SSブログ

#1281 長谷川智也君:16歳の高校2年生が公認会計士2次試験に合格 Nov. 17, 2010 [57. 塾長の教育論]

 岐阜の高校2年生が公認会計士2次試験に合格した。思いっきりのいい若者だ。
 普通に高校へ通学したら合格はできない、1日10時間前後の受験勉強を2年間継続しなけらばならないからだ。だから通信高校を選んだのだろう。

 それにしてもずいぶん思い切った選択だ。ナンバーワンの進学校へも行けただろうに、それを捨てて公認会計士受験一本にしぼる。

 釧路のZAPPER先生とつい先ごろ、お互いのコメント欄で会話した。高校入学時に80%以上の得点で合格し、1日8時間以上の勉強を2週間以上繰り返し勉強したものは、その後どのような国家試験にもチャレンジ可能だという「假説」である。意見が一致した。

 公認会計士試験は昔は3%程度の合格率しかなかったが、司法試験が合格者を増やすために簡単になったので、公認会計士試験も合格者数を増やすために試験が簡単になった。それでも8%の合格率の難関である。

 進学校への進学を捨てたところに、この青年のすごさを感じた。捨てるかどうかはひとえに本人の決断にかかっている。これほどの決断を15歳のときにしたというのがすごい。

*読売オンラインニュース「夢中で勉強・・・公認会計士最年少で合格の長谷川さん」
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20101115-OYT1T00840.htm?from=y10

 
にほんブログ村 地域生活(街) 北海道ブログ 根室情報へ
にほんブログ村


nice!(1)  コメント(3)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 3

ZAPPER

すごい若者ですね!
私教育従事者としては、「問題解決のためなら何時間でも机に向かっていられる」という若者を多く輩出したいものです。

先日、行政書士試験の試験監督官の仕事をさせていただいたのですが、16歳と17歳の受験生がいたのには驚きました!こういった資格試験を目指す若者が増えて欲しいですね。(^^)
by ZAPPER (2010-11-18 10:29) 

こっち

すごい!
常に孤独な戦いであり、不安もあったかと思いますが、よくやりとげた。
by こっち (2010-11-20 10:55) 

ebisu

こういう決断は他から言われてできるものではありませんね。
自ら他の可能性を捨てる、まさに背水の陣。
高校の同級生が3年生の夏休みが終わったときに相談があると家に訪ねてきました。
もうじき卒業なのに、中退してゴルゴ13の斉藤タカオへ弟子入りすると言うのです。
春まで待っていたら1番弟子にはなれないと云うのが理由でした。
彼は高校を中退して劇画家になりました。
背水の陣を自ら敷く決断ができる人間は強い。
こいつもすごい奴でした。
by ebisu (2010-11-20 22:25) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0