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#2049 花と湿原号 :3輌編成のお座敷列車 Aug. 10, 2012 [87.根室の話題]

 3輌編成の気動車「花と湿原号」が走っている。北海道JRが今夏打ち出した新企画だ。午後4時半に根室駅を出発する。畳敷きで、掘りごたつのようになった席が4人掛けと2人掛けの2列になっている。

 台風12号は温帯性低気圧になり中心が根室半島を東海上を3時から4時の間に通り過ぎ、強く降っていた雨は霧雨に変わっている。

 東根室駅には3人の旅行客が気動車を待っていた。定刻どおりに無人駅ホームへ車輌が入ってきた。一番先頭の車両は後部ドアだけがホームにかかっている。運転手は窓から顔を出して止まる位置を確認していた。二人乗車のようだった。

 客は根室駅から乗ってきたのが4名、東根室駅から乗ったのが3名の合計7名だ。毎日だいたいこんなものだから、企画と宣伝というものはむずかしい。宿泊施設もすくないから汽車の乗客は増えそうもない。

 カップ酒とつまみをテーブルの上に広げて、くつろいで旅を楽しめるから、車にはない楽しみ方ができる。暇のある人はJRのせっかくの企画を応援してあげてほしい。
 このままでは来年は「花と湿原号」が走っているかどうかあやうい。利用が少なければ夏季特別企画「花と湿原号」は廃止になるから、地元のわたしたちも楽しめばいい。車で走っているときとはまた別の風景に出会えるだろう。

 ebisuはお座敷列車の実物をはじめた見た。カップ酒を呑みながら釧路から根室へ向かお座敷列車にのってほろ酔いしている自分を想像してみた。酒は北の勝「祭り」、肴はシャケトバ、いいねぇ。根室駅に着くころには顔がほんのり赤くなっている。
 書いているうちに酒好きだったイナちゃんを思い出した、同期の友人の兄貴である、気の好い人でいちどゆっくり呑みたかった。中標津空港で偶然であったことがあったが、千葉へ酒を飲みにいくといって少し赤い顔をしていた。あのとき酒を呑む約束をしたように思うが・・・

 4時半に根室から釧路へむかうが、釧路から根室へ来るときは乗客がたくさんいるのだろうか、そうあってほしい。


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