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#1564 ホールボディカウンターで内部被曝の有無がわかるか?:マスコミ報道の嘘 Jun. 28, 2011 [13. 東日本大震災&福島原発事故]

 27日北海道新聞夕刊の1面見出しは次のようになっていた。
「福島事故 全県民健康調査始まる
                          まず10人被曝検査」


 どういう被曝検査かというと次のような説明が載っている。
「10人は放医研で尿検査と併せ、ホールボディカウンターと呼ばれる装置を使って体内の放射性物質の量を測定する」

*ホールボディカウンター(ウィキペディアより)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%9C%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC

「体内の放射性核種から放出される透過力の強いガンマ線の多くは吸収されず漏出するが、ホールボディカウンターは身体から漏出するガンマ線全てを計測する。」

 なにか大掛かりなマジックショーが開幕したような気がする。マスコミが洗脳に加担している。原子炉建屋の爆発後3ヶ月以上たってからホールボディカウンターで内部被曝の検査をするというニュースがテレビでも新聞でもいっせいに流されている。
 爆発後3ヶ月もしてから一斉に県民の内部被曝チェックをするという。時期から見ても何かおかしくはないだろうか?
 莫大な量放出された放射性ヨウ素は半減期から考えると2マイナス11乗だから2000分の1になっている。ほとんど引っ掛からないだろう。セシウムが検出できるだろうが、いったいホールボディ検査で何がわかるのか冷静に考えてみたい。

  ホールボディカウンターはガンマ線を計測する機器であるようだ。今頃こんな装置を持ち出して検査をすることに胡散臭さを感じる。政府は未だに核種ごとの放出量を公表していない。ガンマ線をだす放射性物質のヨウ素とセシウムのみ公表している。
 ホールボディカウンターでセシウム137の内部被曝は検出できるだろうが、それだけである(検査機器はメーカーや価格帯で性能に開きがあるのが普通である。果たして使われている機器の検出限界はどの程度なのだろう)。

【無駄になる勉強はないし、無駄になる仕事もない】
 私は放射医線学についてもホールボディカウンターについても素人であるが、計測器(測定器)に関しては仕事上知識が少しある。
 産業用計測器の輸入商社に勤務していた1978年からの5年間、長期経営計画、単年度予算編成統括、四半期ごとの経営分析、収益構造と財務構造を変えるための様々な仕組みの提案と実施、統合システム開発などの仕事をする傍ら、営業及び技術系の勉強会に出席する機会があった。その会社は社長の強い意向で社員教育を重視し、東北大学の助教授を招聘して毎月1回夜2時間の勉強会を開いていた。その勉強会で計測器の測定原理や様々な周波数域(マイクロ波、ミリ波、光(赤外線、可視光線、紫外線など))のディテクターやデータ処理装置やインタフェイスの実際を学んだ。
 取引先海外メーカー五十数社の新製品についてもメーカーのエンジニアのプレゼンテーションを聴く機会が毎月のようにあった。世界中の最先端のエレクトロニクス製品の説明が現物やカタログを見ながら聞けるのだ、面白くなかろう筈がない。
 私は管理部門畑だったから、技術系の勉強会や商品説明会に出席することで、営業マンや技術部の人間とのコミュニケーションがよくなったことは言うまでもない。
 この会社はオシロクォーツ社の時間周波数標準機から液体シンチレーションカウンター、質量分析器、ウォータゲート事件で使われたレシーバーまで産業用と軍事用の様々な電子機器を取り扱っていた。技術部にごろごろしていた最新のエレクトロニクス製品が好奇心の塊だった私には宝の山に見えた。
 それほど楽しかった会社を辞めたのにはそれなり事情があったが、血気盛んで我が強かった、若気の至りだろう。後悔はないが当時の2代目社長にはたいへん申し訳なく思う。その後国内最大手の検査会社に上場準備のための統合財務情報システム開発要員として転職し、1年間でシステム開発を終わり本稼動する傍ら予算編成を統括を経験させてもらった後で、2年間ほどラボで機器購入を担当したことがある(本音は一度ラボで検査業務を経験したかったのだがそれはかなわなかった)。その折に検査会社で購入するあらゆる種類の検査機器を購入し、現場で使っている状況もつぶさに観察できた。メーカとの検査機器や検査前処理機器の共同開発は十数件あった。ひょんなことから上場準備作業を進めていた製薬メーカーのお手伝いをちょっとしたことがあり、そこが開発していた大型検査機器の話しを耳にして市場に出す前に検査現場でのinstallation testを提案し、半年間のテスト(1987年ころ?)を見守ったことがある。お互いにメリットがあるので1年間の独占使用を契約条件にした。当初、毎朝火を入れた後2時間ほどデータの再現性が悪く暗礁に乗り上げたことがあり、現場との調整作業をした。電気回路をいじってもらった。ラボのサブシステムとの接続でもデータの受け渡しに問題が生じた。RS-232Cのシリアルインターフェイスで無理があったのだ。オンラインでの受け渡しをあきらめて、暫定的にフロッピーで受け渡すことで難を避けた。

(結局、貧弱なパソコンネットを使った検査サブシステムは動かなかった。50台の貧弱なパソコンは段ボール箱に入ったまま5年間保管して棄てた。一度失敗を経験させることも必要なときがある。これくらいの失敗は小さなものだった。
 入社半年後に本社で予算の統括をしていたのと上場要件を満たす統合システム開発を1年で本稼動させ、片手間に固定資産管理システムも作り直して管理をマニュアル化し、本社とラボの固定資産棚卸しを一人でやっていたので権限があった。上場のための過渡期だから責任を問わずに自分がデザインした固定資産廃棄申請書を提出するように指示し事務的に処理した。「上場前にきれいにしておかなければならないので、全部通します、今後はこういう杜撰な開発はできなくなりますよ、いいですね」と説明すると現場の課長連中は皆喜んで廃棄申請書を上げてきた。
 メーカとの共同開発で数千万円の代物がブルーシートをかぶったまま放置されていたケースが複数あったが、これも上場前に処理し、ラボの現場からは感謝された。副所長が無理な開発をしていたが、だれも首に鈴がつけられなかった。「これはなんですか」とブルーシートを指差すと現場の担当者は困った顔をした。「副所長案件ですか?」と訊くとほっとした顔で頷く。「大丈夫ですよ、上場前に全部処理しますから指示に従って書類を上げてください。上司には私が了解していると報告してくれればいい」、ラボの管理部の担当者とも相談しながら、"掃除"をした。
 売上高経常利益率が12%あったから、落とすものを落とした方が税金支払が少なくてすむとすこし強引に整理を進めた。担当役員が文句を言うはずがない。当時はそれ行けどんどんで、失敗が咎められることはなく、10個やって何個かうまくいけばOKだったが、上場したらそういうわけには行かぬ、それなりのコントロールが要求される。そういう過渡期に固定資産管理システム開発と実際の管理を経験できたのはありがたかった。
 次年度の減価償却費の推計誤差がそれまで1億円以上あったが、その誤差を十分の一程度まで縮めるのも固定資産管理システム開発の目的だった。統合システム開発の傍らヒマができたので、本稼動へ移行すると同時に手をつけたが開発期間は2ヶ月くらいではなかっただろうか。仕様書は一週間くらいで書き上げたはずだ。やろうと思えば何でもできるし、やっても構わぬ面白い会社だった。業界ナンバーワン企業にはそれなりの人と変革のエネルギーと仕組みがあるということだろう。

 もう少し説明すると、当時のパソコンはとても業務で使える代物ではなかった、ほとんどオモチャであった。ずっと強力な業務用パソコンサーバーが出始めていたのだが、検査現場でサブシステム開発に携わっていた担当者が扱えなかった。パソコンを少しいじったことがあるだけでシステム開発の経験がなかった。言ってもわからぬようだから、わたしは何も言わずに傍観し、年に一度の固定資産棚卸しのときにそのまま保管して、5年後に廃棄処分届けを出すように指示して助けてあげた。たいした金額ではなかったし、なにより現場の担当者の勉強になればいいと思っていたからである。わたしは本格的にシステム開発の勉強やCあるいはC++の勉強をしてほしかったのだが、その後彼はこうしたサブシステムに手を出さなくなった。
 90年になってから細胞性免疫部を皮切りにDECのミニコンをサーバに採用した検査サブシステムが次々に開発された。担当したのは業者とシステム部だったのだろう。ラボ部門は要求仕様を明らかにするだけでいい。
 産業用計測器では70年代終わりから双方向のインターフェイスバスGP-IBが当たり前だったから、医療や検査用機器のインターフェイスは驚くほど"原始的"だった。GP-IBは双方向だから機器の制御をしながらデータの受け渡しができる。当時でも10万円程度のコストアップで検査機器にポートをつけることが可能だっただろう。しかし、検査業界や病院にはそういうニーズがまだなかった。産業用計測器の世界に比べて検査機器はインターフェイス技術が遅れていたのである。

  エレクトロニクスの輸入専門商社で様々な計測器に関して蓄積した知識がまるごと役に立ったのだから仕事は面白かった。蛍光標識された酵素を使うこの機械は従来のRI(放射性ヨウ素)標識の検査に比べて、検査精度が3桁よかったからずいぶん売れた。1999年ころ、ラボに十数台並んでいたのをみて、懐かしかったことがある。)

 そういうわけで、門前の小僧習わぬ経を読むの類で、ホールボディカウンターについては素人でもわかることがすこしはある。
 いままでも新聞記事やテレビ報道がおかしいと思うときは、その旨論拠を明らかにして意見を述べてきた。今回もマスコミ報道がおかしいと思う、21世紀は油断のならない世の中になってしまったようだ。それなりの根拠を示して、おかしいモノはおかしいと言う勇気をもちたい。

【計測器には固有の検出領域がある】
 万能の計測器はない、計測器はそれぞれ固有の測定領域をもっている。電磁波でいうとディテクトできる周波数域が計測器ごとに制限されている。ホールボディカウンターもディテクトできる範囲が決まっているのであって、内部被曝のすべてを検出できるわけではないことを理解いただきたい
 体内被曝で問題となるのはガンマ線だけではない、アルファ線やベータ線のほうが細胞遺伝子へのダメージがはるかに大きいのだが、放射能の微小なチリが肺に取り込まれていたとしてもそのエネルギーは細胞に吸収されてしまい体外へ漏出してこないから測定不可能なのではあるまいか、というのが素人である私の意見だ。
 換言すると、ホールボディカウンターはガンマ線のみを検出するので、それよりもはるかに強く細胞遺伝子を傷つけるアルファ線やベータ線は検出できない代物なのだ。だから、ホールボディカウンターの検査を受けて検査データが検出限界値以下であっても内部被曝がないことの証明にはならぬ

*アルファ粒子(ウィキペディアより)
電離作用が強いので透過力は小さく、紙や数cmの空気層で止められる。しかし、その電離作用の強さのため、アルファ線を出す物質を体内に取り込んだ場合の内部被曝には十分注意しなければならない。」

*ベータ粒子(ウィキペディアより)
「・・・その一方、軌道電子には
電離作用励起作用を起こす。それによりベータ粒子もエネルギーを失うが、アルファ粒子の電離作用や励起作用と比べるとかなり小さく、一気にエネルギーを失うことはない。従って、アルファ粒子と比べてエネルギーを失うまでに長い距離を移動し広範囲に影響を及ぼす。下記の遮蔽対比図でアルファ粒子と比べて厚い板が必要なのはこのためである。」

【遺伝子傷害力の大きいアルファ線やベータ線は検出できぬ】
 福島県の住民がホールボディカウンターで親子で測定してもらい、子供の身体からはガンマ線が検出されなかったと喜んでいる人がいたが、気の毒とは思うが内部被曝がないことの証拠にはならない。
(そして外部被曝の事実も消えるものではない。原発事故後数日間のうちに大量の放射性物質が風に乗って各地に降り注いだことは事実である。大気中への放出分だけで70京、チェルノブイリの三分の一、海への放出分を入れると100京ベクレルという兆の100000倍の途方もない単位である。感受性の高い子供たちの遺伝子は外部被曝によってすでに傷ついてしまっている)。
 射性物質が肺に取り込まれていてアルファ線やベータ線を出し続けて体内細胞を傷害していてもホールボディカウンターで検知することはできないのだ


【残酷な事実と被害をこれ以上増やさぬ措置】
 残酷なようだがすでに肺に取り込んで内部被曝してしまった子供たちや大人たちにできることはなにもない、それが事実である。
 肺にまで入り込んでしまった放射性物質を現代医学では取り出すことすらできないのである。肺の摘出手術しかないが、そんなことをしたら患者は死ぬ。
 取り込んだ核種に応じたアルファ線やベータ線やガンマ線が肺の細胞遺伝子を傷害し続ける。いずれ高い確率で白血病やその他の癌になるだろう。子供や孫に奇形などの先天性障害や精神疾患の発生確率も大きくなる。なにしろ子孫に引き継ぐべき遺伝子が傷害されてしまっているのだからもうどうにもならぬ。だから、福島原発で被曝した子供たちが結婚適齢期になったときに厄介な問題を引き起こすと以前のブログ記事でも警告した。
 わたしたちにできることは、もうこれ以上こうした被害者を増やさぬことだろう。そのためには半径80㌔㍍圏内から40歳以下の人々を退避させるべきだ。そして、全国の原発を停止し廃炉にすべきだ。
 
それにしても高濃度放射性廃棄物の後始末には百年・千年ではなく数十万年を要する。人類は数百回、数千回も繰り返し被災することになるだろう。後戻りはできぬ、とんでもないことをしてしまったものよ。瑕のついていない遺伝子を保存して数十万年後の未来へつなぐにはどうしたらいいのだろう?

【データ収集・保存:原発周辺80㎞圏内は温泉付の老人施設を建設】
 
原発周辺がスカスカになったら、温泉付の老人施設をつくりただ同然で衣食住を保障すればいい。老老介護を行い、健康な老人は除洗作業にあたる。土を削るのもよし、ひまわりを植えるのもよし、放射能汚染を承知で食べたい物を植えて収穫して食べるもよし、ありとあらゆる事を試し、人類のために記録を残し死んでいけばいい。
 こんなことはまもなく"老人"の仲間入りをする団塊世代だからこそ言えること、私たちの世代はなすべきことをなし消え去るのみ、残された記録が世界各地でこれから起きる原発事故に有用な情報となることを願って・・・。
 福島県の原発周辺に住む代わりに病気になったら医療費もタダにして看取ってほしい。「放射能汚染地域老人特権特区構想」とでも名づけておこう。次世代を担う子供たちや孫のために放射能汚染された土地をきれいにする事業に参加できるなら、老人たちの何分の一かは最後の生きがいをそこに見出すことができるやもしれぬ。
 20km圏内は線量が高すぎるだろうから、とりあえず30年間立ち入り禁止にして様子をみればいい。老人たちは20kmから80kmのドーナツ状の圏内で生活し、ありとあらゆるデータをとり、しっかりと記録を後世に残す。それによって原発事故で何が起きるのかを全界中の人々が知ることになる。


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【6月29日朝追記】
ZAPPERさんが小出裕章氏がわたしと類似の内容を語ってくれる録音のあるURLを紹介してくれた。
「6月27日 ストロンチウム内部被曝はホールボディカウンターではわからない 小出裕章(MBS)」
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/06/28/6%e6%9c%8827%e6%97%a5-%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%ad%e3%83%b3%e3%83%81%e3%82%a6%e3%83%a0%e5%86%85%e9%83%a8%e8%a2%ab%e6%9b%9d%e3%81%af%e3%83%9b%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%9c%e3%83%87%e3%82%a3%e3%82%ab/

「2011年6月27日(月)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が出演されました。」

*プルトニウムとストロンチウムの空中放出量を原子力安全保安院が6月6日に公表していた。
「チェルノブイリの3分の1」ブログ"情熱空間"
http://blog.livedoor.jp/jounetsu_kuukan/archives/3687634.html

「保安院がとっくに発表していた放射性ストロンチウム、プルトニウムの大量空中放出」
http://ex-skf-jp.blogspot.com/2011/06/blog-post_27.html

「保安院の計算は、溶けた燃料(と言っても他にも制御棒や炉内の計器などが溶けたものが混じっていますが)が原子炉圧力容器の下部で冷やされている、という前提でなされています。溶けた燃料がとっくに圧力容器からも、格納容器からも出てしまっている、ということになったら、どれだけこの計算が変わるのか、私には分かりません。」

 3ヶ月もたってから突然に原子炉圧力容器が破損して溶融した核燃料は原子炉格納容器もスルーしているが公表されている。3月の爆発前後に東京電力も原子力保安院も承知していたようだ。ひどい情報隠しだ。周辺住民はとんでもない量の被曝をしてしまった。テレビに出ている東電や保安院の担当者はまるで罪の意識がない。自分たちのしていることがわかっているのだろうか?
 キセノン137が"1.1×10^19"であることが気になる。他の核種は10^15のオーダなのに、キセノンだけが特別に高い。調べたら半減期3.8分のキセノンは半減期30年のセシウム137に変わるとあった。
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ZAPPER

さすがはebisuさん!京大原子炉実験所の小出先生も同じ点をご指摘なさっています。
6月27日 ストロンチウム内部被曝はホールボディカウンターではわからない 小出裕章(MBS)
http://hiroakikoide.wordpress.com/

ストロンチウムはホールボディーカウンターで測っても測定できない。私たちのバイオアッセイという、おしっことかうんことかいわゆる排泄物を分析することでしかわかりません。仮にそれをやったところでもものすごい誤差がある。

今となってはほぼ計測不能。分かりきっていたことですが、計測地を公表して「小さく見せよう」とするのでしょうね…
by ZAPPER (2011-06-28 16:10) 

ebisu

民主党の面々は揃いも揃って政権をとったらどうしてこんな情報操作をするのか、もともと人としての資質が低い人たちの集まりだったのでしょうか?

菅総理は権力をおもちゃにしてはしゃぐ駄々っ子にしか見えません。枝野官房長官以下は言うに及ばずです。似た者同志。

ネット社会でよかった。これがマスコミ情報だけだったら国民はいいように情報操作されてしまい救いようがなくなる。
by ebisu (2011-06-29 00:35) 

通行人

それにしても、昨今の各自治体の首長、各電力会社の原発再稼働の大合唱、そして政治のこの様。世界で唯一原爆を浴びた国民なのに・・・もう何をか言わんやですね。真面目に、このままではいずれ日本は滅びるでしょう。10年後、世界地図では日本の半分は立ち入り禁止区域だの、20年後は既に国名が日本から中国や韓国に変わっている・・・と言う与太話が、冷静に考えると一笑に付せない可能性を感じます。我々は去りゆくのみですが、われわれの子供たちはどうなるんでしょう。
by 通行人 (2011-06-29 08:46) 

ebisu

通行人さんへ

九州のどこかの知事が経済産業大臣の訪問を受けてにわかに原発再稼動に賛意を表明しましたね。
こんなに簡単に転ぶんだ。この知事さん、利権や票の前には子供たちの将来などどうでもいいもののようです。
国も都道府県知事も、・・・政治家たちは著しく劣化していますね。
選挙で選ぼうにも、似たり寄ったりの劣化した者たちばかりが立候補するのでは、選べるようで選べない。

私利私欲を離れて国家百年の計の考えられる政治家よいでよ。
by ebisu (2011-06-30 01:55) 

ジョッキ生

"40歳以上"のところは"40歳以下"ですよね?
前後で、わかりますが
by ジョッキ生 (2011-07-11 00:35) 

ebisu

ジョッキ生さんへ

連絡ありがとう。
仰るとおり、"40歳以下"ですね。
見直しはするのですが、自分のタイピングしたものは歳のせいかますますケアレスミスが直しきれません。
今後も気がついたらすぐにコメントしてくださることを期待しています。
感謝!
by ebisu (2011-07-11 09:05) 

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