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#2446 仮定法とは何か(1) : Boys be ambitious. Oct. 11, 2013 [80.英語談義 (コメント欄から)]

  仮定法について、コメント欄で三人の方と議論してきた。その議論の経緯は弊ブログ本欄へアップして紹介した。#2343、#2344、#2345にある。
 三人寄れば文殊の智慧で、わたしは文殊菩薩の化身とおぼしきお三方との議論で、いくつか気がついたことがある。
 三人のうちの一人、「後志のおじさん」はドイツ接続法を根拠に仮定法という得体の知れない深海魚を俎上にのせ包丁を入れて見せてくれた。手には和包丁(反実仮想の助動詞'まし')が握られている。学問をやるにはある種のセンスである直感とものごとを広い視野からみる幅の広い教養が必要なのだが、そういうものを兼ね備えている稀な人のようだ。Hirosukeさんは独自な視点から英語を眺めることのできる人、「カタチ・イミ・キモチ」の三次元座標に棲んでおり、どんな問題もその三次元座標空間に位置づけて解説してみせる、なかなか刺激的。合格先生は「釧路の教育を考える会」の重要メンバーで、物事の冷静な分析にかけては会でナンバーワンの力量の持主である。この三人の文殊様の分身の横に座って仮定法について教えを請うebisuは幸せこの上なし。

 仮定法についてはかねがねヘンだという漠然とした思いがあったが、突き詰めて考えたことはない。ハンドルネーム「後志のおじさん」が鋭い問題提起をしてくれたので、そこを皮切りにいくつか「証拠(=文献)」を挙げながら検討してみたい。
 第一ステップは用語解説とクラーク博士のあの有名な一句が假定法であるや否やの検討。

 ①conjunctive(接続法)
 conは接頭辞で「共に」をあらわすラテン語です。junctiveはjunctionの派生語でしょう。高速道路のジャンクション、「接続」という意味をもっています。tiveは形容詞語尾ですが、この例のように名詞のことがあります。あえて日本語にしたら、「~的な(もの・こと)」という意味でしょう。形容詞のほうを参考事例にあげて起きます。
 sense(感覚)⇒sensitive(敏感に反応する、敏感な)
 compare(比較)⇒comparative(比較による)
 conserve(保存する)⇒consetvative(保守的な)

 conjunctionという単語からは二つの文が接続されているイメージがわきます。一方だけが文として顕在化しても、他方の文が脳裏に浮かび上がる。両方が姿を現す場合も、片方だけが姿を現す場合もアリ。

 ドイツ語の接続法は型がきっちり決まっている。詳しくはこちらをご覧戴きたいのだが、絶版になっている。
--------------------------------------------
 関口存男著『関口 新ドイツ語大講座<上>』
  「第26講 接続法の形」: 第一式接続法 第二式接続法
  「第27講 接続法の用法(1) 間接話法」
  「第28講 接続法の用法(2) 要求話法」
  「第29講 接続法の用法(3) 約束話法」

 関口存男著『ドイツ接続法の詳細』
--------------------------------------------
 関口存男はドイツ語文法の巨人であるが、フランス語や英語にも堪能である。短い期間、アテネフランセでフランス語も教えたことがあると書いてあったのは『ドイツ語講話』だったか他の本だったか、寄る歳並みには勝てず、記憶が混線しつつあるので、あてにはならない。
 「後志のおじさん」がドイツ語大講座で勉強したとどこかに書いていた。
 団塊世代のわたしが二十代のころに、まだ東京の書店においてあった関口存男先生の本を数冊買いあさり、本棚を飾っている数冊のうちの2冊。
 『~大講座』は上・中・下の三冊。Eさんがやはり『~大講座』を何度も読み返したという。暗記するほど勉強したというのはEさんだったか、「後志のおじさん」だったか、両方だったか、はて、最近のことなのにもうあやしい。このお二人に比べるとドイツ語に入れ込めなかったわたくしの不勉強がはずかしい。
 三好助三郎著『独英比較文法』も役に立ったとメールで知らせてくれたのは間違いなくEさんであると思い出してホット胸をなでるebisu、ボケてはいないぞ。同じ本がわたしの書棚にもある、独英両方一時に勉強できる、しかも比較しながら、一石二鳥を絵に書いたような本。


 ②subjunctive(「仮定法」と辞書には書いてあるが・・・)
 subは「副」「亜型」を表します。地下鉄はsubwayでした。地上の道に対して地下の道(地下鉄)は副次的なものです。ドイツ語のconjunctiveに比べて型が崩れていることを意識したのでしょう、ちょっと遠慮した感じのあるsubjunctive、「亜型接続法」とでも訳せばよかったのでしょう。仮定法という日本語を充ててしまいました(『ジーニアス4版』には「仮定法」となっています)。
 仮定は気持ちが悪いので假定と書きますが、假定は「もし~なら、...だ」というのが日本語の感覚です。しかしsubjunctiveにそういう意味はありません。
 日本語で「假定法」と命名されて独り歩きすることになったようです。あなたも「假定」という漢字からイメージに浮かぶのは「もし~ならば、...だ」でしょう?これが素直な日本人の感覚です。ところがSubjunctiveを三つに分解して一つ一つ見ていっても、「假定」という意味はどこにもありません。名前にはそれなりの意味があります、あなたのお名前がそうであるように。

 'COLLINS COUBILD Advanced Learner's English Dictionary'より
------------------------------------------
 Subjunctive
   In English, a clause expressing a wish or suggetion can be put in the subjunctive, or in the subjunctive mood, by using the baseform of a verb or 'were'.
   Examples are 'He asked that they be removed' and 'I wish I were somewhere else'.
   These strucdtures are formal.

 英語においては、願望や提案を表現する節は亜型接続法に分類され、動詞の基本形または'were'を用いる

*mood:《言語学》(叙)法◆述べることに対する話者の心的態度を表す動詞(句)の形で、英語には事実を表す直説法(indicative mood)、命令を表す命令法(imperative mood)、起こりそうもないことを表す仮定法(subjunctive mood)の3種類がある。(ウィキペディアより)
------------------------------------------

 面白いものを見つけました、小西甚一著『国文法のちかみち』(洛陽社、1959年初版、2,007年改訂41版)の中に、反実仮想の助動詞の「ましかば...まし」の項目のタイトルが「[へ]仮想(subjunctive mood)」219ページとなっていました。
 「假定法」ではなく「仮想」という日本語を充てています。反実仮想の助動詞「ましかば...まし」はsubjunctiveそのもの、3回目で引用してみたいと思います。(10月12日追記)
------------------------------------------

 典型的な事例を最初に挙げます(コメント欄で「後志のおじさん」と議論しました)。
 札幌農学校のクラーク博士は8ヶ月赴任して別れを告げる時に馬上から次のように言いました。
 (1)Boys, be ambitious.(少年よ大志を抱け)
  (2)Boys be ambitios.(少年よ野心的であれ)

  わたしはこの文を見て、クラーク博士が馬上からマジメで勤勉な若い学生に向かって、「勤勉なだけではダメだ、世俗的な栄誉、地位や経済的成功を求めよ、それが神の意思にかなっているのだから、学生達よ野心的であれ」そう言っているシーンが脳裏に浮かびました。そのせいでBoysの後ろについているカンマを見落としました。鋭い「後志のおじさんは」そこを見逃してくれませんでしたね。「カンマがあるよ、命令文だよ」とやんわり指摘してくれました、もっと優しい言葉でね。クラーク博士はそんなに尊大で偉そうな人柄だったのかなと気になり、ネットで検索。
 どのような別れのシーンであったかはウィキペディアに載っています。馬上から一言例の台詞を吐いて、さっと走り去ったのです。クラーク博士、超ーかっこいいね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%AF#.E5.B0.91.E5.B9.B4.E3.82.88.E3.80.81.E5.A4.A7.E5.BF.97.E3.82.92.E6.8A.B1.E3.81.91

 ところが文献に残っている文にはカンマがつけられています、誰がつけたのか、もちろん、感動を持って惜別の辞を聴き、書きとめた人でしょう。(1)にはカンマが挿入されており、書きとめた人の主観と解釈が入っています。命令文と理解したのでしょう。書きとめた人に接続法の知識があったかどうか不明です。
 カンマなしでも立派な英文です。(2)は典型的な接続法subjunctive(亜型接続法)の文で、動詞が基本形になっています。高校英文法の範囲ではこれは「仮定法」に入るのでしょうか、後で検討してみたいと思います。
 普通の高校英文法参考書はどうも説明の方向が逆になっているようです。ifClauseから説明をはじめて、亜型接続法本来の用法を例外扱いしています、あとで詳しい説明をすることになりますから、しばしお待ちください。

 実際、この文の後にambitiousとはどういうことかという説明が続きますが、これは書きとめた人の創作でしょう。クラーク博士はピューリタンでしたから、お金を儲けることや立身出世を追い求めることは、神の意にかなうことなのですが、そうしたことを否定した言葉が続いています。ですから、後の文を創作した人は二重に間違えているとわたしは考えます。あの当時ですから、無理もないことと思います。「反実仮想の助動詞」という国文法での言い方70年ほど後のことになります。でも、間違いでしょう。それがebisuの理解。ですが、命令文にも読めるという点は否定しません。
 おそらく読み手の心の状態に関わることなのでしょう。二様に読める、そのことがうれしい。

“Boys, be ambitious! Be ambitious not for money or for selfish aggrandizement, not for that evanescent thing which men call fame. Be ambitious for the attainment of all that a man ought to be.”

 ドイツ語やフランス語の知識のない人が、そしてピューリタンについても知識のない人が、言葉を付け足したというのがわたしの推測です。

 ピューリタンとお金儲け(世俗的な仕事)の関係について興味のある人はマックスウェーバーの『プロティスタンティズムの倫理と資本主義の精神』をお読みください、岩波文庫版で出ています。安い、投資効果大です。わたしはずいぶん昔に眼を通したような気がします。学生時代に母校の助教授でこの分野の専門家がいましたが、残念ながら40代で亡くなりました。授業の後で生意気な学生の議論に何度か付き合ってくれました、いい先生でした。田舎、いや僻地根室の小学校でも中学校でも高校でもいい先生数人に教えていただきました。大学でも何人かの先生に親しく教えを請いました。そういうことが積み重なって自分のいまがあります。

 高校の先生たちはこの文を説明するときには、命令文と接続法の二通りの解釈のあることを生徒に説明してもらいたいと思います。で、願わくば、クラーク博士の脳裏にあったのは亜型接続法の文であったと、時空を超えてその場に立ち会った思いで生徒に感動を伝えてほしいのです。もう一度声に出してみてください。
 Boys be ambitious.

 頭がよくて勤勉な生徒達に、まじめに勉強するだけではダメです、もっと「野心的であれ」と檄を飛ばしたのだと考えたい。わたしはこの文を読むたびにそういうシーンが脳裏に浮かびます。1877年5月に発せられたこの言葉は時空を超えていまも道産子に投げかけられています。根室っ子も含めて道産子は素朴なだけでいまもちっとも野心的ではないのです。野心的であることを忘れ、広い大地に住んでいるにも関わらず、オープンマインドを忘れ、心は閉鎖的、136年後に存在している道産子がクラーク博士をがっかりさせたくはないですね。

(クラーク博士は米国に戻り心臓病で8年後の1886年3月9日59歳で亡くなっています。養生大学の企画失敗、作った会社の倒産とあまりよい晩年ではなかったようです。)

 第2回は、'Cobuild English Grammar'のsubjunctiveの説明と英語の問題集'Grammar In Use' を材料に接続法と「仮定法」に線引きを試みますが、はたしてうまくいくのかどうか。わからぬことはめくらヘビにおじずでやってみるのみ。 

*#2423 'IAEA members give grief over leaks' Sep. 28, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-09-29

 #2435 "#2423の一文解説" Oct.4, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-10-04-1

 #2443 仮定法ってなんだろう?(1):コメント投稿欄での議論 Oct. 10, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-10-09-1

 #2444 仮定法ってなんだろう?(2):コメント投稿欄での議論 Oct. 10, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-10-10-1

 #2445 仮定法ってなんだろう?(3):コメント投稿欄での議論 Oct. 10, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-10-10-2

 #2446 仮定法とは何か(1) : Boys be ambitious. Oct. 11, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-10-11

 #2447 仮定法とは何か(2): 概念規定と基本型 Oct.13, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-10-12

 #2449 假定法とは何か(3): Swanの説明 Oct. 14, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-10-13-1

 #2452 仮定法とは何か(4):国文法学者の見解 Oct. 16, 2013 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-10-16

 #2453 仮定法とは何か(5) : 国文学者の見解ー2  Oct. 17, 2013
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2013-10-16-1





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プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 (岩波文庫)

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 (岩波文庫)

  • 作者: マックス ヴェーバー
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1989/01/17
  • メディア: 文庫



【注】(10月13日追記)

北大図書館のオフィシャルサイトより
http://www.lib.hokudai.ac.jp/collections/clark/boys-be-ambitious/
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“Boys, be ambitious!”について

 この数年「Boys be ambitiousに続く言葉について知りたい」という問合わせが多くなった。調べてみると,高校や中学の教科書の中にも次のような言葉をのせたものがあるようである。

 “Boys, be ambitious! Be ambitious not for money or for selfish aggrandizement, not for that evanescent thing which men call fame. Be ambitious for the attainment of all that a man ought to be.”

 この言葉がこのように広まったのは,昭和39.3.16の朝日新聞「天声人語」欄によるものと思われる。「天声人語」はその出典として稲富栄次郎著「明 治初期教育思想の研究」(昭19)をあげ,さらに次のような訳文を添えている。「青年よ大志をもて。それは金銭や我欲のためにではなく,また人呼んで名声 という空しいもののためであってはならない。人間として当然そなえていなければならぬあらゆることを成しとげるために大志をもて」

 ここてはクラーク博士の「大志」の内容は,富や名誉を否定して内面の価値を重んじる倫理的なものとなっている。これは“Boys be ambitious in God”として,神への指向を強調した人々の解釈と通ずるものである。

 しかし,この言葉がクラーク博士のものであることを認めるには,いくつかの無理がありそうである。まず,“Boys, be ambitious!”は帰国に際し島松まで見送った学生たちに向って馬上から最後に一声のべられたもので(第一期生大島正健博士の著書による),その時 の状況からみてこれは「さようなら」に代る別れの言葉であったと思われる。
次にクラー ク博士は決して富や名誉を卑しんでいなかったことである。例えば農学校の開校式の演説でも,学生たちに向って「相応の資産と不朽の名声と且又最高の栄誉と 責任を有する地位」に到達することをよびかけている。即ち日本が因襲的な身分社会から脱却した現在では,努力によっては国家の有為な人材となることを妨げ るものは何もないことをのべ,学生たちの青年らしい野心(lofty ambition)を期待したのである。このためにとくに勤勉と節制の必要を説いているが,ここには「神の恩寵」を確信して世俗的な職業に励むピューリタ ンの精神がよくあらわれている。
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コメント 103

Hirosuke

僕は単なる人間です。

【それ】が僕に言わせているのです。
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三単現
⇒he, she, it の(e)s
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by Hirosuke (2013-10-11 09:39) 

ebisu

ははは、おはようございます。

文殊菩薩の化身や分身はもちろんモノの喩え(直喩)ですが、文殊菩薩がいたとしたらものごとを一時に八百の視点から眺めているのでしょう。
わたしたちは、「假定法」をそれぞれ独自の視点から眺めてそれぞれの意見を述べ、假定法を再考してみました。
菩薩ならぬ俗人のわたし達の視点を合計してもわずか三つであるのかもしれませんね。文殊の八百とは比べものになりませんか。

菩薩ならぬ人である「それ」が言わせる。

>僕は単なる人間です。

>【それ】が僕に言わせているのです。
-------------------------------
三単現
⇒he, she, it の(e)s
-------------------------------

?

なぞかけ?
何か意味がありそうですね。
by ebisu (2013-10-11 10:30) 

後志のおじさん

Essay風にかかれていて、面白いですね。「仮定法」というネーミングからはじめたのも読みやすいと思います。機会があったら、私も「仮定法」という名称は、日本人のネーミングであることに、触れてみます。――――誉められ過ぎて、こそばゆい気分の謎の後志のおじさん、でした。
by 後志のおじさん (2013-10-11 11:00) 

ebisu

書き出しが学術論文風では一番読んでほしい高校生に読んでもらえませんから、配慮しました。

次はどうなるのか、書いてみないとわたしにもわかりません、どういう結論になるのかまだ漠然としていますが、そこがじつに楽しい。とりあえず一歩踏み出し、次の一歩を考える。
一人ではできません、皆さんのお陰です。

こうした共同作業風の探索ができるのはネット社会のメリットですね。
by ebisu (2013-10-11 15:27) 

後志のおじさん

クラーク博士に関するWikipediaをみました。Boys―be―ambitiousには、はっきりした記録はないのですね。「場面」と「心の向き先」で、「命令法」とも「仮定法」とも読めますね。――――――でも「命令法」ってこれまたネーミングのセンスの悪いこと。私が明治時代に名付けられたなら「要望法」とでもつけたかな?明治の時代、人への要望は「命令」口調ですんでいた人が命名したのでしょうか。ずいぶん時代に合わない言葉になっています。―――ebisuさんを、さらに煽ろうとしています。(すみません。)Hirosukeさん、合格先生は、のっていただけるかな?

by 後志のおじさん (2013-10-12 00:13) 

合格先生

 せっかくの後志のおじさんのお誘いですから、のってみようと思います。

 自分の個人的な感想ですが、ここの解釈はカンマが入る方が正しいのではないか、と思います。
 ここからは完全な推測ですが、クラーク自身は、アメリカに帰ってからいくつか企業を設立している人ですから、本人も野心家だったのではないかと想像しています。そして、そういう人の目から見ると、おそらく、当時の日本人は今以上に外人に対して抵抗感があり、あまり積極的な活動をするように見えなかったのかな、という気がします。

 そこで、ambitiousになりますが、この言葉は、名詞形ambitionでたどると分かるのですが、元来、「名声をえるために積極的に動き回る」という意味だそうです。
 だから、のちに確認された「Boys, be ambitious like this old man」という言葉として残ったのではないか、と。

 それから、ebisuさんが本稿中に記載している、後世の人が後でつけた内容の英文は、解説というより、実際に話している内容の記録という感じがします。ですから、きっとBoys, be ambitious は、別れのときに突然初めて言った言葉ではなく、講義中などの何かの機会にクラーク自身が言ったことがあるセリフなのではないか、そしてそれを書き留めておいた誰かが後で付け足したのではないか、そのように感じます。

 ですから、最終的な自分の結論としては、このBoys, be ambitious は、「お金や一時の名声ではなく、後世に名を残すような偉業を達成しようとして、もっと積極的に物事に取り組むようにしなさい」という意味として捉えています。

 「命令法」という命名については・・・生徒としてネイティブから習っていた当時の学者さんたちの立場で言うと「黒板を見なさい」とか「テキストを読みなさい」と常に命令されていたときに使われた言葉なので、このようになったかと・・・
by 合格先生 (2013-10-12 07:24) 

ebisu

ペンキ塗りをしてました。
「要望法」、なるほど、要望のこともありますね。
命令にも使うし、要望にも使う、日本語の概念とずれが生じているのでしょうね。imparativeにぴったりの日本語がない。

おなじことがsubjunctiveにもあるのでしょう。『国文法のちかみち』小西甚一著を読んでいたら、subjuntive moodが「仮想」と訳されていました。反実仮想の助動詞「ましかば...まし」のところです。
ひょっとして、後志のおじさん知ってましたか、この本のこと。subjunctiveと「ましかば...まし」は概念がぴったり重なりそうです。


by ebisu (2013-10-12 11:49) 

後志のおじさん

「国文法のちかみち」という本は、読んだことがありません。だいたい、ズボラな性格なので、ましかばと仮定法のリンクも、たまたま古典を読んでいて思いついただけなのです。――――――――命令法に分類される文に、Have a nice weekend!や、Stand by me!他、どう考えても「命令」という名称にそぐわないものが、多々あります。仮定法現在の祈願文も原型ですし、動詞の原型って望みや願いの感覚をもっているのか?と思いはじめたのです。異種三次元世界のHirosukeさんの見解をぜひ伺いたいです。――――ですから、クラーク博士の言葉も合格先生の見解と同じく、,入り。ただし「命令」ではなくて、「志を高くもてよ」(文末上がり調子)と、おすすめ位の気持ちだろうと思います。
by 後志のおじさん (2013-10-12 12:24) 

ebisu

いろいろ解釈できて、すごい文ですね。
---------------------------------
実際に話している内容の記録という感じがします。ですから、きっとBoys, be ambitious は、別れのときに突然初めて言った言葉ではなく、講義中などの何かの機会にクラーク自身が言ったことがあるセリフなのではないか、そしてそれを書き留めておいた誰かが後で付け足したのではないか、そのように感じます。
----------------------------------

説得力のある推測の一つです。
議論が楽しいのであえて異論を。
わたしはこの句から、サムライを感じるのですが、合格先生の印象はいかが?
Be ambitious not for money or for selfish aggrandizement,...

武士は金勘定をしない、武士道そのまんま。いつでも死ねる覚悟をもって生きているから利己心とは対極の生き方。
当時の日本人がもっていた価値観がそのまま表出されている文のように感じます。

クラーク先生が講義の中では何度か話していたなら、それを聴いていた学生達はambitiousという言葉をピューリタンの価値観ではなく、日本的価値観の中で消化したのではないか。

----------------------------------
ですから、最終的な自分の結論としては、このBoys, be ambitious は、「お金や一時の名声ではなく、後世に名を残すような偉業を達成しようとして、もっと積極的に物事に取り組むようにしなさい」という意味として捉えています。
----------------------------------

これは賛成です、異議ありません。この場合も、命令文とも接続法とも両用に解釈できます。

それにしてもクラーク先生、米国に戻ってから、洋上大学を夢見たり、お金儲けに走ったりとずいぶん忙しい。洋上大学はたいへん野心的ではありましたが、百年早すぎた企画でした。何の会社かわかりませんが、会社をつくって一時期は儲けたようですが、じきに失敗、始末がたいへんだったようです。そういう中で心臓病の病を得て59歳で亡くなった。「野心的であれ」と言い残した先生は米国に戻ってからの8年間を自分の言葉通りに生きた。十分に山師っ気の強い人にみえます。普通はマサチューセッツ農業大学学長におさまったら、その職をまっとうする、冒険はしないものです。

以下は日本語訳です。
---------------------------------
少年よ、大志を抱け。
 しかし、金を求める大志であってはならない。利己心を求める大志であってはならない。名声という、つかの間のものを求める大志であってはならない。人間としてあるべきすべてのものを求める大志を抱きたまえ。
-------------------------------

「人間として」⇒「お家のために」と書き直すとやはり武士道精神そのまま。
日本を去ったあとの生き方をみても、とても「野心的」でした。お金儲けが悪だという価値観は武士道精神でピューリタンにはなさそうですから、やはりクラークの発言として考えにくい、受け取った側の学生達の当時の価値観の中での解釈。

たった一行の文でもこれだけ材料があれば90分の授業が出来そうですね。
by ebisu (2013-10-12 12:37) 

ebisu

後志のおじさんへ

へえ、読んでませんか。1959年が初版の本です。古すぎますね。2007年に改訂41版がでています。ロングセラーなのでしょう。
筑波大学名誉教授・スタンフォード大学客員教授と書いてあり、米国留学経験ありの国文学者です。
だから、素直にsubjunctiveは反実仮想、それなら「ましかば...まし」、助動詞の説明のところにsubjunctive(仮想)というタイトルをつけています。

この人の場合、仕事が仕事ですから、ストレートに古典文法と結びついた。

いいセンスしてますね。subjunctiveの理解は後志のおじさんと小西先生はまったく同じレベル。
日本の英文学者は古典にあまり興味がないのかな。「仮想」という訳もなかなかいい。だけどconjunctiveとのつながりが消えてしまいます。難しいものですね、英語の概念の日本語での命名は。

結局、假定法は「反実仮想」の要件を満たせばOKということになりそうです。ifClauseがあろうとなかろうと関係なし。条件節と帰結節のセットは反実仮想の要件ではない。表に出ていてもいいし、脳裏に描いたままでもいい。'mood'のところで気がつきました。
心的状態にかかわる表現様式を「法」なんて訳すからややこしいことになる。「法の助動詞」、なんてわかりにくい命名なんでしょう。学生達が気の毒です。

by ebisu (2013-10-12 12:56) 

Hirosuke

◆God bless you!◆

今から仕事なので、これだけ残して・・・。

by Hirosuke (2013-10-12 13:10) 

後志のおじさん

そうそう、このコメント欄の最初のHirosukeさんのコメント。It makes me say that. のItも、ebisuさん、その内に取り上げる価値ありですよ。大学入試でも、Itは出題の狙い目ですが、なかなか奥が深い。HirosukeさんのコメントのItは、How it goes?のitと解しましたが、そのこころは?
by 後志のおじさん (2013-10-12 22:54) 

ebisu

そういう謎掛けだったのですか、気になっていました。

消去法で考えると、animalではないし、thingでもない、残るのはある種のsituation。
しかも発話者と受信者の間で共通に理解できていること。

漠然とした感じがありますね。

星の運行が影響を及ぼし言わせている?
私の意思とは無関係にわたしを取り巻く状況が言わせている?

なんでしょうね、この漠然とした感じのitは。
このit、わたしにとってはあなたと同じです、その心は「謎」です。(笑)
by ebisu (2013-10-13 02:26) 

合格先生

 ebisuさんへ

 クラーク博士の内容で、一つ気になるところが。このbe ambitiousを別れのときのあいさつとして使っていた、という解釈がある、と言う点です。この点は、調べてみた限りではどこにも載っていませんが、もし、あいさつとして使っていたということになると、ちょっと面白いかも知れません。

 例えば、大阪のおじさんが「もうかりまっか?」と言ったのを、現地の学生が「やはり、利益を上げることが大切なことなんだ」と解釈し、大げさに扱った、と同じような状況になっているという事になりますね。

 そこで、be ambitiousになりますが、彼はマサチューセッツの出身ということなので、ひょっとしたら、ゴールド・ラッシュのときの名残で、人を送り出すときに「一発、当ててくるんだぞ、(じゃあな)!」という意味で使われていたのかな? とも思います。
 そして、彼が学生との別れのときに、自分が馬に乗って立ち去っていくのと合わせて、自分の出身地の「粋な別れ言葉」を言ったんだ、と解釈すると、これもカンマが必要で、なおかつ、ebisuさんがおっしゃる通り、「金のためではなく・・・」の文面は、クラーク博士が帰った後に、誰かが意味の分からない生徒に解釈して伝えた言葉がそのまま記録された、というものになろうかと思います。

 いずれにせよ、謎が多いほど、面白いことが考えられますね。

 それからitに関しては、漠然とした「周りの空気感」とか「表現しづらいもの」に当てたものだと思います。itを「神」と解釈してしまうと、「shall」が必要になると思いますが。
by 合格先生 (2013-10-13 06:01) 

ebisu

合格先生へ

北大図書館のオフィシャルサイトにあります。
http://www.lib.hokudai.ac.jp/collections/clark/boys-be-ambitious/
------------------------------------
Boys, be ambitious!”は帰国に際し島松まで見送った学生たちに向って馬上から最後に一声のべられたもので(第一期生大島正健博士の著書による),その時 の状況からみてこれは「さようなら」に代る別れの言葉であったと思われる。
次にクラー ク博士は決して富や名誉を卑しんでいなかったことである。例えば農学校の開校式の演説でも,学生たちに向って「相応の資産と不朽の名声と且又最高の栄誉と 責任を有する地位」に到達することをよびかけている。即ち日本が因襲的な身分社会から脱却した現在では,努力によっては国家の有為な人材となることを妨げ るものは何もないことをのべ,学生たちの青年らしい野心(lofty ambition)を期待したのである。このためにとくに勤勉と節制の必要を説いているが,ここには「神の恩寵」を確信して世俗的な職業に励むピューリタ ンの精神がよくあらわれている。
------------------------------------

これが北大側の公式の解釈でしょう。
本欄の末尾に注記として入れておきます。




by ebisu (2013-10-13 07:45) 

Hirosuke

おはようございます。

まず最初に、
僕は【無神論者】であり、
全ての宗教に対して中立である事を宣言します。

もう一つ、
ドイツ語は挫折した身であるため、
推測に過ぎない点も強調しておきます。

-------------------------------
【それ】が僕に言わせているのです。

三単現
⇒he, she, it の(e)s
-------------------------------

ドイツ語には、
「釈迦に説法」かもしれませんが、
男・女・物の区別なく第三者(それ)を表す語がありますね。

わざわざ漢文で表現すれば、
------------------------
其れ即ち独国に【es】あり。
------------------------

【英語における「三単現の(e)s」】とは、
【ドイツ語のes】が転化適用された物ではないかと。

さらに妄想を暴走させると、
【其れ】とは【英語のIt】であり、
【ギリシャ語のId】と同値ではないかと。

ここで大文字の【It】と表記したのは、
【其れ】と同値になるのが、
文頭に使われる場合に限るからです。

【精神分析学のes】に関しては、
何らかの予感があるものの、
深い考察までには至っていません。

by Hirosuke (2013-10-13 08:09) 

ebisu

合格先生へ(2)

新渡戸稲造が合格先生の説を支持しそうです。
http://www.nunochu.com/bible/oshiete/q05.html
-----------------------------------
 札幌農学校で学んだ新渡戸稲造は、別の解釈を紹介しています。
「クラーク氏の性格から考えても、そう難しく解釈する必要はない。見送りに来た学生に向かって、諸君しっかりやれよと云った程度だ。勿論、学外の青年を相手にした言葉ではない。」
-----------------------------------
by ebisu (2013-10-13 08:23) 

ebisu

Hirosukeさんへ

イドは精神分析学の用語のようですね。「イドー」という表記も見た気がしますが。
エーリッヒフロムについて何度も貴ブログで取り上げていましたね。
わたしはフロムの本を三十数年前に1冊だけ目を通した気がするのですが内容については記憶がありません。ライヒの本は数冊読みました。
わからないので、ウィキペディアでidを引いてみました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E6%88%91

--------------------------------------
自我(エゴ)はエス(イド)からの要求と超自我(スーパーエゴ)からの要求を受け取り、外界からの刺激を調整する機能を持つ。無意識的防衛を行い、エス(イド)からの欲動を防衛・昇華したり、超自我(スーパーエゴ)の禁止や理想と葛藤したり従ったりする、調整的な存在である。全般的に言えば、自我(ego)はエス(id)・超自我(super-ego)・外界に悩まされる存在として描かれる事も多い。

自我(エゴ)は意識とは異なるもので、飽くまでも心の機能や構造から定義された概念である。有名なフロイトの格言としては「自我はそれ自体、意識されない」という発言がある。自我の大部分は機能や構造によって把握されており、自我が最も頻繁に行う活動の一つとして防衛が挙げられるが、この防衛は人間にとってほとんどが無意識的である。よって「自我=意識」と考えるのには注意しなくてはならない。
--------------------------------------
エス (Es) は無意識に相当する。正確に言えば、無意識的防衛を除いた感情、欲求、衝動、過去における経験が詰まっている部分である。

エスはとにかく本能エネルギーが詰まっていて、人間の動因となる性欲動(リビドー)と攻撃性(死の欲動)が発生していると考えられている部分である。これをフロイトは精神分析の臨床と生物学から導いた。性欲動はヒステリーなどで見られる根本的なエネルギーとして、攻撃性は陰性治療反応という現象を通じて想定されたものである。またエスは幼少期における抑圧された欲動が詰まっている部分、と説明される事もある。このエスからは自我を通してあらゆる欲動が表現される。それを自我が防衛したり昇華したりして操るのである。

エスは視床下部のはたらきと関係があるとされた。なおこのEsという言葉はフリードリヒ・ニーチェが使用し、ゲオルグ・グロデック(ドイツ語版)の“Das Buch vom Es”(『エスの本』)などで使われた用語である。フロイトは1923年に発表した『自我とエス』という論文で、彼のこの用語を使用するようになった。
--------------------------------------

精神分析学の専門用語のエスと中性代名詞のesにはなにか関連があるのでしょう。

なにやらitという単語が深い霧に包まれ始めたような気がします。


by ebisu (2013-10-13 09:05) 

合格先生

 ebisuさん、いろいろ調べてくださってありがとうございます。やはり、様々な解釈があって、これだけでも、かなり面白いですね。
 それで、実は、自分は今回の問題は、文法から攻めるより、クラーク博士の意図から攻める方がいいのではないか、と思った次第です。そこで、状況を確認して、意図を読み取ろうと思いました。自分の感覚で言うと、新渡戸稲造さんの解釈が、一番、しっくりくるような気がします。

 それから、itを「神」と解釈しているのでは? と言う点については、後半に「God bless you」があるので、こことひっかけているのかな? と深読みしてしまいました。あはは。

 ただ、shallは「神の意志」、willは「神以外の万物の意志」という意味なので、もしもこれが「神」を差すならば、shallが必要、と判断した次第です。
by 合格先生 (2013-10-14 03:54) 

Hirosuke

>itを「神」と解釈しているのでは? 
>と言う点については、
    ↓
半分Yes、半分Noです。

言い換えると、
僕自身はNoですが、
語のキモチはYesらしい。

カンマなしのBoys be ambitious. を見て、
「なるほど、◆God bless you!◆と同じだ。」
と感じたんです。

そして更には、
◆Bless you!◆
とも言われたり書かれたりする。

ここには、
キリスト教の教義が関係していると、
僕は深読みしているのです。

長くなるので、
ひとまずココまで。

by Hirosuke (2013-10-14 06:50) 

ebisu

おはようございます

ははは、朝一番でこれを読んで、こいつは朝から楽しいワイ、です。

>クラーク博士の意図から攻める方がいいのではないか、と思った次第です。そこで、状況を確認して、意図を読み取ろうと思いました。自分の感覚で言うと、新渡戸稲造さんの解釈が、一番、しっくりくるような気がします。

新渡戸の説が一番状況にあっていますね。クラークが住んでいたどこか田舎の挨拶句にこれがあるという説もあるようですから。
たいして深い意味はなくクラークが言ったとしたら、詮索好きの日本人に好餌を与えてしまったわけです。

まあ、それを承知でわたし達はこの句を材料に高校生諸君を鼓舞・幻惑すればいいのでしょう。それも塾講師の役目のひとつかな?

Eさんが命令法は次のように書き換えたらいいとメールで提案してきました。
------------------------------------
...したがいまして、命令形も強迫形となりますね。

  強迫形 第一式 押し付け形
        第二式 そそのかし形


今の緩みっぱなしの教育現場には案外ふさわしいかもしれません。


------------------------------------
by ebisu (2013-10-14 08:51) 

ebisu

shallが神の意思でwillが人間の意思ですか、そういう使い分けだったのですか、初めて聞きました。知っている範囲というのは狭いものですね。(苦笑)

さて、itについてですが、「人の人生あるいは人をとりまく周辺の状況」という項目が、マクミラン・イングリッシュ・ディクショナリに載っています。

reffering to sb's life or situation

someone'sが人生だけにかかっているのか、後ろのsituationにもかかっているのかハッキリしませんが、わたしは後者をとりました。あ、後ろに具体的な説明がありました、OKですね。「人の人生・仕事乃至は人を取り巻く漠然とした状況」

used for reffering to someone's life , work, ,or general situation:

What's it like in the army these days?
He 's been having it pretty easy up to now.

文例1は仕事の話ですね。「このごろボスの態度はこわもてで俺達をこき使いやがってまるで軍隊のようじゃないか」と、ボヤキにも聞こえてきます。
文例2は人生かもしれない。「あいつはいままでのところかなり好い加減に暮らせてきた」、これから先はそうは問屋がおろさないだろうなという含みが感じられます。

わたしが天体(星)の運行を例の一つにあげたのは、運命性の動きがその人の運命や行動に干渉するという、広く人々が信じていた事実に基いた推論です。general situationはそこまで拡張していいのかなと...

itはなかなか含意が深い。
読んでる高校生や大学生は楽しいだろうな(笑)
by ebisu (2013-10-14 09:20) 

Hirosuke

>willは「神以外の万物の意志」
   ↓
神の前においては、
万物は全て等しく平らかですからねぇ。


>shallは「神の意志」
   ↓
僕なりの見解を付け加えますと、
【神の意志・意思を代弁する】まで含みます。

元々の当初のshall は、
遥かなる高みに存在する神のみが、
下界の民に向けて発した語であって、
それゆえ【一人称】でのみ使用されていました。

しかし宗教の宿命と言うべきか、
これを人間は捻じ曲げて政治に悪用し始めます。

いわゆる【王権神授説】です。

これにより、
王・女王・皇帝・女帝・貴族・領主たちも、
shallの主なる使い手となりました。

「余は(神の意志により)~するぞよ。」

こんな風にshall には、
ふんぞり返って王座から物を言うような、
超【上から目線】な響きが生まれてしまいました。

ところがshall を使って疑問文を作ると、
このニュアンスは正反対に逆転して、
うやうやしく地に這いつくばるように膝を付き、
「神の意志」を問うものとなります。

中世の平民としては、
「~してもよろしゅう御座いましょうか?」
と神待遇でShall I ~? Shall we ~?と、
主に地元のタカビーな領主に向けて発したのでしょう。

絶対政治の崩壊した現代では、
人間を主語とするshall用法は廃れて、
主にshall は疑問文だけで使われていますが、
中世当時ほどの平身低頭な響きは薄れています。

以上、
shall に対する私見でした。

by Hirosuke (2013-10-14 14:08) 

ebisu

そうか、聖書だ、聖書がshallを多用しているんだ。

聖書を読まないといけませんね。西洋文化理解の根っこの部分だ。

それにしても、Hirosuke さんのshallの説明は素晴らしい。
by ebisu (2013-10-14 14:10) 

合格先生

 すぐに聖書が出てくるって、さすがebisuさん、すごい!
 自分は聖書を原文で読んだことがほとんどないので、全然違う方面からのアプローチだったんですけれども、このお話しをしている人は、聖書あたりからも読み取っているようです。
 そこで、自分の書き方が漠然としてしまっているので、誤解を与えたかも知れません。そこで、ちょっと長くなるかも知れませんが、説明しておこうと思います。

 まず、shallについてですが、これは、原義が「神の意志」で、実際に使っている意味合いとしては「そういう運命だ」とか「必ずそうなる」という意味で使われます。
 ですから、中学校でよく例文で出てくる
Shall I carry your bag?
は、「(偶然、あなたが重い荷物を持っているところに出会ったのは)あなたのバッグを持てという神の意志があったのですか(そういう運命なのですか)?」という解釈で、これが日本語に転じて「バッグをお持ちしましょうか?」という表現になっています。
 いわゆる「Shall I~」で「~しましょうか?」ですね。
 そして、この日本語の解釈を行ったうえで「相手の意向を訪ねる」という文法的な分類が行われるんです。

 黒人霊歌=ゴスペルの
We shall overcome.
についても、普通に訳すと「私たちは克服するでしょう」なんです。でも、これは神の意志ですから「必ず克服する日が来る(克服する運命である)」という意味なんです。
 で、これはキング牧師の公民権運動の際に歌われたときには、自由を獲得できる日が必ず来る、という意味だったと思いますが、もしも、黒人霊歌として葬式の際に歌われた場合、「奴隷の辛い生活を克服する日=死を迎えた日」という解釈で、必ず克服できるものなんだ、という解釈が成り立ちます。要するに「必ず訪れる」「運命である」ということですね。
 この解釈はネット上ではあまり見かけないと思いますが、元々の黒人の宗教観というのは、死を迎えた日=魂が自由を手に入れた日、という発想で、だから、おめでたい日なのだ、という感覚が根底にある、ということですね。ジャズも、そういった宗教観の元に生まれたわけです。

 ですから、マッカーサーの
I shall return.
も、「私は戻ってくる運命にある」という意味で、これを「日本の状況を情報とつかんでいて、必ず戻ってくる(確信)」として捉えていくか、「俺は勝って絶対戻ってくる(強意)」として捉えていくか、それとも「白人が黄色人種に負けるわけがない」という意味で言ったのかは、この段階ではよく判りません。
 ですから、元々の「神の意志」というところを踏まえて、その発言の意図を解釈しよう、という流れになる方が、「意志未来」や「単純未来」「確信」「強意」という辞書に書かれている意味合いから意図を読み取ろうとするより、より分かりやすいし、本意に即しているだろう、というのが、自分のアプローチ方法なんです。
by 合格先生 (2013-10-15 04:33) 

合格先生

 willについて、「万物の意志」と解釈しているのは、例えば人が主語で
I will go there.
のように、「私はそこに行くつもりだ」は、中学校文法通りですが、これが、人以外のもの、例えば
This flower will bloom beautiful.
となった場合、日本語の訳としては「この花は美しく咲くでしょう」ですが、本来「この花は美しく咲くつもりでいます」という花の意思を表しているという解釈なんです。
また、中学校で例文として出てくる
It will be rainy tomorrow.
も、日本語では「明日は雨が降るでしょう」という訳ですが、これも、「それが雨を降らせるつもりでいます」と解釈するんです。
 ところが、この場合、もしも、主語のitが「神」を表すならば、西洋の宗教上では「神のいう事は絶対」ですから、これを天気予報言って、万が一外れるようなことがあるととんでもないことになります。ですから、itは、神を表してはいないんです。
 それで、itは、「何か漠然としたもの」、天気で言えば、「空」とか「風」とか「空気」とか、そういうものを差す、という解釈になります。
by 合格先生 (2013-10-15 04:47) 

合格先生

 となると、shouldは「神の意志があった」という意味になります。その場合、神が過去に言ったことは、もうすでにみんなが知っているはずだ、ということになって、「世間一般に言われていること」や「比較的常識的なこと」という意味になります。中学校で出てくる例文として出てくる
You should go to a doctor.
も、結局は、病気になった相手に「医者に行った方がいい」というのは、比較的誰でも言いそうなこと。
wouldも同様に、「意志だった」というだけ、と捉えておくといいと思います。
 そうすると、wouldの説明として「過去から未来を見るからwillの過去形を使うんだ」という解釈は不要ですし、そもそも、そんな面倒な見方はしていないだろうとも思います。
 仮定法についても同様ではないか、とも思います。
by 合格先生 (2013-10-15 05:19) 

Hirosuke

>itは、「何か漠然としたもの」、
>天気で言えば、「空」とか「風」とか「空気」とか、
>そういうものを差す、という解釈になります。  

聖書から得た見解を。
-----------------------------------------
古代の人々は、自分の周辺に充満している、自分の意志を超越した(超自我の)不可思議な【もの】を感じ取り、それを【it】と呼んだ。

この最初の時点では、まだ【神】の存在は意識されておらず、ただ「何か不可思議な【もの】」でしかない。

人間が【神】を知りコンタクトを始めると、神から「お前達が【it】と呼んでいるものは、私の【精霊】である。」との啓示を受けて、【it】の正体を知る。

【精霊】とは【神の発するエネルギー】であり、それ自体は意志や人格を持っていないものの、あまねく全宇宙に満ち満ちて万物を創造し、今なお神から供給され続けている。

人間イエス・キリストが奇跡を起こせたのも、神との個人的な【精霊】のチャンネルを持つが故であり、イエス自身が神だからなのではない。
----------------------------------------
ここまでが聖書から得られる知見です。

ところがところが、
またもや人間(支配者たち)は曲解を始めます。

いわゆる【三位一体】です。

聖書自体には【三位一体】という用語は出てきませんし、
文字通りに素直に読んで行くと、
       【精霊】=【神】=【イエス】
という解釈には成り得ません。

これ以上は宗教論争になってしまいそうなので、
ここで止めておきます。

◆結論◆
-----------------------------------------
古代の人々は、自分の周辺に充満している、自分の意志を超越した(超自我の)不可思議な【もの】を感じ取り、それを【it】と呼んだ。
-----------------------------------------
by Hirosuke (2013-10-15 07:35) 

Hirosuke

お詫び

聖書には【it】に関する直接の言及はありません。
ここは私見が混入しました。

by Hirosuke (2013-10-15 08:09) 

ebisu

合格先生の論理的な説明、こういうことも高校生や大学生は学んでほしい。自分の言いたいことを誤解なく伝える技は、社会人となったときに実に強力な武器となります。
大きな会社で取締役になる人の大半は仕事ができるだけではなく、文書作成能力が抜群に高い。稟議書一つを考えても、少し大きな会社は文書で動いています。読んでわからない文書に判を押す人はいません。

shallとwill、そこから假定法のshouldまで一本のラインを引いて見せてくれました。すごい技です。

「釧路の教育を考える会」には他にもこういうレベルのメンバーが二人存在しています。 もちろんわたしはその数の中には入っていませんよ、現役バリバリの年齢層にそういう人たちがいる。
ebisuは会員専用掲示板上での議論を毎日楽しんでいます。釧路と根室のこどもたちの学力を底上げしないと、子ども達の人生も釧路の地域経済にも深刻なダメージをあたえることになると、みなさん本気です。
本気は仕事の遂行の能力に支えられないと現実に影響することが出来ませんが、両方そろっています。

by ebisu (2013-10-15 08:10) 

ebisu

キリスト教はユダヤ教やイスラム教徒同じ、啓典宗教です。神は唯一絶対神ですから、精霊などを認めるはずがありませんので、コメントしようかと思っていました。

>聖書には【it】に関する直接の言及はありません。
ここは私見が混入しました。

すぐに訂正しましたね。すばやい。(笑)
間違えていい、間違えたらきちんと訂正するかしないかに人間性が現れるものです。

しかし、itの理解に関しては同意できますね。人間ではないなにか漠然としたものという印象がありますから。
だらかわたしは最初のほうで、人間の運命に影響すると考えられていた天体(星)の運行を例の一つにあげました。

古代ギリシアも日本も多神教です。いたるところに神様が宿ります。北海道には蕗の下のかわいい神様、コロポックルまでいます。八百万の神々がいる、どこかほのぼのとして自然と調和がとれて、ゆったりした気分になれます。

啓典宗教は、唯一神=造物主と人間の契約によって成立ちますから、神と人間の間に常に緊張関係が生まれます。

正体不明の造物主にはgodとともにitがふさわしい。キリストは単なる預言者。外側から眺めているわたし達から見ると、マホメットと同じ立場の預言者。神の言葉を預る者です。招待がハッキリしているので、itというわけにはいかない。

by ebisu (2013-10-15 09:27) 

後志のおじさん

そうすると、itは古文の「もの」に近い部分がありそうですね。「もののけ」「ものくるをし」「ものかなし」など。なんとなく漠然とあたりをさすわけですから。――――willですが、私は、主語の「意思」(名詞のwillの本義)でさらっと流してました。1・2人称ならそのまま使えるし、3人称なら本人の意思はわからないから「推測」です。神と人の対置なんて考えたこともなかった!ただ、shallは上から目線という、Hirosukeさんの感覚はありましたけど。――――マッカーサーのI shall return! なんてwillでは、今は思っているけど…どうなるかわかんない、am going toでは、お前の戦争はスケジュールが決まっているのかいって突っ込みたくなるし。―――少し、中高生にもわかりやすいことを書いてみました。
by 後志のおじさん (2013-10-15 13:08) 

Hirosuke

>マッカーサーのI shall return! なんて
    ↓
中・高時代の地元でしたよ。
-----------------------------------
第8章 若葉の頃(4) タッチ&ゴゥhttp://hironagayuusuke.blog.so-net.ne.jp/2012-06-26
 [中3時代 1980]
------------------------------------
YAMATO高校♪合唱部 『わが◆マイルストーン』2
     ↑
中高生にも理解しやすいことを大量に書いてます。

by Hirosuke (2013-10-15 14:50) 

後志のおじさん

Hirosukeさんへ。内容が重複したのかもしれませんが貴ブログはみてはいません。私、ガラパゴス携帯で全ての用を済ませているので、例えば合格先生のブログもみれないのです。貴ブログも、少し読めるページはありますが、全体を見ることはできない状態です。――――今の世の中、時代遅れも甚だしいけれど別にそれでいい。(因みに当然PCもありません。TVもなし。)電力契約は20W。暖房は、まきストーブ。食料自給率70%。(農水省得意の金額ベースで。)―――――昼は畑。夜は原稿か酒を飲みながらののんびり読書、そんな生活を送っております。(今は、夜も出荷作業がありますが。)
by 後志のおじさん (2013-10-15 23:53) 

Hirosuke

後志のおじさん

そういう生活を僕はしたいと、
ずーっと子供の頃から憧れていました。

PCあれども、ケータイなし。

テレビあれども、聴覚過敏。

体も心も無理きかず。

昼は昼寝で、夕から塾へ。

夜は週に二度ほど酒を飲みつつ、
記事を書いたり書かなかったり。

そんな生活を送っております。

by Hirosuke (2013-10-16 00:48) 

合格先生

 中学校英文法におつきあいいただき、ありがとうございました(笑)。
 ただ、実は、これ、自分への戒めのようなものなんです。正直、中学校の文法くらい、と分かったような気になっていた、というのが本音です。
 shallはwillのちょっと強くなった表現で、過去形のshouldは「~すべき」で訳しておけばいいだろ、くらいだったんです。willに至っては、完全に「未来形」を信じていたわけです。全然違いますよね。
 だから、
I will marry him.

I shall marry him.
の違いもよく判らなかった。せいぜい、shallの方がちょっと強い意味で「絶対結婚するの」と思っていました。
 でもshallの方は、運命ですから、「私、彼と結婚する運命なの」~言い換えると「私、運命の人と結婚するのよ」といったニュアンスなんですね。
 willの方も、自分の意志なら自分でわかりますが、相手や第三者の意志を読み取るには、何らかの根拠が必要で、日本語文法で言うところの「推定」の方にニュアンスが近い、ということなんですね。

 ちなみに、これを読んでいる中高生の方のために、少しだけ補足を。

 クラーク博士の話が出ていたので、このクラーク博士のWikiのページに行ってみてください。すると、彼のキリスト教の教義の中に次の一文があります。
「あなたは、主なるあなたの神の名を、いたずらに口にしてはならない」
 ですから、少し前のHirosukeさんのコメントに「God bless you」を「Bless you」と言う事もある、と書いてありますが、これは、神である「God」を簡単に口にしてはいけない、ということで、わざと「God」の部分を省略しているのです。これと同様なことは「Oh,my God」でも起きていて、「Oh,my」でやめてしまっていたり、「God」を「Gosh」や「Goodness」と言い換えたりします。全部、同じ意味と捉えておきましょう。
by 合格先生 (2013-10-16 05:24) 

Hirosuke

>少し前のHirosukeさんのコメントに
>「God bless you」を「Bless you」と言う事もある、
>と書いてありますが、これは、・・・
   ↓
合格先生、解説ありがとうございます!

by Hirosuke (2013-10-16 07:11) 

Hirosuke

いわゆる【命令形】に話を戻します。

一般的にはYouの省略と解説されています。

だから中学生には、
-------------------------------------
「~は」なしで いきなり動詞 「しろ」「しなさい」
-------------------------------------
とか、
---------------------------------------
「誰が?」「オマエに決まっとるやろ!←(ビシッ)」
---------------------------------------
とか教えてますが、
このカタチの本当のキモチは、
-----------------------------------
◆God bless you!◆⇒◆Bless you!◆
-----------------------------------
とも言われたり書かれたりするのと同じらしいと、
世界史を勉強している高校生とかには、
キリスト教の教義を含めて話したりしてます。

学術的に正しいかは脇に置くとして、
生徒は先のshallと同じようにして、
世界史と英語を一石二鳥で学び取れるので、
「ほほぉー。」と納得してくれます。

by Hirosuke (2013-10-16 09:15) 

ebisu

後志のおじさんは時間をたくさんもってらっしゃる。
頭に描いては見ても、そこまで徹底している人は世の中にほとんどいない。晴耕雨読を絵に描いたような暮らし。

自活しているところが仏道修行者である良寛とは違いますが、その点を除けば近い。
頭をぶん殴られたこころもちがします。
なんて余分なことばかりしているのだろう。

でも、現実の生活を変えられません。
せめて心境だけでもお近づきになりたいもの。
ええ、無理なことはわかっています。

ネットを通じてこうしてお話しできるというのはなんと幸せなことなのでしょう。
あなたが後志の地で暮らしているだけで、あなたの周囲に集まる子ども達の中からいつか世の中を照らす者が出てくるのかもしれません。

by ebisu (2013-10-16 09:18) 

ebisu

世の中には知らないことが広がっている。まるで原野に立って風景を眺めているときのような気がする。

-------------------------------------
I will marry him.

I shall marry him.
の違いもよく判らなかった。せいぜい、shallの方がちょっと強い意味で「絶対結婚するの」と思っていました。
 でもshallの方は、運命ですから、「私、彼と結婚する運命なの」~言い換えると「私、運命の人と結婚するのよ」といったニュアンスなんですね。
-------------------------------------

合格先生、素晴らしい解説ありがとう。
この例でshallの意味がよくわかりますね、中高学生が飛び上がって喜びそうです。

コメント欄での議論を通じて、自分が知りえていることなんて実に小さく、学ぶべき領域は実に広大であることを思い知らされました。

こうした議論を開示することで、何人かの中高生そして大学生や社会人の学習意欲を掻き立てることができるのでしょう。

掛け値なし、本欄よりコメント欄が百倍面白い、仮定法の最終回が終わったら、皆さんの議論は(4)として本欄へアップ。

by ebisu (2013-10-16 09:31) 

ebisu

命令文の主語の省略は、「命令するのだから主語はつねにyouに決まっている、日本語でもそうだろ」なんて説明よりも、「godの省略という解釈も成立つよ」と言いながらキリスト教と世界史へと誘う授業のほうが、わたしが生徒なら百倍楽しい。

Hirosukeさん、あなたがいままでいくつかの苦難に遭ったのは、八百万の神々の何人かがあなたを塾稼業に専念させるために与えた試練のような気がしてきました。天職という言葉はこういうときに使うのがふさわしい。

ときどきクロスオーバすべきなんですね。生徒の知的興味をかきたてるにはそれが一番いい。
それぞれ自分の得意分野を持ち出せば授業がユニークになりたのしい。
教えている分野の他に二つ三つ、得意の専門分野があるかないかは授業内容にたいへんな差をつけることになる。

コメント欄は本欄より百倍楽しい⇒百倍楽しいコメント欄は本欄へアップ
by ebisu (2013-10-16 09:48) 

Hirosuke

【運命】だと思ってたんだけどな・・・。

---------------------------------
第2章 初恋(8) 結婚 http://hironagayuusuke.blog.so-net.ne.jp/2011-10-09
[中2時代 1979]
----------------------------------
第4章 母方の(2) お嫁さん http://hironagayuusuke.blog.so-net.ne.jp/2011-10-12-2
[少年時代]
----------------------------------
「言いわけ弱虫」と呼ばれようとも。
with 『魔法のコトバ by スピッツ』 http://hironagayuusuke.blog.so-net.ne.jp/2012-11-30
[・・・Season 2 ・・・]
----------------------------------
【神】って残酷・・・。


by Hirosuke (2013-10-16 12:04) 

ebisu

確かに残酷です。
でもその中から学べること、そういう苦難に出遭った周りに人々が自らの苦難を通してあなたに教えてくれていることがあるはず。
ああ、すべてがありがたいと思える日がいつか来るといいですね。

いつのころからか、人生にあったいくつかのことがそのときは辛かったはずなのに、ありがたいと、それがなければいまの自分はないと、感謝の念がわくようになりました。
あなたのこころにも平穏が訪れますように祈ります。
by ebisu (2013-10-16 12:18) 

Hirosuke

>元々の黒人の宗教観というのは、
   ↓
あぁ、そうだったんですね。


>死を迎えた日=魂が自由を手に入れた日、
>という発想で、だから、おめでたい日なのだ、
   ↓
なんとなく最近、
そう思い始めていたのです。


>ジャズも、
>そういった宗教観の元に生まれたわけです
    ↓
これは物語の推進力になりそうです。


>黒人霊歌=ゴスペルの
     ↓
だって僕の物語は、
YAMATO高校♪合唱部 『わが◆マイルストーン』2
なんですから。

by Hirosuke (2013-10-16 12:38) 

後志のおじさん

私の今の暮らしって、自分でも勤め人時代に実現したかった形だから(永遠のキャンプ生活?)不満はありませんけど、やはり、生半可な苦労ではなかったことは確かです。綱渡りみたいなものでしたよ。――――――逆に、ebisuさんを始め、合格先生、Hirosukeさん(本当は真っ先に揚げたいZAPPERさんも)とのやりとりを通じて、北海道の知のレベルを上げるために自分にも少しできることがあるのではないか?畑はしばらく、他の方に預けて少しそういったことをやるべきではないか?と最近思い始めています。―――――鷹揚羆さんのブログにありましたが、「初心者ほど、力のある者が教えなければならない。」至言だと思います。しかるに、後志の英語の授業は、教科書巻末の単語の訳語を読み上げるだけ。子供たちは、パズルみたいに訳語を組み合わせて訳文を作っています。あとは正解の「教師用教科書」のコピーを配っておしまい。
―――――――私自身永遠に終わることのない勉強中の身ですが、後志の英語の「センセー」を1とするなら100位はあるだろう。それなら、北海道内で、英語の本質に迫れる人物を作る大切な初めの一歩を(中学・高校英語のことです。)サポートするのもいいかと。―――――営農資金返済完了まで後2年半。ゆっくり、爪をとぎながら考えてみます。
by 後志のおじさん (2013-10-16 23:38) 

合格先生

後志のおじさんへ

 参戦、是非、是非、お願いします!!
 たぶん、これから、学力向上の動きは、全道に波及していくと思いますから、是非、その先駆けを!

 それから、自分のホームページは、内容がハチャメチャな、ガラパゴス・ホームページなので(ブログではなく、古臭いホームページです)、たぶん、見ることが出来ない方がいいと思います。
by 合格先生 (2013-10-17 04:17) 

ebisu

うれしいね、教育改革の火の手が広大な北海道に広がっていく。
腰をすえて無理のないようにゆっくりおやりください。
by ebisu (2013-10-17 09:47) 

ZAPPER

中学時代は英語が得意でした。
でも、でも(涙)…。
前置詞とイメージ。
どなたかがそうしたことを教えてくれたなら、「意訳はダメ」なんて言われなかったら…。
涙がチョチョぎれます!^^
by ZAPPER (2013-10-17 11:28) 

Hirosuke

僕は【文法用語】が【憎】い!(怒)

by Hirosuke (2013-10-17 13:46) 

ebisu

「仮定法」については、日本語にセンスのない英米文学者達が勝手な命名をしてきたということが明らかです。名が体をあらわさぬ命名は百害があります。
漢字が特定のイミを表している表意文字だけに始末が悪い。漢字のセンスのいい生徒達がつまづいてしまいます。

数学では「無理数」です。irrational number 本当は「比で表せない数」という意味で、簡単に「非分数」と翻訳すればよかったのです。

>僕は【文法用語】が【憎】い!(怒)

同感。
外国語を漢字に翻訳するセンスがダメになっていますね。漢文素読能力も国語能力も明治期の人々に比べて、戦後のわたし達の能力は著しく低下してしまったのでしょう。

そうすると、小学校から英語を必修化し、テレビや携帯、ネットゲームなどにさらされているいまの子どもたちは、本を読む時間を奪われていますから、著しく幼児化し、伝統文化のすぐれた部分を急速に失っていくのでしょう。
学徒出陣をした者たちが残した「手紙=遺書」は年齢からは考えられないほど大人びた文章をたくさん書き残しています。ああいう文章の書ける二十歳はもうほとんどいないでしょう。哲学書など読みませんから。

国語は文化の根底にあるもののひとつですから、教育をおろそかにしたら、文化や日本的価値観の伝承が困難になる。
by ebisu (2013-10-17 14:09) 

ebisu

わたしもそう思います。

>中学時代は英語が得意でした。
>でも、でも(涙)…。
>前置詞とイメージ。
>どなたかがそうしたことを教えてくれたなら、「意訳はダメ」な>んて言われなかったら…。
>涙がチョチョぎれます!^^

前置詞とイメージ、大西泰斗先生の本が高校生のときに出ていたらと思います。いまの中高生は幸せです、求めれば質のよいものがいくらでも手に入る。その代わり、別の誘惑もある。ネットゲーム、スマホ、ライン、過度な部活・・・本読む暇なんてないという中学生がたくさんいますね。
こんなんで世の中大丈夫かいな?
大丈夫なわけありませんね。

やれる範囲でやれと、直球勝負でいいと天がわたし達にサインを送ってくれています。(笑)
by ebisu (2013-10-17 14:17) 

合格先生

 英文法については、半分賛成、半分反対です。
 例えば、主語・述語などの語順に関する者や文型の「英語に直接かかるもの」は、最低限必要でしょう。それに対し「未来形」や「不定詞」などの「日本語の訳から見たもの」は、あまり必要ないかと。willとbe goiug toを同じと教えたり、本来のtoの意味を置き去りにして、toの後に動詞の原型が来たら用法別で訳せ、というのは、あまりにも乱暴だと思います。仮定法についても、「助動詞の過去形+have+過去分詞」が来たら、「~だったら良かったのに」で訳せ、だとニュアンスがつかめないでしょう。
 自分の高校時代の英語の教師は、とにかく文法で「分詞構文」だの「関係詞」だの、やたらうるさかったですね。終いには訳をやってから、そこで文法に当てはめるという、本来、英文の意味をとらえるための文法であるはずのものが、本末転倒状況だろ、と思えるような授業~英語の原義からかけ離れているんじゃないか、と思えるような授業でした。少なくても自分はそう思っていました。

 ですから、たぶん、自分と同年代の人たちは、ここにコメントしていらっしゃる後志のおじさん、hirosukeさん、そして、ebisuさんのように、言語学者レベルの能力をお持ちでないと英語を使えない、とギブアップしているのではないかと思います。当然、高校時代、偏差値40台の英語レベルの自分から見ると、皆さんがすごくうらやましく感じます。

 例えば、前述のmarryという単語一つとってもそうです。
 marryは「結婚する・させる」と言う意味で、受動態になっても同じ意味。他動詞だから能動態で使うときは「~と結婚する」という日本語の訳になってもwithは使わない。受動態やgetを使うときは前置詞はtoにしなさい、なんです。そして、最後に、これは特別な単語なので例外として覚えておきましょう。たいていの人はこれでお終いだったと思います。なぜ、こういう使い方になるのか、という事は全く教えてくれませんでした。聞きに行っても「辞書に書いてあるでしょ」でお終いでした。そういう積み重ねが英語を嫌いにしていった要因かな、と思っています。
by 合格先生 (2013-10-17 16:21) 

Hirosuke

>言語学者レベルの能力を
>お持ちでないと英語を使えない、
>とギブアップしているのではないか

そんな皆様、ご安心ください。

僕は高校時代に、
まず古文、次に数学、そして英語と、
次々に挫折した身でございます。

だから僕は、
国語も古文も含めて、
【文法用語】が【憎】いんです!(怒)

by Hirosuke (2013-10-17 23:26) 

Hirosuke

何故そんなに憎むのか。

こんな人生になったからです。
     ↓
「僕の病気は【四重奏】」
http://hironagayuusuke.blog.so-net.ne.jp/

YAMATO高校♪合唱部 『わが◆マイルストーン』2

by Hirosuke (2013-10-17 23:50) 

ebisu

ふふふ、わたしは高校時代に受験英語の洗礼は受けていません。
皆さんとは逆のコースをたどりました。

大学へ行くつもりはまったくありませんでした。中学2年生のころに大学へ行かずに独学で公認会計士になる目標を立てました。高校は当然商業科を選択、入試では8割程度の得点はとりましたよ。当時は9教科でした。
高校時代に公認会計士の受験参考書を揃えて勉強を開始。当時は7科目ありました。簿記論、会計学、原価計算、経済学、経営学、商法、監査論です。
近代経済学が面白くて、マルクス経済学にまで手を出しました。のめりこんでしまったのです。近代経済学と対比しながら独力で『資本論』を読み始めました。次第にマルクス経済学へシフトしていきました。時代の影響も大きかった。そこからヘーゲル哲学へ芋づる式に手が出ました。数行の文章がわからなければビリヤードをしながら手がすくと頭の中で文章を思い出し何度も反芻しながら考えました。
毎日家業のビリヤードを数時間手伝っていましたから、普段は土日以外はまとまった勉強時間が取れません。だから、夏休み、冬休み、春休みに家業を手伝うかたわら、10時間ほど勉強時間を作りました。あの当時は脳の容量が小さかったのか集中力が強すぎたのか、2週間を越し始めたあたりから危なくなります。脳が勝手に暴走し始めてとまらなくなるのです。いくらでもインプットできる状態になってしまいます。眠れなくなります、意志通りにはならない、勝手に脳が暴走しはじめますが、要求にこたえ続けると危ない、止まらなくなる恐怖をなんどか感じました。そこまでいったら、3日間はクールダウン。

学校の勉強は、ほとんど授業時間のみ、授業が終わった後で目をつぶり、黒板に書かれた文字を頭の中で再現してイメージとして記憶していました。案外簡単で数分で済みます。ビリヤードやるのと同じ要領なんです。小学生のときから頭の中で無限にビリヤードをやることができました。鮮明なイメージがカラーで浮かびます。だから夢も色つきのものが普通でした。時間がなかったので数分でイメージを固定するしかやりようがありませんでした。そういう能力に気がついたのが中学2年生のときでした。それを勉強に応用しだしてからはじつに点数を取るのが簡単になってしまいました。

高校時代は公認会計士7科目の勉強三昧、だから、英語と数学は不足を感じて大学へ入学してから勉強しました。英語は専門書やジャパンタイムズが読みたくて。大学院へ進学するときに先輩が週に一度半年ぐらい本を読むのに付き合ってくれました。青森大学のT教授です、いま経営学部長だったかな。あの当時は英語の読解力にずいぶん差がありました。いい先輩に恵まれた。

分詞構文なんて実際の英文ではほとんど出てきません。英字新聞で出てきたら90%以上の確率で日本人のスタッフライターが書いたものです。逆に、重文で後のほうの文が主語が同じときに分詞化するのは修辞上のお約束のようですから頻繁に出てきます。しかし、これを説明している高校英文法の参考書はまだ見たことがありません。ワードオーダすら受験英語ではあまり説明されていません。実務的な知識がずいぶんと欠落しているように感じます。
英語の専門知識は8割がた、英語の本で構築しました。日本語の専門書を読むよりも一石二鳥だったからです。問題集もOxford出版から出されているものなど、海外で出版されたものを10冊くらいはやったでしょう。好奇心が強いのでしょうね。
経営管理をやっていたときには米国で出版された管理会計の本や経営戦略や実行予算などを解説した経営学の本を洋書で読み漁りました。仕事で統合システム開発をしていたときにはやはり、日本語の専門書と、時代に先端を行くシステムなので、日本語の本がなくて、何冊も英書を読み、すぐにそれを実務で使っていました。一時期は人口知能と自動翻訳に興味が出て、チョムスキーの言語学に関する著作を3冊ほど読みました。翻訳が出ていないんです。
検査試薬の開発を製薬メーカと共同でやった前後は、海外の医学雑誌20誌くらいに眼を通していました。
だから、英会話は苦手です。やっていないことはできないものです。音読トレーニングは多少やりました、あれは気持ちがいい。

仕事で必要だったのは本を読み、それをただちに実務で使うことでした。システム開発に関するさまざまな技術は実務で使ってみないと身につきません。仕事があってのことです。
仕事に恵まれていました。ずいぶんと贅沢に仕事をさせてもらいました。4回転職しましたが、その都度大きな仕事を任せてくれた上司と社長にを感謝です。
大きな会社は便利なもので「社内転職」ということができます。まったく異なる部門に異動します。もちろん、その部署に必要なスキルのあることが前提です。
基礎学力の高さがあれば、たいがいの部門で、その部門プロバーの人たちと同じか、異質の技術をもっている分だけ有利に競えます。仕事でこそ、クロスオーバした能力が求められます。

残念ながら、英語に関しては言語学者ほどの知識はもちあわせておりません。わたしのは好い加減な知識の寄せ集めにすぎません。
仕事に関連する分野で興味が湧いて本を読み漁ってきただけ。
好い加減なものです、だから、受験英語で合格先生のような苦労をしておりません。(笑)

好奇心の赴くままに勉強したらいい、好きこそ物の上手なれとはよくいったものです。
いくつかの専門分野の本が少しは読めるようになりました。
by ebisu (2013-10-18 01:56) 

後志のおじさん

聞いている感覚で読めばいいのです。日本語は、助詞で語のリンクが決まりますが、英語では文頭の、名詞では無いものは全て動詞にリンク(だから、It'sMonday today.が正しいとされる。)分詞構文だの不定詞の副詞用法だのはいりません。――――a,the,冠詞なしで語の意味が変わる。(これを教えられる先生、北海道に何人いるでしょう?)そして、単語はイメージを作るように覚える。訳語は手掛かりです。読み(理解)と訳は関係ないと思った方がいいです。――――北海道では、高校でも、先に単語。単語の意味から形だけのスラッシュリーディングを教えている。(わかっている方が教えなら有効な手法です。)そんな先生が多いようですね。―――単語がわからなくても、ポジションからリンク先がとれるものなのです。札幌にでた冬の生徒が高校の授業を評して言っていましたが、「訳だけ言われたって、数学で答えだけ言われるのとおんなじで読み方わかんないじゃない!」英語嫌いを作るコツの一つです。

―――コメント欄読者の方向けに
by 後志のおじさん (2013-10-18 07:59) 

ebisu

ここのところもうすこし敷衍していただけたらありがたい。

>英語では文頭の、名詞では無いものは全て動詞にリンク(だから、It'sMonday today.が正しいとされる。)

「名詞ではないもの」とはこの場合はIt(代名詞)を指しているのですか?
ワード・オーダがかならず「S+V」となるので、「文頭に来るものはすべて動詞にリンク」という意味ですか?

>a,the,冠詞なしで語の意味が変わる

適切な解説本が出版されてなくて、苦労しましたね。1970年代に薄い本を一冊読んだ気がします。
少しわかったつもりになれたのは1991年にAlan S. Brender"Three little words a, an, the"を読んでからです。でもこれも、これこれの場合にはa、そういう場合はthe、ああいう場合は無冠詞と並べているだけです。「なぜ」がありません、そこは読んで考えるしかない。しかし、使われる状況が具体的に解説してあるので、ずいぶん助かりました。
2008年末にようやく冠詞に関する解説本がでました。
津守光太『aとtheの底力』
この本には「なぜ」が書かれています。でも、あまりやりすぎるとこじつけっぽくなります。

aが細胞膜、あるいは皮膚のようなもので、それがあると自己と非自己を区別する機能があると気がついたのは最初に紹介した本の練習問題をやってみてようやく気がつきました。それいらい具体的なイメージがわくようになりました。
waterとa water(水と水域)

コンテクストとの関係でも冠詞のもつ意味は大きい。

>単語がわからなくても、ポジションからリンク先がとれるものなのです。

大事な単語はほとんど文の中の位置やコンテクストからも見当がつきます。が訳語にとらわれてしまうので、コンテクストまで頭の回らない生徒が多い。イメージで単語をとらえることはたいへん重要ですが、「ユメタン」の暗記を毎日2年間繰り返すと、単語と訳語に強固な対応関係が育ってしまいます。訳すときにはコンテクストは考慮の外、ただ「ユメタン」の訳語を当てはめて意味のわからない日本語を並べただけ、「これ自分で読んでどういう意味かわかる?」「・・・わかりません」てなことになります。しばらくたいへんです。
辞書を引かずに「ユメタン」を暗記する弊害が、でていますね。

ところで、この文の中の「ポジションからリンク先がとれる」とはどういうことでしょう。もうすこし解説していただけるとありがたい。

『福翁自伝』のなかに、適塾でのオランダ語の勉強の仕方がでています。辞書と首っ引きで無理やり訳させる、それを先輩が直す。最初の内は謎解きのようなものですが、1年たつともうほとんど理解できるようになっている。一度とりあげようと思っていましたが、のびのびになっています。そのうちに紹介してみたい。オランダ語漬けの生活。


by ebisu (2013-10-18 10:21) 

ebisu

『aとtheの底力』に次のような例文が載っています。

①I bought a flute.

②play the piano
③play the guiter

④Kiichi Suzuki played piano at the concert.
(鈴木慶一はそのコンサートでピアノを弾いた)

なぜ②と③には定冠詞がつき、なぜ④は無冠詞なのか?
こんなことまで高校生が知っている必要はありません。
後者についてはこういう説明があります。

「楽器は「演奏する」ものです。楽器の「する」側面に焦点を当てるとき(すなわち動詞的な意味を作り出すとき)、go to school や by car と同じように無冠詞になります」187頁
by ebisu (2013-10-18 13:19) 

ebisu

ぴんとこないのです。
④は他に説明のしかたはありますか?
by ebisu (2013-10-18 23:58) 

後志のおじさん

すみません。話題を拡げすぎたようです。It's Monday today.ですが、―――文頭にToday、そこで音が切れた時、動詞にリンクするだろう、という残像を残します。(副詞として働く。)会話なら、5音節のワンブレスですからToday is Monday.もありですが、やはり副詞の響きがでて、「今日は月曜日………。」と、何かの思いが込められている感じになります。よく耳にした表現では、Today is my last day.やToday is my birthday.など、特別な日の時はTodayを主語で可。淡々と、事実を伝える時は、It's…today.です。もちろんこのItは、漠然と辺りに漂う「もののけ」のItです。――――日本語で、「ニチヨービー」で音をきられたら、「何かするの?」と思うのと同じ感覚で私はとらえています。―――――冠詞の話、語順イコール助詞(活用語尾)、単語の覚え方など、追って投稿させていただきます。
by 後志のおじさん (2013-10-19 00:05) 

後志のおじさん

ご質問から先に。He played piano.はpianoという楽器をいっているのではなく、ピアノのパートを受け持った、ことをいうのです。無冠詞名詞は形をとらないものを表す、と私は理解しています。つまり、この文では、形のあるピアノという楽器に意識があるのではなく、「あんたはサックスだったね。ぼくはベースやった。あいつはピアノだったよ。」って感じです。
by 後志のおじさん (2013-10-19 00:17) 

ebisu

あ、なるほど。
aは自己の内外を区別するものですから、自己が形としてイメージできる。無冠詞はその逆で形のないものとイメージしたらいいのですか。

本には、プロの演奏家が演奏する場合は無冠詞なんて説明もありましたが、そうではないのですね。
高校のブラスバンドでサックスのパートを受け持ってもやはり無冠詞ということ。

驚きです、後志のおじさん、『なぜかがわかるaとtheと無冠詞』というタイトルの本を書けそうですね。前2著よりずっとすぐれものになりそうです。
教育改革などやらずに、本を出版してください。そのほうが世の中の役に立てます。改革のほうはわたしたちががんばります。(笑)

本音は両方やってください。

It's Moday today.
のほうの解説ありがとうございます。
ブレスとイメージ(残像)がだいじなんですね。
本を読むことで英語を手段として使ってきたわたしは、そういう観点から考えたことがありませんでした。
英語の音読は奥が深そうですね。

「副詞の響き」、的確でいい言葉です。

by ebisu (2013-10-19 00:37) 

後志のおじさん

はじめに、カオスがあります。棒で混ぜている神様には、なんだかわかっているから呼び名がある。これが剥き身の名詞。――――引き上げた棒の先からポタリポタリと滴が垂れて、島ができた。島ができたことは神様しか知らない。これが、a。―――島ができたことを他の神様も知った。ここから、THE。――――他の神様も、島を持っているから区別しなきゃ。ここからmyとかher。―――――こんな感じではいかがでしょうか?
by 後志のおじさん (2013-10-19 00:41) 

ebisu

古事記にからめてきましたね、とっても面白い比喩です、高校生が喜びそう。
ありがとうございます。
by ebisu (2013-10-19 01:16) 

Hirosuke

>④は他に説明のしかたはありますか?
>④Kiichi Suzuki played piano at the concert.
   ↓
すごく簡単です。

----------------------------
夕食を食べる⇒have dinner
ワインを飲む⇒have wine
----------------------------
aもtheも付いていませんが、
特に不思議に思いませんよね?

これと同じなんです。

日本語でも「お茶する」の様な口語表現がありますが、
まさしく「夕食する」「ワインする」と言っているんですね。

同様にして、
------------------------
ピアノする⇒play piano
------------------------
なんですよ。

「じゃぁ、play 【the】 piano は?」

これを中学校の教科書で、
あたかも絶対的な定番表現かの如くに、
「必ず【the】を入れなきゃ×!」
だなんて教えてるから混乱しちゃうんですよ。

【the】 のキモチはですね、
------------------------------------
【お互いにビシッと指させる特別なモノ】
------------------------------------
なんです。

ずいぶん前に、
中学生向けですが、
こんな記事を書きました。

◆「ガッチャマンの歌」でわかる the の正体◆
 [英語講師として]
http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2006-12-03

これを play 【the】 piano に応用すると、
この場合の piano は、
【お互いにビシッと指させる特別なモノ】ですから、
「学校の音楽室の【あの例の】ピアノ」
というイミなんですね。

要するに、
play 【the】 pianoってのは、
【話し相手も自分と全く同じイメージを持っている】
と期待するキモチの時に使う【特別】表現なんです。

小・中学校の教科書だと、
学校内や友達同士というシチュエーションですから、
相手に同じイメージを期待するキモチは至極当然。

だから、
play 【the】 piano。 

それに対してplay pianoの場合は、
【the】の特別感がありませんから、
「ピアノなら別に何でも構わない」
というキモチで言っているわけで、
友達じゃなくても使える一般表現なんです。

「じゃぁ、play 【a】 piano は?」

・・・もう、わかりますよね?

by Hirosuke (2013-10-19 01:31) 

合格先生

 冠詞の有無について、自分の見解も付け足しておきますね。

 まずはaについて。
 通常、抽象名詞や物質名詞にはaが付きません。そして、元々、英語の単語は、元々持っている意味が抽象的なものですから、冠詞なしで普通名詞を使う場合、これは「その名詞が持っている抽象的なイメージで考えてくれ」という意味です。
 例えば、冠詞のないschoolであれば「勉強するところ」、bedであれば「寝るところ」という意味で見てくれ、ということになります。要するに、ベッドなら、その形をイメージするのではなく、その機能をイメージしてくれ、ということです。
 ですから、go to bedは「ベッドに行く」ではなく「寝に行く」という意味になります。
 ちなみに、
 I go to school.
については、一般動詞の現在形で行為を表すものは、「日頃行っている」という意味を差すので、「私は学校に行きます」ではなく、「私は学校に通っている」と訳すのが本来のニュアンスを掴んだ訳し方、ということになります。

 その他、例えば、paperだと具体的な形のないイメージ~無限に広がるでっかい紙を想像するといいでしょう。それに対しa paperとaがつけば、これは具体的な形のある「新聞紙」ということになります。
 要するにaがつけば、具体的な形を想像してくれ、という意味になるということです。

 theの説明についてはほとんどhirosukeさんと一緒ですが、楽器のtheだけは別物です。
 これにはいろいろな説がありますが、例えば「元々楽器を持っている人が少ない時代に、楽器を弾くと言った場合、特定の楽器を差すことになった」「演奏する道具を差す」とか、「pianoを弾いているいるイメージを特定できるから」といった説がありますが、結局、ネイティブでもなんでこれにtheをつけるのか、意味が分からなくなり、現在ではtheをつけない用法の方が多くなっているそうです。次の教科書改訂のあたりから、おそらく楽器のtheはつけなくても良い、という事になりそうですね。
 ですから、piano本来の「音を出す」という意味で使う場合は無冠詞。pianoを「買う」とか「運ぶ」と言ったような、具体的な形をイメージするものについてはaがつく、という事になります。
by 合格先生 (2013-10-19 05:40) 

後志のおじさん

theは、(1)具体的なものをさす働きと(2)共通して持っているイメージを喚起させる働き、「一般に」などと訳せる場合、がありますが、play the pianoは(2)だと思っていました。つまり、モノとしてのピアノではなく、ピアノから出てくる音をとらえる感覚かな?音をとらえる感覚だというネイティブもいましたけど、ちょっと自信なさげでした。まあ、職場での雑談でしたから専門的なものではありません。theがとれていくのも、簡略化の流れや言葉の変化ですから変化にあわせて覚えていけばいい。――――――北海道の全道統一のSSのでない学力テスト中三10月で、disabled peopleなんて言葉を使っていましたが、そんなみっともない文は、書けませんから。用例を意識して集めてみます。
by 後志のおじさん (2013-10-19 08:42) 

Hirosuke

◆プロのピアノ演奏家達の会話◆
-----------------------------------------
A:私ね、XXホールでコンサートしたの。⇒(1)
B:え、あのホールで弾いたんですか?⇒(2)
A:あら、ご存知なの?
B:知ってるも何も、
  みんな「あそこのピアノは・・・」⇒(3)
  って噂してますよ。
A:あら、知らなかったわ。
  確かにピアノと言えないくらい酷かったわ。⇒(4)
  二度と弾きたくないわね。⇒(5)
  知ってたら、コンサートしなかったのに。⇒(6)
--------------------------------------------


(1)~(6)に対して、
*(play) piano
*(play) 【the】 piano
*(play) 【a】 piano
のドレが適切か考えてみてください。


YAMATO高校♪合唱部 『わが◆マイルストーン』2
by Hirosuke (2013-10-19 09:41) 

ebisu

Hirosukeさんは、同じ用例を集めて共通項を想起する形で無冠詞のもつ意味を浮かび上がらせて見せてくれました。「カタチ・イミ・キモチ」という3次元座標に無冠詞を措定して眺めてみるとなるほどど、他の用例と見比べながら納得できます。

合格先生は説明を名詞からはじめています。アプローチが異なります。"将を射んとすればまず馬を射よ"の見本のようなスマートさ。かっこいいね。

> 通常、抽象名詞や物質名詞にはaが付きません。そして、元々、英語の単語は、元々持っている意味が抽象的なものですから、冠詞なしで普通名詞を使う場合、これは「その名詞が持っている抽象的なイメージで考えてくれ」という意味です。

慧眼ですね。後志のおじさんの「剥き身の名詞」と表現は違いますが、ナカミは同じです。後志のおじさんはこう書いています。
>はじめに、カオスがあります。棒で混ぜている神様には、なんだかわかっているから呼び名がある。これが剥き身の名詞。

その抽象的な性質から、無冠詞で使われている名詞の意味を穏やかに導き出しているように見えます。

後志のおじさんが付け加えてくれていますが、これは一歩踏み出した理解でしょうね。

>theは、(1)具体的なものをさす働きと(2)共通して持っているイメージを喚起させる働き、「一般に」などと訳せる場合、がありますが、play the pianoは(2)だと思っていました。つまり、モノとしてのピアノではなく、ピアノから出てくる音をとらえる感覚かな?

もともとのイメージは話者と聞き手の間での共通の了解事項ですから、そこから(2)の働きが現れる。
『一億人の英文法』ではtheの根元イメージを「ひとつに決まる」としています。そこから6つの機能を派生的に解説しています。
①文脈から1つに決まる
②その場の状況から1つに決まる
③常識から一つに決まる
④「1つ」を意味に含む語句
⑤「the+複数」=1つに決まるグループ
⑥theのネイティブレベル

分類は①~③ですね、後は具体的な用例解説です。

the pianoについては、次のようの説明しています。167頁

「カン違いしてもらいたくないのは、楽器だからといっていつでもtheがつくわけではないということ。pianoを物体としてみているときには、pen、deskなどとおなじように、a piano でも this piano でも many pianos でもいいのです。」

もう一つ論点がありました。
>theがとれていくのも、簡略化の流れや言葉の変化ですから変化にあわせて覚えていけばいい

言葉は生き物ですね。この視点があんがい高校参考書には欠けているようです。「国文法のちかみち」は万葉の頃、11世紀までの言葉使い、それ以降とさまざまな単語の使われ方の変遷を随所で解説してくれています。だから、言葉は変化するものという考えが自然にインプットされます。高校英文法教科書とは視点が違う、だからこそsubjunctiveの解説も読むべき価値があったのでしょう。

ところで、また疑問が出ました。

>北海道の全道統一のSSのでない学力テスト中三10月で、disabled peopleなんて言葉を使っていましたが、そんなみっともない文は、書けませんから。用例を意識して集めてみます。

disabled peppleでは具体的な人間がイメージできないということでしょうか?だから、the disabled peopleが正しい?
peppleは単数ではなく複数ですから、無冠詞でも具体的な「人々」がイメージできるので必ずしも間違いとはいえないように思いますが、いかがでしょう。

しかし、ジーニアス4版でpeopleを引くと次の説明があります。
「④[theまたは修飾語を伴って;複数扱い](ある集団・階級に属する)人々」
定冠詞をつけるのが正しい。

犬の場合は、dogsとすると、犬がイメージできます、さまざまな犬が集まっています。そしてたとえば猫に対して、犬という類を具体的なイメージで伝える。では、the dogsは?話者と聞き手の間で、その場で共通了解事項としてある特定の犬種を指すのかもしれませんね。

繰り返しますが、disabled peppleについてもう少し補足説明をお願いできませんでしょうか?
by ebisu (2013-10-19 10:05) 

Hirosuke

>disabled peopleなんて言葉
    ↓
これはpeople付けずにtheを付けて、
the disabled と表記するのが通常ですよね。

【美女】を the beautiful woman なんてせずに、
【the beauty】 と表記するのと同じです。

「美女と野獣」="The Beauty and The Beast"

by Hirosuke (2013-10-19 10:43) 

ebisu

the poor
the rich
the disabled

用例を並べてみたら気がつくんですね。
なるほど、同じ「カタチ」です。
後志のおじさんはそういう意味での指摘だったのですか。
新聞では 'the disabled' となっていますね。'disabled people' という表記は見た記憶がありません。アハハ。

ところで、面白い問題をつくってくれましたね、ありがとうございます、やってみました。
中高生の皆さんも一緒にどうぞ。
あとでHirosukeさんが正解と理由の解説をしてくれるでしょう。


(1) piano
(2) the piano
(3) the piano
(4) a piano
(5) the piano
(6) piano


by ebisu (2013-10-19 11:02) 

後志のおじさん

the disabledとすべきところですし、そもそも50年ほど前の言葉です。身体障害のある人をさすつもりで使っているのですが、その後、handicapperの時期があって今はthe challengedに名称が「変化」しています。おおかた和英辞典でみて、用例の確認もせずに使ったのでしょう。総合Bですからebisuさんも現物を確認してみてください。他にも、時制など5箇所ほど英語としておかしいところがあります。答えが正解の他にも成立するものがあったり、ひどいものです。―――――SSがでないだけでも意味がない上、おかしな英語まがいのものを読まされる北海道の中学生がかわいそうです。北海道の権威のある学力テストの英文には、毎回必ず誤りがあるのです。珍しくまともだったのが、栃木県入試の盗作でしたけど。

by 後志のおじさん (2013-10-19 13:55) 

Hirosuke

>珍しくまともだったのが、
>栃木県入試の盗作でしたけど。

だからと言って
【栃木県=優秀】という証には、
なりませんけどね。

(栃木県民です。)

by Hirosuke (2013-10-19 22:40) 

Hirosuke

◆ピアノ・クイズの正解◆
---------------------
(1) piano
(2) the piano
(3) the piano
(4) a piano
(5) the piano
(6) piano
-----------------------

はい、
というわけで、
ebisuさん全問正解です!

問題を確認してみましょう。

◆プロのピアノ演奏家達の会話◆(再掲)
-----------------------------------------
A:私ね、XXホールでコンサートしたの。⇒(1)
B:え、あのホールで弾いたんですか?⇒(2)
A:あら、ご存知なの?
B:知ってるも何も、
  みんな「あそこのピアノは・・・」⇒(3)
  って噂してますよ。
A:あら、知らなかったわ。
  確かにピアノと言えないくらい酷かったわ。⇒(4)
  二度と弾きたくないわね。⇒(5)
  知ってたら、コンサートしなかったのに。⇒(6)
--------------------------------------------

◆手抜き解説◆

She played piano at the concert.
         ↓
----------------------------
夕食を食べる⇒have dinner
ワインを飲む⇒have wine
----------------------------
aもtheも付いていませんが、
特に不思議に思いませんよね?

これと同じなんです。

日本語でも「お茶する」の様な口語表現がありますが、
まさしく「夕食する」「ワインする」と言っているんですね。

同様にして、
---------------------------------
play piano⇒ピアノする⇒演奏する
---------------------------------
なんですよ。

「じゃぁ、play 【the】 piano は?」

これを中学校の教科書で、
あたかも絶対的な定番表現かの如くに、
「必ず【the】を入れなきゃ×!」
だなんて教えてるから混乱しちゃうんですよ。

【the】 のキモチはですね、
------------------------------------
【お互いにビシッと指させる特別なモノ】
------------------------------------
なんです。

ずいぶん前に、
中学生向けですが、
こんな記事を書きました。

◆「ガッチャマンの歌」でわかる the の正体◆
 [英語講師として]
http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2006-12-03

これを play 【the】 piano に応用すると、
この場合の piano は、
【お互いにビシッと指させる特別なモノ】ですから、
「学校の音楽室の【あの例の】ピアノ」
というイミなんですね。

要するに、
play 【the】 pianoってのは、
【話し相手も自分と全く同じイメージを持っている】
と期待するキモチの時に使う【特別】表現なんです。

小・中学校の教科書だと、
学校内や友達同士というシチュエーションですから、
相手に同じイメージを期待するキモチは至極当然。

だから、
play 【the】 piano。 

それに対してplay pianoの場合は、
【the】の特別感や期待感がありませんから、
「ピアノなら別に何でも構わない」
というキモチで言っているわけで、
誰にでも使える一般表現なんです。

「じゃぁ、play 【a】 piano は?」

え、
まだ解説、
必要ですか?

それでは明朝に。

             ・・・つづく・・・

by Hirosuke (2013-10-19 23:41) 

合格先生

 play the pianoのtheの意味を知る前は、勝手に「ピアノの正規の演奏方法」という意味で特定していたのかな、と思っていました。
 これ、スポーツとの比較なんですけれども、スポーツで、例えば野球の場合、ボールを打ったり投げたり取ったり、また、ベースを走ったり、といろいろな行為が行われるので、そういった行為全体を包括したイメージでとらえなさい、ということでスポーツには冠詞がつかないのかな。それに対して、楽器は特定の演奏方法、例えば、ピアノは鍵盤を押して音を出す、フルートは吹いて音を出す、という特定の演奏方法で演奏するためにtheがついたのだと。
 だから、ジミヘンのように、歯でギターを弾いたり、ジョン・ケイジのようにハンマーでピアノ線を直接たたいて音を出したり、という本来の演奏法と違う弾き方をすると、theがつかないのかな、と思っていました。
 ちなみに、ebisuさんの出してくれた用例
>Keiichi Suzuki played piano at the concert.
>(鈴木慶一はそのコンサートでピアノを弾いた)
 実は、この例文、自分がかなり以前に見たことがあって、なんでここで「はちみつぱい」(後「ムーンライダーズ」というグループを結成する)の鈴木慶一さんが出てくるのかな? もっと一般的に知られている人を出せばいいのに、と思ったことがありました。
 そして、たぶん、彼なら、ビートルズの真似をして、肘でピアノを弾くということもやるだろうな、とも思っていました。だから、ここでtheを抜いたんだろう、と勝手に解釈していたのを覚えています。

 全然、違っていましたね。
by 合格先生 (2013-10-20 03:58) 

Hirosuke

◆【a】のカタチ・イミ・キモチ◆

これを真にイメージするためには、
謎と混沌に満ち満ちた、
なんともボンヤリと曖昧で把握し難い、
複雑怪奇かつ諸説紛々(ふんぷん)たる、
【a】の生い立ち・成り立ちから、
まずは話さねばならないでしょう。

代表的な3説を列挙します。
------------------------------
①【a】⇒【an】⇒【one】説

②【one】⇒【an】⇒【a】説

③接頭辞【a-】説
-------------------------------

長くなるので、
一旦ここまで。

by Hirosuke (2013-10-20 08:01) 

ebisu

ひゃ!やった。
>はい、
>というわけで、
>ebisuさん全問正解です!

まぐれ当たりのような気もしますが...うれしいですね。達成感あります。
この問題、即興ですか?それとも準備があった?

こんな問題作れる先生に高校生のときにお目にかかっていたら、わたしの人生変わっていたでしょうね。宣しえの影響で英語にのめりこんだのだろうと思います。
お会いしなくてよかった(笑)

おそらくaの説明が一番難しいでしょう。aのイメージがしっかりしていないと迷ってしまいます。案外この用法は見落とし勝ち。中高生と大学生と中高の英語の先生たちのためにさらなる解説をお願いします。

たいへんありがたい問題でした。 m(_ _)m
by ebisu (2013-10-20 08:42) 

ebisu

合格先生は不思議な人ですね。

>なんでここで「はちみつぱい」(後「ムーンライダーズ」というグループを結成する)の鈴木慶一さんが出てくるのかな? もっと一般的に知られている人を出せばいいのに、と思ったことがありました。

よくこのピアニストを知っていましたね。わたしはまったく知りませんでした。

無冠詞のケースをどのようにイメージするか、思考過程を開示してくれてありがとうございます。結局、合格先生の推論はplay pianoではうまく行かなかったようですが、統一イメージを「考える」ということが大事なこと。

中高生も大学生もこいうところを学んでほしいと思います。

>全然、違っていましたね。

ほんと、世の中知らないことだらけ、だからいろいろ考え推論できます。たまにあたるから楽しい。百発百中だとつまらない。うんと格下の人と将棋さすようなもですから、3割くらいの勝率のゾーンが一番楽しい。(笑)
叩けよさらば開かれん
何が出てくるかは保証できませんが...
by ebisu (2013-10-20 08:51) 

Hirosuke

◆【接頭辞】って??な中高生の為に◆
-----------------------------------------
英単語のアタマとシッポ① [英語講師として]
http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2008-12-07
------------------------------------------
英単語のアタマとシッポ② [英語講師として]
http://tada-de-english.blog.so-net.ne.jp/2008-12-07-1
------------------------------------------
by Hirosuke (2013-10-20 15:21) 

Hirosuke

>こんな問題作れる先生に
>高校生のときにお目にかかっていたら、
>わたしの人生変わっていたでしょうね。

えぇ、僕自身そう思ってます。(号泣)

だから僕は、
【文法用語】が【憎】い!(怒)

by Hirosuke (2013-10-20 15:31) 

後志のおじさん

合格先生へ――――aBaseballと言わないわけ。ご自分のコメントで、おっしってますよ。決まったカタチにならないからです。――――aがつくと、誰でも共通して思い浮かべられる一つのものとして「カタチ」ができる。(だから、aは単数なのです。)カタチがとれないものにはaはつきません。でもtheとは違って思い浮かべる具合物のイメージが異なるのがaです。――――I like dog.文法的に間違いではないし、ネイティブに言っても通じます。あまり英語わかってないんだね、という前提で聞けば、「私、犬好きなの。」ですが、きちんとした発音の人が真顔でいうとかなりグロテスクな言葉になります。中高生の皆さん、わかりますか?
by 後志のおじさん (2013-10-20 21:01) 

ebisu

ははは、後志のおじさん、そんなことを言うのは中国人ですね。日本人にそんな○習慣はありません。
ところがわたしは小学生のときに根室港の岸壁につながれた船の上で釣りをさせてもらったことがあります。

「おじさんたち、船の上から釣りしていい?」
「いいよ、つんな」
「ありがとう」

「おーい、坊主、○○○○○」
「もしかして...」
「そうだよ、...」
「...、ゲッ」
by ebisu (2013-10-20 22:30) 

合格先生

後志のおじさんへ

 解説ありがとうございます。スポーツの場合は、これでいいんですよね。それなのに、楽器になると、違うんです。自分は、play the pianoでピアノを演奏する、となった場合、やはり「音」が共通認識できるのか、もしくは、弾いている姿が共通認識できるのか、のどちらか、で、もしも「音を出すもの」として捉えた場合、無冠詞扱いなるはず、という見解から演奏するスタイルが共通認識である、という方を選択したのです。
 ちなみに、
I can play the piano.
と、学校で友達に言った場合、これは「自分の家にあるピアノなら弾ける」というような、楽器を特定して言っている訳ではないので、もしも、どのpianoでも弾けるという意味で言う場合、
I can play a piano.
と言わなければならないわけですから、そうなると「わざわざここでtheと言っていることが問題になる」ということだったんです。
 結局、無冠詞の方が一般的になってきているということなので、今後、問題が解消されることになりそうですけれども。

 上の
I like dog.
は、ちょっと面白いですね。
 自分からもヒントを。
「動物名が無冠詞だと、基本は物質名詞扱いです」。
by 合格先生 (2013-10-20 22:46) 

Hirosuke

◆シンプル解説 for 中高生◆
---------------------------------
【a】 dog⇒【カタチある一匹の】犬

【x】 dog⇒【カタチなき(一匹の)】犬
⇒肉片とかパーツとか味とか(オェッ)

【a】 piano⇒【カタチある一台の】ピアノ

【x】 piano⇒【カタチなき(一台の)】ピアノ
⇒部品とかパートとか音色とか(ポロロン)
--------------------------------------
by Hirosuke (2013-10-21 00:37) 

Hirosuke


◆ネイティブ同士のイキチガイ会話◆
---------------------------------
A: Well, I can play a piano.
B: Oh, which one?
A: What do you mean?
B: You say, "play 【a】 piano."
A: Oh, I've made a mistake.
  I should have said "play piano"
   or "play pianos."
B: Oh, great! I can't play any.
---------------------------------

さてさて、
この二人の会話に、
どんなイキチガイがあったんでしょうか?

by Hirosuke (2013-10-21 00:58) 

合格先生

 新説
 「以前はthe pianoでpiano musicを差した」
 自分の知恵では、これが限界。
by 合格先生 (2013-10-21 05:16) 

Hirosuke

【a】 Picaso⇒【とある1つの】ピカソの作品

Picaso【s】⇒ピカソの作品群

【the】 Picaso
⇒【ほら、あの例の】ピカソ作品
とか
⇒【これぞ誰もが知ってる】ピカソ作品
⇒ピカソの【代表作】
とか

  ↓
よって、
>the pianoでpiano music
というワケなんですね♪

だから実は、
各種のスポーツに【the】を付けちゃう事も、
こんなシチュエーションの時になら成立します。
-------------------------------------------
サッカーの試合で、
超ビューティフル・ゴールが決まった瞬間、
見ず知らずの観客と思わず抱き合っての会話

「うぉおおおおー、これぞサッカーの醍醐味だぜ!」
「いぇええええぃ、まさしく!」

Wow, this is 【the】 soccer!
Yeah, this is it!
----------------------------------------------
つまり、もはや【芸術作品】と化したのですね。

by Hirosuke (2013-10-21 11:20) 

ebisu

面白い会話ですね。

◆ネイティブ同士のイキチガイ会話◆

Hirosukeさんの創作会話は楽しい。
お陰様で目に見えるようによくわかります。
aについても複数の意味があるので、文脈によってはネイティブ同士でも「どっちやねん?」ということになるのでしょう。
by ebisu (2013-10-21 11:59) 

ebisu

合格先生へ

『aとtheの底力』に次のような説明があります。

-------------------------------------
「楽器を演奏する」とは、「楽器を使って音楽を作り出す」ことであり、このときには、「楽器=音楽」です。play the piano, play the guitar といった表現は、play music (音楽を演奏する)のmusicの代わりに楽器をおいた表現です。
楽器に込められた「音楽」というエッセンスを、theを付けることによって、話している相手にわかるように抽出する、と考えることができるのではないでしょうか。(楽器につけるtheについては、「いつも同じ自分の楽器を演奏する」のtheをつける、という説明をすることもあります)   186頁
-------------------------------------

> 「以前はthe pianoでpiano musicを差した」

「以前は」という前置きを外すと、合格先生の解説は『aとtheの底力』の津守光太氏と同じ。

中高生や大学生にも関心の高い分野で、すっきり説明して本がないので、冠詞だけでまとめて本欄へアップしたほうがよさそうですね。

それにしても、こんなことは知らなくても、センター試験の英語は80点以上とれます。
大学院入試だって、こんなところまで問うような問題を出すところは、目的を考えてもありませんね。

中高生の皆さん、安心してください。

ものごとをどうやって分析し、考え、イメージしていくのかについて、手順や手がかりを得られるだけで十分です。そういう「力」が将来、仕事で生きてきます。
by ebisu (2013-10-21 12:16) 

合格先生

ebisuさんへ

 ありがとうございます。結局、新説でも何でもありませんでしたね。おまけに「以前は」とつける必要もありませんね。
 the piano=piano music
は、幼児がピアノで遊んでいる状況との比較で考えてみました。幼児がただ鍵盤をたたいて遊んでいるのは、音を出しているだけ。それを「ピアノを弾ける」とは言わないので、ピアノを弾く、と言った場合、きちんと「音楽として弾ける」と言った状況を差すのであろう、という事から考えてみました。
 もし、このthe pianoを道具として差す、ということになった場合、withを使うはずですから、それだと、この場合、不適切~当てはまらないわけで、結局、上記の結論になりました。

 hirosukeさんの芸術方面からの解説が一番納得性が高いと思います。また、ピアノの場合、どんな基本的なものでも「練習曲」という「曲」の扱いになりますから、piano musicという表現がしっくりくると思います。
 したがって「以前は、音楽を演奏するという意味でplay the pianoと言っていたが、最近では、ピアノの音そのものを差す表現に移行し、play pianoと言うようになってきた」というのが、解説として正しいのかも知れませんね。
by 合格先生 (2013-10-21 15:40) 

Hirosuke

>hirosukeさんの芸術方面からの解説が
>一番納得性が高いと思います。
    ↓
いやぁ、お褒めに預かり光栄です。

それにしても、
思えば遠く【へ】来たもんだ。
        ↑
        に?

     
by Hirosuke (2013-10-21 22:22) 

ebisu

助詞「に」と「へ」について、面白い解説をみつけました。室町時代は「へ」が都言葉で「に」は九州方言だったという説です。

----------------------------------------
室町時代には、方向を示す助詞に、方言による違いがあった。これについて、ロドリゲスの大文典に次の記述がある。
「京へ、筑紫に、関東(又は坂東)さ。諺。その意味は、都では助辞『へ』を、下(九州)では『に』を、関東では『さ』を使ふといふのである。直ぐ次に示すやうに、諸地方にいろいろな助辞があるけれども、常に都におけると同じく『へ』を用ゐるのがよい。それが正しくかつ上品だからである。」
(1) 「わが背子を大和へやるとさ夜更けて暁露に我が立ちぬれし」(万105)
(2)省略
(3)省略
(4)省略
----------------------------------------
 『岩波古語辞典』1490頁より
by ebisu (2013-10-21 22:44) 

後志のおじさん

英語の文の基本構造の話です。Adv+名詞+動詞(+名詞)+Advが基本で、2語以上のユニットで名詞を修飾するAdjは名詞の後ろに置く。名詞の後ろにカンマが入ったら、言い換えの可能性が高い。――――余り一般論過ぎてわかりにくいと思いますが、収穫作業の追い込みで腰が痛くなり始めています。農作業が落ち着いたら、じっくり文例を挙げてご説明します。――――――高校生のみなさん、単語集で単語を覚えるのは、本来は邪道なのです。見たことのなかった文を噛み締めるように覚えながら、単語を覚えるのが本来の覚え方です。が、センター試験や国立大2次試験、難関私大(全国レベルで、です。北海道の私大はせいぜい第4グループです。)受験生には、それでは間に合わない、そもそも文の作りを学んでいる段階なのだから文を読みながらなんてできない。―――――単語集は、従。文を「読む」のが、主です。「読む」とは訳すことではありません。イメージが正しく取れればいいのです。訳とはそのイメージを日本語で表現することです。単語の訳語を並べ替えて、「漢文」のように読むことではありません。(でも未だに学校では横行しているみたいですけどね。)―――――
「構文」なんて、漢文の再読文字みたいな感覚にしか思えないです。英語を読んでいるとは思えない!
by 後志のおじさん (2013-10-21 23:01) 

Hirosuke

>余り一般論過ぎてわかりにくいと思いますが、
-----------------------------------------    

【いえ】、僕は解りました。
  ↑
ここは英語じゃ【Yes】なの。
知らなかったら、知っといて。

♪なんでだろ-ぉ なんでだろ なんでだなんでだろ♪

by Hirosuke (2013-10-21 23:57) 

ebisu

話題が基本に戻りましたね。
ここからほんとうに受験生に役に立話しになるのでしょう。(笑)

>英語の文の基本構造の話です。Adv+名詞+動詞(+名詞)+Advが基本で、2語以上のユニットで名詞を修飾するAdjは名詞の後ろに置く。名詞の後ろにカンマが入ったら、言い換えの可能性が高い

S+V+(Φ, C, O, O+O, O+C )+place+time
これじゃあいけませんか?
もしくは、
名詞句+動詞(+名詞)句+adv

>名詞の後ろにカンマが入ったら、言い換えの可能性が高い

これ、知らない高校生が多い。新聞英語では頻出するので、わたしは必要上、説明しています。


>―――――単語集は、従。文を「読む」のが、主です。「読む」とは訳すことではありません。イメージが正しく取れればいいのです。訳とはそのイメージを日本語で表現することです。単語の訳語を並べ替えて、「漢文」のように読むことではありません。(でも未だに学校では横行しているみたいですけどね。)―――――

根室高校は『ゆめたん』の単語と一緒に例文の暗記を2年間させています。でも英文を読む量は貧弱です。
中学校では「漢文式」に読んでいるので、生徒は癖がついています。だから、量がこなせない。イメージを作る前に沈没してしまいます、つまり、日本語にならない珍訳のオンパレードに最初の内はなりがちです。
スラッシュリーディングをしても、こまぎれの句の集まりから、文全体の意味を総合する技は、日本語の文を読むときと同じですから、国語の成績が抜群によくない限り、スラッシュリーディングをしても、文単位の意味や段落ごとの文意をつかむのはなかなかむずかしい。

ネイティブの中学生程度の簡単な文章の集まりなら、スラッシュリーディングでなんとか文意をつかめますが、少しレベルの上がった論説文になると途端に読めなくなります。

シンプルセンテンスに還元できたら、すなおに意味がつかめるはずですが、これもトレーニングが必要です。

あるレベルの生徒達には「漢文読み下し式」も有効な方法だと思います。成績下位の生徒達は日本語の文章を読んでも即座にイメージがつくれませんから。
しかし、センター試験ですら、「漢文読み下し式」のような悠長なことをやっていたら、スピードがついていかない、80点以上の得点は無理ですね。

読みながら、頭の中に読み込んだ文章の意味をおいて、他の分と比較しながら、論理を追い、段落ごとの意味を整理しながら並べていくというようなことは、よほど能力の高い高校生でないと不可能でしょう。
学年にゼロあるいは1~2人(120人中)のレベルだと思います。根室高校普通科では学年10番以下の生徒には関係のない話しかもしれません。

なにかうまい方法があるなら、成績上位層の生徒にとっては福音でしょう。全国模試で偏差値65(全国模試で上位6.7%)レベルの話しになるのでしょうね。

とっても面白そうです、農作業を終わってからの解説を期待しています。

収穫作業が忙しくて腰の痛みのことなど構っていられないのでしょうが、腰痛がひどくならないことを祈ります。
by ebisu (2013-10-22 00:45) 

Hirosuke

>S+V+(Φ, C, O, O+O, O+C )+place+time
>これじゃあいけませんか?
もしくは、・・・
  ↓
いけません。

これだと、常に最初が【~は】だと思い込みます。

--------------------------------
最初に【その他】のカタチ
⇒そこが強いキモチをイミしてる!
--------------------------------
ここが英文読解のキモなんです。

by Hirosuke (2013-10-22 08:13) 

ebisu

さて、すこし具体的に質問してみないといけないようです。

>--------------------------------
最初に【その他】のカタチ
⇒そこが強いキモチをイミしてる!
--------------------------------
>ここが英文読解のキモなんです。

【その他】の具体例を挙げていただけると理解しやすい。
後志のおじさんは次のように書いています。


>英語の文の基本構造の話です。Adv+名詞+動詞(+名詞)+Advが基本で...

Advとはadverbials(副詞相当語句)のことだと思いますが、これが文頭に来るときは強調です。基本の位置から移動させることで「強調しているぞ」という気持ちを表しています。
広くとれば、分詞構文も入れることができそうです。

--------------------------------
最初に【その他】のカタチ
⇒そこが強いキモチをイミしてる!
--------------------------------

謎めいているので、これを読んでいる高校生とわたしのために具体例で説明していただけるとありがたい。

お二人が指摘するということは、この「Adv」と「【その他】」がどうやら文章理解の基本に関わる事がらのようですから。
by ebisu (2013-10-22 09:12) 

後志のおじさん

はい。Hirosuke先生。Yesは後に肯定文、Noは否定文が来るよ、というマーカーだからです。―――――休憩時間に少しずつ綴ってみます。中学生にもわかるようにテキストは開隆堂Sunshine中3P.106。飛び入りコメント、物言い方よろしくお願いいたします。―――On a ←文頭のOnでこのフレーズのリンク先は動詞と確定。―――On a cold night in←動詞の前の前置詞は直前の名詞にかかる。―――On a cold night in New York City,a←名詞のマーカーが出てきたので、主語。主語にaがついているときは、具体物の共通理解がないことを意識して「ある」をくっつけて読むといい。―――――On a cold night in New York City, a policeman was walking←動詞です。動作実行中で、過去ですから気持ちはその場面に跳ばすように。ここで、「何がどうする。」が完結したので、以下Advの場所となります。――――along←この前置詞は、長いものに寄り添って、一定の方向に進むことを表します。わかっているなら、無理に訳さないほうがいい。―――along a dark street.このaも、特定できないことを意識して読みます。参考までに、突然the streetときたら、streetの賑やかさを言っていると思ってください。――――――to be continued.
by 後志のおじさん (2013-10-22 10:25) 

後志のおじさん

Hirosukeさんの「キモチ」を私なりに理解しているのは、英語では、言いたいことが先にくる。だから、Advが先にくる時はSVよりも、条件としてのAdvにキモチの重点があるということ。―――――先の文でも文頭にあるから、「寒い晩なんだな。ニューヨークか。」とうったえるのです。
by 後志のおじさん (2013-10-22 12:37) 

ebisu

なるほど、おっしゃることの意味がわかりました。

こういう視点からの説明は初見です。
読解上は「言いたいことが先に来る」というほうが説得力がありそうです。それが「英語のキオモチ」。

そうならAdverbialsであればなんでもいい。yesもnoも、分詞構文だって理由だったり・付帯状況だったり・時だったりと副詞相当語句に含めていい。

あらゆるタイプの文を眺めた上での抽象化であって、基本タイプの文(通常の肯定文)に絞り込んだ上での抽象化とは立ち位置が異なっています。

立ち位置が読解高地というすこし高いところにあるようで、平地のワード・オーダとは視点が違います、面白い。
しばらく聴き手に回って解説を楽しみたいと思います。
by ebisu (2013-10-22 13:13) 

Hirosuke

>広くとれば、分詞構文も入れることができそうです。

その通りです。

いわゆる【疑問文】とか、
いわゆる【命令文】とか、
いわゆる【Wh疑問文】とか、
いわゆる【倒置】とか諸々・・・。

だから僕は【その他】なんです。

----------------------
【その他】=【~は】以外
----------------------
と大きくタガを緩めて捉えてください。


なぜならば 文法用語が 憎いから (怒)


この一週間、
少し脳を酷使したようです。

しばらくコメントを控えます。

by Hirosuke (2013-10-22 13:20) 

ebisu

【訂正】

13:13の投稿

それが「英語のキオモチ」⇒それが「英語のキモチ」。


by ebisu (2013-10-22 14:54) 

ebisu

#2458に新しい投稿場所を設置しましたので、そちらへご投稿ください。

こちらのコメント欄はすでに102件に達しています。読者の便を考えた措置ですので、よろしくお願いします。

Hirosukeさんへ、
主旨はよくわかりましたので、少し休んでからまた投稿をお願いします。

by ebisu (2013-10-22 15:13) 

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