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#1367 看護専門学校はむずかしいな Feb. 3, 2010 [26. 地域医療・経済・財政]

 昨夜はマイナス10度まで冷え込んだ。このところの寒気で、根室湾は沿岸氷が一気に弁天島の後ろまで広がった。

 看護専門学校を受験した生徒から合格のメールがあった。道内の看護学校だが受験者360人で合格者は53人だという。おおよそ7倍の倍率だ。よくやった、合格おめでとう。

 面接試験が難しいと言っていた。なぜ看護師になりたいのか、動機を問われる。命に関わる仕事だから当然といえば当然だが、就職難になるほどハードルは高くなる。看護師は就職が確実だから、志望者が増える。来年、看護学校を受ける生徒は準備をしっかりしよう。
  具体的なアドバイスをすると、目標とすべき高校入試の合格点は210点*、理想的なことを言えばブカツをやりながら勉強する。数学も英語もどちらに苦手があってもダメ、もしあればそれを克服するのがカギ。苦手だったほうの科目の偏差値が得意な科目を上回るようになれば、ほぼ合格ラインに達していると判断して良いだろう。

 塾長一人で教えている個別指導主体のニムオロ塾では今年はめずらしく受験生が7人もいる。
 大阪芸術大学にさっさと入学を決めた生徒が一番早かった。中学生のときから吉本興業に入り芸人になりたいと言っていた。半分冗談だろうと聞き流していたが、大阪への進学を決めたところからみると、案外本気だったのかもしれない。大阪の水はまずい、水道の水がかび臭いので閉口したことがある。夏は猛烈に暑く、冬は暖かくて過ごしやすい。東京の冬に比べてもずいぶん暖かい。気候にはすぐになれるから心配するな、水は浄水器をつければいい、身体に気をつけてなりたいものになれ。
 その次に事務情報科で5科目1級をそろえた生徒が学校推薦で続いた。高校入試日の夜から簿記の特訓を始めた生徒だ。3年間よくがんばった。
 シャイな根室西高校の生徒が学校推薦で北海道工業大学医療工学部に合格した。作業療法士を目指すという。機会が与えられたことに感謝し一生懸命勉強して欲しい。
 そして昨日、看護学校志望の生徒が合格を決めた。いったん推薦で決まりかけていたのだが、前年推薦で合格した生徒が退学したために、推薦取り消しとなり一般入試で挑戦、第2志望の看護学校へ合格した。先行した4人は同じ中学の出身だ。2クラスだけだから同級生だったかもしれない。
(追記:推薦取り消しとなったが、一般入試で受験して第一志望校の王子総合病院附属看護学校(苫小牧)へ合格をした)
 センター試験を受けた3名が今月の試験に挑む。あと少しだ、寝て・食べて・風呂に入っている時間も覚えたことを頭の中で反芻しろ。もちろんそれ以外の時間は勉強漬けだ。
 吹雪がオホーツク海から太平洋へとすざまじい風音を立てながら根室半島を通り抜けていくように、君たちもあと数週間全力で走りぬけてみせろ。

 インフルエンザが流行ってきている。根室高校3年生は2月1日から自宅学習期間に入った。受験のねむろっ子、みんながんばれ。


*入試210点は今年の中3の学力テスト総合Cならおおむね学年3~7位の成績。1校(200点以上11名)をのぞいて10位以下は200点を割るような状況である。この数年で200点を超える層の生徒が激減し、70点以下の層が急激に膨らんだ。
 学力低下の影響は地元経済の長期的衰退として30年も前から現れているではないか。根室市議、地元経済人、教育行政、学校の先生たち、この現実を見ても相互批判の声は聞こえてこない。それぞれの殻に閉じこもって発言しないのが根室人の特性ではあるまい。
 根室の旧弊も全道最低のそして全国最低レベルの学力も共に相互批判を欠いて温存され続ける。
 町の衰退の半分は根室人の演出だと言わざるをえない。

 一例を挙げよう。市立病院で看護師の数が足りないという。それも正看護師が足りない。「川上」の地元から看護専門学校へ進学できる学力のある生徒が激減している現状を放置しておいて、「川下」にあたる市立病院看護師の不足を嘆いてどうする。地元で努力すべきことがあるだろう?医者の問題だって同じことだ。
 根室から看護専門学校へ進学した生徒たちが将来戻ってきたくなるように市立病院を変革すべきだ。市民の声を無視し、コンサルタントの提言の2倍62億円もの総事業費で建て替えを強行して、年間13億円もの赤字を出し続けるような病院に若い看護師さんたちが夢を抱いて就職できるか?このままでは赤字の額は建て替え後さらに膨らむ。せっかく勤めても夕張の市立病院のようにいつ破綻して民間の診療所になるかわからないではないか。
 中学生でも分かる理屈が、市長にも病院事務局にも市議たちにも理解できないようだ、そんな町に誰が夢をもてる。街が暗くなるのは当然で、それをやっているのが、市長と市議会と病院事務局だろう。決して市政批判をせず、もちつもたれずの関係で後押ししているのが得体の知れない「オール根室」だろう。

 好い加減、こういう問題をブログで採り上げるのはやめにしたいと思って、今年になってから病院問題を採り上げるのは極力避けていた。しかし、看護学校へ進学してくれる生徒がいる以上、教師の責任として発言だけはしなければならぬ。生徒がめんこい。

 問う。誰のための教育なのか?


*#1370 「うれしい知らせ:小樽商科大学合格」
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-02-05

**#1442 「うれしい知らせ:北海道教育大札幌校合格の電話あり」 
http://nimuorojyuku.blog.so-net.ne.jp/2011-03-24


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