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#2450 お洒落な駄洒落「青春放課後」と笑い :子どもをダメにする確実な方法 Oct. 15, 2013 [64. 教育問題]

 昔のテレビドラマをBSでやっていた。佐田啓二と小林千歳が出演していた。小林千歳は二十代後半で京都に住んでいる。会社の専務をやっている東京のおじさんのところへ数日間滞在しているという設定になっていた。
 (女子大の?)同窓会をやったら未婚はたった二人だけ、それをおじさんに言う。小学校のときに放課後校庭で遊んでいたら、いつの間にかみんな帰ってしまって、一人ぼっちになった、二十代後半の未婚の女はそんなキモチだというのである。いい男はもう結婚しているし、結婚してほしいという男はどこかさえないのばかりで触手が動かない、どんどん歳をとってしまう。

 その話しを専務のおじさんが、親戚のその娘の父親とバーで酒を飲みながら、「粋なことをいうものだ、青春放課後だってさ」そういったら、もう一人がすかさず、「俺達は青春老化後だね」と切り返す。気がついたら校庭には誰もいない、そして空には月が出ている、それが青春老化後さと二人は大笑い。

 いまの中学生の日本語語彙の貧弱さを考えると、60歳をすぎてこういう会話で大笑いできる、つまり日本語語彙が豊富な人が二人揃うことはほとんどありえない話しではないかと心配になる。


【日本語語彙の爆発的に伸びる旬の時期を逃してはいけない】
 本の音読がスラスラ出来ない子どもに英語を習わせても意味がない。まず日本語だ。小学生の季節は日本語語彙が爆発的に伸びるから、旬にあわせて本をたくさん読ませたらいい。本をたくさん読んだ子は高校生になってから学力がうんと伸びる。例外ナシだよ。日本語の本がスラスラ音読できないで、教科書がすらすら理解できる?できっこない。日本語の音読が出来る子は先読みができるんだ。音に出す前に先読みして意味を理解して文節を区切って読んでいる。速度が大きいから、1ページ読むのに時間がかからないので、短時間記憶保持が可能だ、つまり文意が読めるし段落ごとの比較も頭の中でしている。高速音読トレーニングは学力全体を上げるためにたいへん効果が大きい。

【子どもの学力向上を妨げる方法】
 学力の低い子供にしたかったら、お薦めの方法がある。
 日本語語彙を増やす旬の時期に英語の勉強なんてやらなくてもいいことをやらせ、部活に熱中させて生活時間から読書の時間を奪えばいい。
 ついでにゲームも要求されるままに買い与えて、時間を制限しないで勝手にやらせておけばいい
。スマホを制限ナシで使わせるのも効果が大きい。

 
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