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#2451 "ブログ「ニムオロ塾」を見てはいけない" Oct. 15, 2013 [64. 教育問題]

 語るに落ちる話しなので、二日間で十分、根室の教育行政のあり方に関わる問題をこれ以上さらすのはねむろっ子の一人として忍びない、あとで読む人にはわけがわからなくて申し訳ないが、肝心なところを削除して前向きな話しだけ再アップ。(10月17日午前中)

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 .....どういうわけか最近500以上もアクセス数が増えている。時事英語の公開講座をやったり假定法の説明をブログ上でやっているせいもあるのだろう。すぐれたコメンテイターが3人次々に面白い論点を開示してくれていることも影響している。ebisu一人ではたかが知れているが、ネット上での協力体制が整ってきつつある。ブログ「ニムオロ塾」はこのように地域の教育に貢献が小さくない側面もある。
 大学のない根室で大学3年次レベルの時事英語公開講座をやっているユニークな私塾だ、学校教育批判もするが、学校教育で補えないところを損得抜きで(やれる範囲で)補完するのも私塾の役割だと思っている。そのために35年間すごした東京から11年前にふるさとに戻って私塾を開いた。自分が中高生なら、根室にこういう塾がほしいというのが原点だ。

(根室の地域社会には35年ぶりでふるさとに戻って教育に取り組むわたしのような者もいる、教育長や市教委が教育改革(子どもたちの学力向上)に意欲のある地域社会のメンバーと協同して全国最低レベルにある根室の子ども達の学力向上に取り組むことも可能だ。
 これは文科省や北海道教育委員会の路線どおりの話しだから異論のありよう筈がない。いい機会だから大所高所から考え直すべきだと思うよ。まだ釧路はそこまで行っていないから全国に先駆けてきっといい事例になる。釧路と根室は競い合って全国に先駆けて教育改革をやればいい。日は東から昇るものだ。)

 "読んではいけない"ブログ「ニムオロ塾」へのアクセス数が30日移動平均値で500ほど上昇している。
   10月14日のアクセス数2,674、
     累計アクセス数2,213,235

 こんなに硬いブログでも6年弱で220万もアクセスがある、辛抱強く読んでくれる読者がいるということは、まことにありがたい。
 ブログ「ニムオロ塾」は休みの日のアクセス数が普段よりも下がる傾向にある、しかし休日のアクセス数では最高2,674を記録してしまった。
 テクストは大学レベルでありながら高校生にも理解できるように工夫がなされた時事英語公開講座をはじめたが、それに関連して假定法の概念的解説数回とりあげている、それがアクセス数を増やしたのだろう。
 高校生がスマホで弊ブログを開いて時事英語や假定法の勉強をしている、いい時代になった、技術の進歩と読者の皆様のご愛読に感謝

 ブログ「ニムオロ塾」とタイアップするくらいの器量と仕事熱心さを兼ね備えた教育長が現れることを強く願っている、本気でね。あなたがそうなってくれてもいい、私には受け入れるこころがある。(笑)

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[19日追記]
 弊ブログで根室の子ども達の学力の現状をテーマを換えながら何度もレポートしています。中学生の生徒の25%は先生たちが授業で話す言葉を頭の中で漢字に変換できません。理由は日本語語彙が不足している(=本を読んでいない)からです。したがって授業内容が理解できません。
 ところどころわからなければその前後はアウトです。話しのコンテキストを読むことは、本を読むことでつけられる力です。こうして話の全体がわからず、わからない授業に集中できるはずもなく、低学力層が増えていっています。蛇口を止めないと学力低下はとまりません、根室の子ども達の学力低下は現在進行形です。

 日本語語彙力の不足は長時間にわたる過度な部活やコンピュータゲーム、ネットゲーム、スマホなどで読書時間を奪われているからでもあります。

 この5年間ほどで一番成績の高かったB中学校の学力が急激に低下してしまいました。学力テストで400点以上の成績上位層のほとんどがいなくなり(20名⇒数名)、成績下位層がうんと厚くなりました。ニムオロ塾では具体的なデータを提示して説明していますが、こういう事実をもっと市議も市民の皆さんも知るべきです。
 先生たちも保護者の皆さんもブログ「ニムオロ塾」を熟読して、根室の子ども達の学力を向上させるためにできる範囲の協力をお願いします。できることはいくらでもあります
 たとえば週に二日は部活停止日を作り、成績不良の生徒を集めて放課後補習をする(先生)、部活は5時半までとする(先生)、土日連続の部活はやるべきではないと申し入れる(保護者)、本を与えて毎日声を出して音読させる(保護者⇒生徒)、家で国語辞典と漢和辞典を毎日一回は必ず引く(生徒)、などやれることはいくつもあります。

 根室の教育行政はこの期に及んでも、まだ授業の進捗管理すら実施していません、昨年と同様の後半部分の難しい章の「すっ飛ばし」が起きます。中3数学でそれをやると、受験の成績に影響しますし、高校へ入学してからの数学の学力も弱体化してしまいます。低学力は適切な授業進捗管理がなされていないことでつくられている側面もあります。授業が理解できない生徒に速度を合わせてしまうから、授業速度が落ちてしまいます。授業はほんらい標準スケジュールにしたがってやるべきもので、教科書会社からもそれが示されていますが、文協学力テストのスケジュールにあわせた授業になっています。だから遅れる。理解度の低い生徒には放課後補習を実施すべきです。

 ZAPPERさんと釧路市議会副議長の月田さんが「やめろと言われたらよけいに燃えあがる」と弊ブログを取り上げてくれています。どちらも「釧路の教育を考える会」の副会長です。


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 ブログ「情熱空間」より「やめろと言われたら、よけいに燃えあがる
http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/6878865.html


【弊ブログより】
 #2093 教員の質向上はどうやる?⇒ "Educating educators" Sep. 25, 2012 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-09-25-1

 #2092 根室の子どもたちの大学進学率と地元企業の自己改革について Sep.25, 2
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-09-25

  #2090 プロの仕事をしよう:授業速度管理の提案 Sep. 23, 2012 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-09-23

 #1865 「グラフにヒョウスってどういうこと?このままでは高校卒業できないよ」  Mar. 4, 2012 
  http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-03-04

 #1854 あの問題の中1クラスの授業はどうなったか? Feb. 22, 2012
 http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-02-22-1

 #1843 真っ赤な顔で… :先週の中1英語授業から  Feb. 13, 2012
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-02-13

 #1839 中2成績中位層の日本語語彙 Feb. 12, 2012 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-02-12

 #1837 中学1年生 日本語語彙の現実  Feb. 10, 2012 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-02-09-1

*#1829 中1の語彙力の実例 : これでは先生たちの授業も理解できぬ  Feb. 5, 2012 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-02-05

 #1823 激烈な競争から這い上がれ:団塊世代の友人からの手紙 Jan. 31, 2012 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-01-31

 #1810 悩み Jan. 22, 2012 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2012-01-22





 
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弊ブログ・アクセス数
14日 2674
15日 3170
16日 2988

【10月の月間アクセス数】11/1追記
 88,983

  過去最高を記録、
 ご声援、ご愛読ありがとうございます。  ...m(_ _)m


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コメント 5

ZAPPER

やめろと言われても、今では遅すぎた。
やめろと言われたら、よけいに燃えあがる。
by ZAPPER (2013-10-15 09:46) 

Hirosuke

きゃー、秀樹ー!

あ、違った、ZAPPERさーんッ!

by Hirosuke (2013-10-15 10:15) 

後志のおじさん

もし、事実ならば(これは、仮定法ではないif)公職にあるものの公的発言として「憲法違反」ですね。「思想統制」ですか。いやはや。――――――――アクセスが増えた、ということは、見るな!と言われたから、見た人が出てきたってことでしょう。英語の先生たち、仮定法の話、ついてこれたかな?
by 後志のおじさん (2013-10-15 10:17) 

隣町の住民

教育長さん
何の場で暴言を吐いたのでしょうね。
たぶん校長会議とか、まさか教育委員会議だったりしてW

しかし公人たるものが、言論封殺に近い所業を
行うとは・・・・・・

学力レベルの低さが伺える事件です。 情けない。
by 隣町の住民 (2013-10-16 10:18) 

ebisu

「隣町の住民」さんへ。
おひさしぶりですね。

>何の場で暴言を吐いたのでしょうね。

さて、どこだったのでしょう、わたしはまったく存じません。(笑)

わたしは地域社会の一員、教育長はわたしたち地域社会と協同して北海道14支庁管内で最低レベルにある根室の子ども達の学力向上に専念すべきです。

やるべき仕事(中学校数学授業の進捗管理等)をほうったらかしにしてはいけません。

これからも教育問題は率直な意見を発信します。
地域社会との協同を拒否されるなら、それは文科省の方針や北海道教育委員会との方針とも真っ向から対立します。
田舎の小役人にそういう覚悟がおアリなら話しは別です。ebisuのブログを見るななんていわずに、ストレートに北海道教育委員会や文科省と喧嘩なさればいい。
そのときは見物させてもらいます。
by ebisu (2013-10-16 12:33) 

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