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#2139 マイナス1度の風と遊ぶ Nov.25, 2012 [85.サイクリング]

 11月14日に主治医に相談して処方してもらった鉄剤を飲み始めてから体調がいい。ふわふわ感がなくなったし、息切れもしなくなった。今日は弱い西風、正午になっても気温はマイナスだったが、タイヤの細いロードバイクに乗って、牧の内の往復10キロコースを走ってきた。

 頭は綿の帽子をかぶりミミまで覆う、その上に自転車用のヘルメットをつけ、首にはネックウォーマー、ダウンのベストを着てそのうえにジャンバーをはおる。手には手袋を二枚重ねた。
 牧の内に入りスピードが上がると身体は冷たくないが指先が冷えて動かなくなるから、ときどきハンドルを握り締めたり手を開いて指の動きを確かめる。ブレーキを引けないと危ない。
 道路は寒さでアスファルトが縮まったのかヒビ割れている幅が広くなっていた。空気圧を強くしすぎるとパンクしかねない。寒い中を押して帰るのはごめんだ。

 行きは弱い西風だったから無風状態で、スピードを上げ35kmを超えると風を切る音がやかましい。30キロ前後で走り続けても息が切れない。調子がよくて5000mを10分で走ってしまったから、いままでで最速かもしれない。鉄剤を飲んでいるせいか酸素の運搬能が上がっているように感じる。フェロミア(鉄剤)とメチクール(ビタミンB12)の効いているようだ。心配してくれていたフジ薬局の薬剤師さん、薬は効いたよ。(笑)

 往復24分(10,000m)かかった。気持ちのいい汗をうっすらかいて、お風呂にはいった。いい日曜日だ。

 八ヶ岳の麓に住んでいるワイフの友人からと青森の親戚から林檎を送ってきたので数軒におすそわけした。果物が食べやすいので、わたしはいまの季節もうれしい。
 一番いいのは秋、活きのよいサンマが毎日食べられる。ふるさと根室はすばらしい。

累計走行距離 1183km 
今日の走行距離 13km


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【貧血について―ドクターの解説】 #2129コメント欄より

塾長の貧血は鉄欠乏性貧血?それとも巨赤芽球性貧血?


胃切除後に鉄吸収能が低下し貯蔵鉄が枯渇して血清鉄も低下して発生するのが鉄欠乏性貧血です。症状は鉄欠乏性貧血では,舌炎,口角炎,口内異常感と痛み、舌萎縮・食道狭窄感・嚥下痛・さじ状爪などを認めます。鉄の吸収は胃酸の存在で吸収が促進され、十二指腸から空腸上部で吸収されます。治療は鉄欠乏には腸管内徐放鉄剤を鉄量として1日100~150mg 経口投与します。鉄の腸管吸収には還元剤としてビタミンCが促進的に作用するので併用します。鉄剤の内服で効果不十分の場合は非経口投与を行い、通常20~40mgを連日静注します。

一方、巨赤芽球性貧血は胃全摘後のビタミンB12吸収障害によるものです。巨赤芽球性貧血では症状として舌の疼痛・味覚鈍麻・四肢のしびれ感などの末梢神経障害などが出現することがあります。ビタミンB12は食物中で蛋白質と結合して存在し、胃内で分解されて遊離型となり、胃体部および胃底部の壁細胞から分泌されるCastle内因子と結合して回腸終末部で吸収されます。ビタミンB12は肝臓にある程度貯蔵されており、術後数年間はその消費によって代償されていますが4~5年で枯渇してしまいます。このビタミンB12は非経口投与が原則で、補酵素型B12が用いられます。貧血の発症予防が大切で,胃全摘の数年後からビタミンB12を1,000μgの7日間連続注射を1クールとして2年ごとに投与します。


塾生さん達に鉄の吸収部位を正しく伝えて教えてあげて下さい。
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コメント 5

確信

このコメントを寄せたドクターは市立病院のドクターではないよね。彼らにはこんなまともな解説は出来ないしそんな知識すらない。私は本当にひどい目にあった。



by 確信 (2012-11-26 17:11) 

ebisu

わたしの存じよりの消化器専門医の先生はお二人。
どちらのドクターもときどき弊ブログを読んでくれています。
一人は消化器内科医の主治医の先生、もう一人は私の手術の執刀医である消化器外科医の先生です。
どちらもすぐれた消化器専門医です。

市立病院だって消化器内科の先生がいるはずですから、これくらいの解説は可能でしょう?

わたしが呪術をした6年前は市立根室病院に消化器外科医はいませんでした。
by ebisu (2012-11-26 23:41) 

NO NAME

呪術ですって?
主治医の先生が在籍されている市立病院って市立釧路病院?それとも怪しい市立根室病院?
市立根室病院なら一日も早い転院をお勧めします。
私は本当にひどい目にあった。




by NO NAME (2012-11-27 17:20) 

ebisu

「呪術」は「手術」の変換ミスです。
ははは、とんでもないことになりますね。

手術をしたのは釧路医師会病院です。
6年前は市立根室病院には消化器外科医はいませんでした。

根室から来ている入院患者さんが4人いました。たまたま偶然話しをした方で、根室在住だとわかりました。
by ebisu (2012-11-27 22:39) 

ebisu

>彼らにはこんなまともな解説は出来ないしそんな知識すらない。私は本当にひどい目にあった。

具体的な事実は書けませんでしょう。個人が特定される可能性がありますから。
受診科によっていいドクターの場合とハズレがあるのはどこの病院でも同じです。地域住民は案外いろんなことを知っていて、取捨選択をしているようです。この科はいいドクターだから大丈夫、あの科はヤブだから釧路の病院へという風に。
市職員の皆さんも自分や自分の家族のこととなるときちんと医療機関を選んでいます。もちろん病院職員はなおさらです。よくご存知ですからね。
それでいいのだと思います。マイナス情報もブラス情報も両方オープンになっていたほうが、患者にとってはありがたい。
何も知らずに受診して、診療を受けて、結果が悪いので周りに人に聞いてみたら、「なんだ、知らなかったの?」なんてことは、自分や家族や友人の身体に関することですから、取り返しのつかぬことにならぬように、「的確な選択」をすべきなのでしょう。
と、ここまで書いてもわたしも知りえている具体的な事実を書けません。
釧路の病院に入院していた40日間、根室から来て入院治療を受けていたお二人の言葉がいまも耳に残っています。
「・・・・・」
書けませんよ。

いいドクターもいらっしゃいます。もうお辞めになった循環器の先生、麻酔のドクター、・・・、過去にも根室の骨を埋めようとしてくれたT医大の副院長など相当数いらっしゃいました。
あたりまえすぎて、うっかり前院長のことを書き忘れるところでした。

どういう事情が裏にあったのかさっぱり存じませんが、根室はずいぶん失礼な対応を重ねてしまっているようです。もちろん、根室の評判はドクターの間で悪くなっています。
正直に誠実に市長や関係者が対応しないと、それでなくても医師招聘が難しいのですから、いけませんね。
by ebisu (2012-11-29 08:02) 

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