SSブログ

#2225 酒「室町時代」を呑む Feb. 25, 2013 [A9. ゆらゆらゆ~らり]

 日本酒度+5、極大吟醸酒 「室町時代」

 酒造好適米の雄町を40%まで磨いてつくった贅沢なお酒である。割れないようにゆっくり時間をかけて精米しなければならないので、精米工程に1ヶ月くらいかかるのではないだろうか。雄町は化学肥料をきらい、有機栽培で手間がかかり難しいのだそうだ。その貴重な米を6割も削って芯だけ使う、なんとも贅沢の極みのお酒で、期待にたがわず穏やかで品のよい仕上がりだった。
 ありがたいことに、胃がないので、呑んだ酒はまっすぐに小腸へと向かい、数分で軽い酔いが回ってくる、そして30分もすれば醒める。スキルス胃癌で胃を全摘した身体は日本酒を味わうためには理想に近い身体であることに気がついた。ひと時の夢のような酔い心地だった。

 いい酒が手に入ったので自分達が飲む前に一口飲ませたいと封を切らずにある人がお昼にもってきてくれた。ゆっくり栓を開けて香りをかいだ、おとなしい。わたしはぐい呑み一杯で充分である。心遣いがありがたかった。
 酔いが醒めた後で、酒泉館で求めた「山法師 中汲み生酒」を呑んだ。日曜日はゆら~り身体も揺れる。

http://sakuramuromachi.com/?mode=cate&cbid=99915&csid=0




にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 根室情報へ
にほんブログ村

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0