#1311 根室の短角牛 うまさPR Dec.23, 2010

　明治公園でクリスマスのイベントが予定されているのに、この雨と風では・・・例年の落ち着いたホワイトクリスマスにはならないようだ。

　日本短角牛という肉牛の種類がある。最高品種の黒毛和牛よりは肉質が劣るが、その次のランクらしい、どういう味なのだろう。あまり飼育されていないし、牛種を表示して販売されているわけでもないから、馴染みがなく味の検討がつかない。そこでイベントをやろうという奇特な御仁が現れた。
　根室人はイベント好きのようで、さまざまなイベントを"○○実行委員会"方式でやることが多いのは都会と違って若い人たちが遊ぶところが少ないからなのだろうか。根室の特徴の一つに数えていいだろう。
　22日の北海道新聞に紹介記事が載っている。冒頭部分だけ紹介しよう。

【根室】市内で飼育されている和牛の日本短角種をPRする試食イベントを開こうと、市民融資が「食べ比べてみようか短角牛」執行委員会（小林邦弘委員長）を結成した。イベントは来年2月にしない飲食店の協力を得て開く予定で、今月27日まで参加店を募集している。（幸坂浩）

　続けて記事内容をかいつまんで抜粋すると、
「短角種は肉の脂肪分が少なく、かめばかむほど味が出るのが特徴。これまでは霜降り肉の人気の影に隠れて普及していなかったが、健康志向の高まりを受け、道内でも人気が高まっている」。

「初田牛の碓井牧場（碓氷ミナ子代表）が放牧で飼育している」「試食イベントは2月の1ヶ月間を「短角牛フェア」と銘打って実施する」「食べたことがない人が多いので、まず市民に知ってもらいたい」　

　さて、どんなお祭りになるのか楽しみだ。新物好きの根室人も多い、この機会に食べない手はないぞ。

*日本短角種（ウィキペディアへ）
　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%9F%AD%E8%A7%92%E7%A8%AE


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