い意味で「絶対結婚するの」と思っていました。
 でもshallの方は、運命ですから、「私、彼と結婚する運命なの」~言い換えると「私、運命の人と結婚するのよ」といったニュアンスなんですね。
 willの方も、自分の意志なら自分でわかりますが、相手や第三者の意志を読み取るには、何らかの根拠が必要で、日本語文法で言うところの「推定」の方にニュアンスが近い、ということなんですね。

 ちなみに、これを読んでいる中高生の方のために、少しだけ補足を。

 クラーク博士の話が出ていたので、このクラーク博士のWikiのページに行ってみてください。すると、彼のキリスト教の教義の中に次の一文があります。
「あなたは、主なるあなたの神の名を、いたずらに口にしてはならない」
 ですから、少し前のHirosukeさんのコメントに「God bless you」を「Bless you」と言う事もある、と書いてありますが、これは、神である「God」を簡単に口にしてはいけない、ということで、わざと「God」の部分を省略しているのです。これと同様なことは「Oh,my God」でも起きていて、「Oh,my」でやめてしまっていたり、「God」を「Gosh」や「Goodness」と言い換えたりします。全部、同じ意味と捉えておきましょう。
by 合格先生 (2013-10-16 05:24)
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