#1915 釧路と根室がセシウム137で汚染されている？ Apr. 20, 2012

　ある人からメールで根釧原野のセシウム汚染について情報をいただいた。
　風向きから考えても予測しておかなければならないことだった。福島第一原発から風に乗って根釧原野にセシウム137が降り注いだようだが、問題は蓄積された放射性物質の濃度だ。東京の2倍もある、こんなに高濃度だろうか、わたしはいまのところ半信半疑だ。
　下記の行をクリックして汚染地図を見てもらいたい。

「セシウム137による汚染状況を見積もった世界ではじめての日本地図」

　どの程度の汚染かというと、100から250ベクレル/Kgであるという。わが故郷の大地は本当にこんなに汚染されているのか？

　もしこの見積もりが本物なら、泊原発でメルトダウンが起きた場合、北海道は数十年間人が住めないだろう。ほぼ半分が1000ベクレル/kgの放射能汚染地帯となるだろう。泊の西側と北側へ放射能が高濃度で拡散する。

　しかしこの見積もりの真偽がよくわからぬ。実測データでだれか検証してみてほしい。牛乳からセシウムが検出できる濃度だ。真偽を確かめるためにも根釧地区の農協は牧草や牛乳のセシウム濃度を計測して公表したほうがいい。
　測定器をもっている人がいたら10箇所ぐらい計測して場所と時間を明示してコメントを戴きたい。


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コメント 12

この地図はたしか2～3ヵ月前に報道されて、不安の声に応えるために振興局で実測して「大丈夫」と言っていたと思います。どこをどうサンプリングしたかはわかりませんから、大丈夫という言葉を信じる人も信じない人もいるでしょう。
私は自分の住んでいるところが汚染されていても移動する余裕はありませんし、ガイガーカウンターを持ってスーパーに買い物に行く事も出来ませんので、個人的には放射能を気にしても仕方がないと思っていますし気にしていません。子供のいる人と子供を生む予定のある人は違うでしょうけれども。
by もやしさんま (2012-04-21 01:59) 

食品を製造している人も曖昧ではすまないでしょうね。酪農は特にそうだと思います。そういえば被災地のガレキを受け入れる話はどうなったのでしょうか？被災地に協力と言えば聞こえはいいですけれども、汚染の不安のあるものを一切拒否した根室の食材と受け入れた根室の食材のどちらを買いますか？
すでに起きてしまったことは明確にする態度が必要でしょうし、これから起きることにはどう対応するのか明確な意思を持って欲しいものですね。

by もやしさんま (2012-04-21 02:41) 

もやしさんまさん、関連情報ありがとう。

公的機関がデータを測ったときは、時間と場所と測定に使った機器をホームページ上で明らかにしてほしいですね。
データを秘匿すると無用の憶測を呼ぶことになるし、法律違反となるほど汚染されていた場合にそれを明らかにしないことも法律に触れます。
仕事は本来正直に誠実にやるべきで、やらねばならぬもの。

食品汚染はそれを製造する企業や個人、関連する団体は安全なものを提供する義務がありますから、きちんと測定してやはり日時や場所、測定機関や測定機器を明らかにすべきです。
どの程度のリスクがあるのか測定値の表示があれば、それを食べるか否かは消費する人の判断です。
わたしは還暦を過ぎたからある程度の放射能汚染は許容できますが、お腹の中に汚染されていない大事な卵をたくさん抱えている中高生の女の子たちには絶対に薦められません。

政府が基準にしている500ベクレル/kgは放射性廃棄物として処理すべきだという基準であって食品の基準ではありません。還暦を過ぎた私でも許容できるのはせいぜいその10分の１です。

チェルノブイリのあるウクライナの周辺国では、とんでもない先端異常児がたくさん生まれています。ネットで検索して写真を見ましたが放射能が遺伝子を壊してしまったら修復ができない。汚染された本人ばかりでなく、その子孫に延々と異常が出続ける。どこかで子どもを持つことをあきらめざるを得なくなる。

遺伝子の担い手としての役割を放棄せざるを得なくなる。人間の本源的な役割を放棄せざるを得なくなる。子どもをもつことに不安と恐怖が伴うことになる。
嫌な世の中になりました、いやしてしまいました。誰がしたのでもない、私たちの世代とその前の世代がやってしまった。

これから生きていくことを後悔しないためにも、泊原発だけは廃炉にしてしまいたい。北海道に住む住民としてそれだけはなんとかしないといけないと切実に思うのです。道産子が、いま教えている生徒たちが子どもをもつときに大きな不安や恐怖に怯えずにすむように、それが大人の責任とわたしは思うのです。

福島原発事故を境に、天は人間に正直に誠実に仕事をしろ、正直に誠実に生きろと警告しているような気がしてなりません。八百万の神々が日本列島に住む私たちに警告しているのを感じます、「いま変れ」と。
かわれなければ、ソドムとゴモラのマチの住人と似た運命が待っています。1万2千年に渡って築き上げてきた日本文明は滅亡するか大きく退化するしかない。日本人の遺伝子プールも劣化するしかない。
わたしたちはとてつもなく大きな時代の転換点に否応なしに立ち会うことになってしまいました。逃げてはいけませんね。

by ebisu (2012-04-21 08:57) 

当地は、東京の10倍近いゾーンでした。

by Hirosuke (2012-04-21 09:37) 

そうでしたね、白っぽいところがあなたのお住まいになってる地域ですか。

Hirosukeさんや私はいい、だけどこれから生殖期間を迎える若い人たちのことを考えるとたまりませんね。
栃木の御陵牧場の牛乳から16ベクレルのセシウムが検出されたと週刊新潮が報じています。

放射能汚染は広がってしまうもので数万平方キロも汚染されると除染は不可能ということがはっきりしつつあります。

いま民主党の仙石由人氏がBS放送に出演して福島第一原発事故処理について喋っています。田原総一郎氏の番組です。"信頼"？空々しい。不正直・不誠実の見本をみるようで、そこまでしなければならぬ理由のあることに憐れみを感じます。権力に妄執すると人間は見境のつかない存在に堕してしまう。
発言している間中、彼の右足が小刻みに貧乏ゆすりをしています。黒を白と言いくるめるためにいらいらしている心の状態が透けて見えます。
by ebisu (2012-04-21 10:31) 

もう皇族は、
当地に長期滞在する事はないでしょう。

御用達の牧場も、
管理を放棄するか、
秘密裏に処分するか、
もしくは皇族の口には入らないものの、
国民の目を騙す為に表向きは維持するかもしれません。

我が家から、
車で15分程の所です。

by Hirosuke (2012-04-21 10:59) 

栃木県黒磯市から那須塩原にかけて、避暑地としても素晴らしいところ。いいところにお住まいなんですね。
3度ほどいったことがあります。

牛乳から15ベクレルも検出されたのではもちろん食事に供されないでしょうね。子孫への影響が怖い。
宮内庁がやることは、
＞もしくは皇族の口には入らないものの、
＞国民の目を騙す為に表向きは維持するかもしれません。

そういうことかもしれません。
彼らの役割は皇室と千数百年続いた遺伝子を守ることですから。
それでもいろんな形で放射能汚染したものが思いもかけぬルートで口に入ることでしょう。
日本列島に住み、本文化の中で暮らす限り、放射能汚染の影響から逃げられません。
世界最多の地震国、八百万の神々がまします日本に原子力発電所を作ってはいけなかったのです。いまできることはそれらをことごとく廃炉にし、10万年間廃棄物を保管し続けることです。
これもタイムスパンから見て完全な仕事は不可能です。
私たち日本人はなんという取り返しのつかぬおろかな選択をしたのでしょう。

by ebisu (2012-04-21 12:05) 

いえ、我が家は御料牧場の近くです。

某・自動車メーカーの研究所も至近です。
（元の勤務先）

by Hirosuke (2012-04-21 12:50) 

地図で確認しました。
案外宇都宮の近くなんですね。
思っていたよりもずっと南ですね。
高根沢町に御料牧場があるんですね、知りませんでした。

一度もいったことがありません。きっと自然が一杯で空気のきれいなところなのでしょう。同じ自然に恵まれていても根釧原野の根室とは林相が違います。日本列島は南北にも東西にも長く変化に富んでいますね。

明日からまた東京です。
インプラントがうまくいきませんでした。
胃の全摘をしているとカルシウムの吸収ができないので骨組織にチタンのボルトがくっつきにくいのかもしれませんね。
貴重な症例になるかもしれません。
とにかく診てもらって、他の胃の全摘患者さんに役立つ情報があれば公開したいと思っています。
2本のうち1本がダメになりましたが、ドクターはもう一本のほうも同じ状況になっているかもしれないと心配しています。
いままでにはなかった事例だそうです。

病気を抱えて生きるのはなかなかしんどいものですね。
やってみて、どんな結果になるかしばらくまたないとどうなるかわかりません。
まあ、しばらく、数年は大丈夫です。

QOLを改善したくて多少の冒険をしてみたのですから、ドクターに他の方法を考えてもらうことになるかもしれません。
ことと次第によっては成り行き任せ。
胃と胆嚢がないと歯がダメになるのは身体に堪えます。
by ebisu (2012-04-21 13:20) 

もし都合が合えば、お会い出来ると良いのですが。

by Hirosuke (2012-04-21 13:45) 

そうですね、そうできたらうれしいですね。

どういう治療になるのかわからないので予定が立てられません。
それと、遠出ができないのです。
外食すると下痢をしますので・・・
不自由なものです。
でも生きて、ある程度の行動の自由はあります。

壊れていくからだと折り合いをつけながらムリの小さいところで共生していく、術後5年半が過ぎだんだん上手になってきます。（笑い）

この前は旧友と連絡を取り、浜離宮で会おうとしましたが、体調がすぐれず見送りました。
by ebisu (2012-04-21 15:00) 

それでは、いつか僕が根室を訪れた時にでも。

どうか、それまで、お元気で。

by Hirosuke (2012-04-21 16:21)