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#1769 日米医療保険事情比較 Dec. 11,2011 [40. 医療四方山話]

  前回の#1768「あるドクターの米国での入院体験記:日米医療事情比較」の続きである。
  病院からの請求に対して保険会社は支払を「値切る」のが常識らしい、しかも半端な値切り方ではないから驚きだ。

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後半の医療保険の話は重要です。何故なら、今度TPPにより更にアメリカの保険会社の日本での営業活動が解禁されると予想されます。アメリカの保険会社は顧客に受診する病院の制約を掛けます。(勿論医療費が安い病院を指定)。つまり患者は今までのように自由に病院を選べなく成ります。更に医療保険だけでなく、安易なロースクールで量産され食い扶持の無い弁護士どもが日本に押し寄せてくるでしょう。これまで法律の駆け引きに慣れていない日本人(特に病院などの医療関係者)は真っ先に餌食になるでしょうね。
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日本の医療は公共サービスなんです。

投稿者:  中小病院経営者 閲覧人数 232 賛成数 11 反対数 1 適切数 0 
  
欧米諸外国、そしてアジアなど 世界各国で、医療サービスは「贅沢行為」なんでしょうね。
それこそお金持ちならいいサービスが受けられるエステや高級ペットの獣医科みたいに、人間の疾患や外傷に対する医療行為が
「贅沢行為」という位置づけなんだと思います。

一方日本は、国道や県道を無料で通過する、公立の美術館や博物館に数百円で入場する・・・ みたいな公共サービスと同じだと医療サービスが位置づけられているんです。 ですから贅沢は禁物。 患者さんはすべて平等。技術料も中央医療審議会から買い叩かれ、
診察料・検査料・・・・・どんどん値下げさせられ、 ついには11円。
この技術を取得するのに、いったいどれだけの投資をしてきたことか!! それが11円だなんて。
駄菓子屋でガキの頃によく買った風船ガムと 医者の技術が同じ値段だなんて、悲しいにもほどがあります。
子供の頃から予備校に通い、激しい受験競争に勝つために10代のすべてを犠牲にし、 やっとの思いで医学部に入学しても進級のための試験試験の連続で、 世間一般の華やかなキャンパスライフなんかとは程遠い生活を送り、いじわるな教授の気分しだいな口頭試問に運命を左右され、医師国家試験に必死で合格した後も 「国家資格を持った奴隷」として、 休日もなく帰宅も許さず、決死の思いで自宅に帰っても、 容赦なく携帯電話が鳴り続け、 挙句の果てには‘今すぐ駆けつけろ‘!と呼び出され・・・
他職種に比べれば高給取りだと世間からは非難されるけど、 時給で割り算したら状況しだいで最低賃金以下じゃないかという現実なのに、 そういった苦労や努力に対する対価をまったく考慮せず、 ひたすら「公共サービス」として低賃金で長時間労働を強いられているのが、
日本の医療業界だということが 国際比較を通じて 本当によくわかりました。
手術すれば230万円

投稿者:  kene 閲覧人数 149 賛成数 3 反対数 0 不適切数 0 
 
アメリカで手術されたり、入院するととんでもない金額を請求されるという話ですがこれは本当でもあり、嘘でもあります。
アメリカの病院は二重価格が当たり前になっています。 つまり、正規の治療費は100万円でそれを保険会社に請求しても、
保険会社は20万円しか払わん、と正規よりはるかに低い金額しか払いません。
アメリカの保険を持っている人が虫垂炎になって治療をした場合病院は230万円を保険会社に請求しますが、実際に支払われるのはおそらく30万円程度でしょう。
歯科や個人医院の場合は残りの金額を患者に請求することもありますが、病院ではありえません。
だから病院にとっては自費診療や、海外旅行保険の患者は神様です。なにせ正規料金を払ってくれるのですから。
国際線の飛行機の運賃みたいですね。
よく日本から心臓移植をしに米国の病院へ入院して何千万円が必要、という報道がありますが、あれも病院にとってはドル箱なのでしょう。
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*#1768 あるドクターの米国での入院体験記:日米医療事情比較 Dec. 11,2011 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-12-11


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