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#1208 市立根室病院建て替え(本年度分)起債許可 Sep. 17, 2010 [32. 市立根室病院建て替え]

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 相変わらず道新根室支局はいい取材をしてくれる。読者の一人としてありがたく読ませていただいた。
 先日コメントを寄せてくれたハンドルネーム「アラフォー」さんのように根室出身で他の都市にお住まいの方もいる。ふるさとが懐かしくてネットで検索し、拙ブログを訪れてくれる人がときどきいるようだ。お祭りの写真を軽妙なコメントをつけてアップしてくれたクラブナビさんもそういうお一人だった。
 東京その他にお住まいの方は北海道新聞根室地域版を読む術がないだろう。著作権上の問題があるかもしれないが、新聞は社会の公器でもある。米国流の文化に押されてこうした両面のバランスが昨今は傾いてしまっているように感じる。
 オンラインニュースで採り上げられれば、そのURLを表示して、転載記事本文は予告なく削除する。
 16日北海道新聞朝刊根室地域版より。

市立根室病院
 
建て替えの起債許可へ
  国と道 いっそうの財政改革要求も
【根室】来年2月に着工する市立根室病院建て替えで、市に起債(借金)を許可する道と国の事前協議が終わり、本年度の許可予定額が15日、市に通知された。起債の許可が注目される中、"ゴーサイン"が出た格好で、市幹部は「一つのハードルを越えた」と胸をなで下ろしている。(幸坂浩)

 建て替えの総事業費は55億3千万円で、市はこの4割を国の交付金で確保し、残りのほとんどを4年間に分けて起債で賄う計画。今回は、本年度に利用する病院事業債6880万円の許可予定が通知された。10月に道から正式な許可を受ける。
 起債の可否が注目されていたのは、市が2008年に市立病院の資金不足を補うために発行した特例債10億5千万円の償還が優先されるためだ。
 国と道は今回の起債を認めるに当たり、特例債償還計画の確実な実施と、市職員の持ち家に対する住宅手当廃止などの財政改革を要求。実現できなければ「来年と以降の起債が許可されるかは不透明」(根室振興局)という。このため市は13日、住宅手当の段階的廃止を二つの職員組合に提案。11月までに交渉を終えたいとの方針を打ち出した。
 持ち家に対する住宅手当は、職員住宅を持つ国や道では既に廃止されている。ただ、市は地域経済活性化の観点から、職員住宅を造らずに持ち家を奨励してきた経緯があるため、市職員は「地方自治体の自主性は無視されるのか」と困惑。市幹部は「病院を建てるため、粛々と進めるしかない」と話している。

< コメント >
 市立根室病院建て替えにかかわるブログはこれでちょうど100本である。

【総事業費は62.3億円】
 新聞記事中に総事業費が55.3億円となっているがこれにはごまかしがある。当初5億円だったシステム開発費が7億円になっていることをブログで書いたら、突然総事業費からカットし、別枠にした。その後、システム開発費2億円の増額理由について市の方から市議会へ説明はない。だから、総事業費は62.3億円である。病床数を15減らしたのに総事業費は減っていない。
 こういう不正直な公表の仕方をしてはいけない。無投票再選市長はごまかしが癖になってしまっている。なにをやってもお咎めなしと勘違いしているのだろう。健全な批判精神のない、根室の官民癒着の旧弊の象徴である「オール根室」に取り囲まれて、「裸の王様」を演じているようだ。
 総事業費を62.3億円とすると交付金は36.3%である。新聞記事は市側の説明をそのまま記載しただけのようだから、正しい情報を供しておく。

【予告通り:形式審査による条件付許可】
 審査がどのように行われたかは知らないが、「改善プラン」と決算実績を損益計算書明細レベルで対比すれば、計画のインチキさがシロウトにも歴然と理解できる。民間では「予算実績対比損益計算書」という。審査担当者はこれすら作成を命じていないのだろう。審査とは名ばかりで、すでに決定している交付金22.64億円の予算を取り消すわけには行かないから、何らかの条件付きで許可するだろうと、以前のブログに見通しを書いておいたが、その通りになった。

【医師退職情報の隠蔽】
 麻酔科医が今月、市立根室病院を退職した。前院長が辞めてから、だいぶ院内がごたごたしているようである。病院収益に影響が出そうだが、市側は医師の退職を公表していない。別海町立病院では町長が退職の事実をただちにアナウンス*したのに、市長や市立根室病院は医師退職の事実にだんまりを決め込んでいる。ここにも市民を欺く不正直な仕事がある。
 麻酔科医がやめたことで、病院収益に影響が出る。今年度の実質赤字額は13億円規模になりそうだ。いい医師が働く気をなくすような病院運営が行われているのではないか?市長の情報隠蔽にそういう疑いが浮上している。

*9月15日付釧路新聞「常勤医2人、今月末で退職/別海町
 
http://www.news-kushiro.jp/news/20100915/201009154.html

*17日朝刊で北海道新聞も病院建て替え特別委へ病院事務局の発表として9月末での麻酔医退職を報じたが、これもごまかしがある。麻酔科医が担当していたペインクリニックはとっくに休診がアナウンスされているし、医師はもう引越しを済ませてすでに根室にいない。書類上は9月末で、事実はすでに退職済みということだ。細かい話だが事務局は虚偽事実を「委員会理事会」へ報告したことになる。病院事務局は医師がすでに根室を去った事実を報告していない。正直に仕事をしてもらいたい。

【長谷川市政になってから、市立病院赤字額は2倍になった】
 長谷川市政になって、それ以前の病院実質赤字額が6億円から年々増え続けて昨年度は決算額で11.5億円もの一般会計繰入を行った。今年度はさらにそれを上回る繰入をせざるを得ない。10億円の赤字特例債の償還も病院建て替えの条件になっている。

【市長の翼賛装置にすぎぬ「医信伝心ネットワーク」】
 医師と市民の交流を否定するつもりはないが、「医信伝心ネットワーク」は偏っていると言わざるを得ない。医師退職情報を知っているはずだが、市政批判を一切口にしない。情報隠蔽の片棒を担いでいるとしか言いようがないではないか。市からイベント開催の予算をもらっているからだとしたら情けない。
 市長と共に市立病院運営に不信を増幅するなら、根室の旧弊そのものの組織と言わざるを得ない。こうした市政と地元経済界の「官民の癒着」が根室の町から活力を奪ってきた。
 一昨日、根室公園でバーベキューパーティ「医師と市民の集い」が開催された。本田市議がブログに写真を貼り付けて報告している。
 病院建て替え問題で、ごまかしを続ける長谷川市政にわたしはうんざりしている。

*本田市議ブログ「根室いきいき芸能まつり・医師と市民の集いに参加」
 
http://nimuoro.typepad.jp/honda/2010/09/post-e259.html


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市民のひとり

病院を建てるためでも、病院が赤字経営になった場合でも、市が責任を取るべきだ。職員の住宅手当廃止、賞与と退職金減、さらに職員カット、これらは当たり前だ。そうでもしなければ市役所職員らは、この問題に関して真剣にならないだろう。そもそも「根室市立」の病院だ。長谷川市長は重大な責務を負うことになるだろう。
by 市民のひとり (2010-09-17 14:54) 

Holy Talker

ebisuさん、こんにちは。

起債の許可がおりてしまったのですね。。。
本当は、医師退職や経営赤字問題の改善方針をしっかり示してから、許可がおりてほしいところを、その辺を無視した決定には理解に苦しみます。(私がバカだからでしょうけど)

根室市民にとって、新病院は建設してほしいものですが、財政が赤字に状態でも、ほしいと望んでいる人はどれくらいいるのでしょうか?(かなりいるのでしょうか?)

私は、このまま根室は夕張化することにならないか心配です。
市職員は法律や条例という点で給与などが守られているから、市政が倒産してもある程度の保護があるかもしれませんが、根室市民にとって、病院がなくなるということは大きな損失でそれ以降は絶望しか見えないかもしれません。そんな状況を回避する為にもう少し病院建設費用や設備などを見直すべきではないでしょうか?

また医師退職も今回だけで済むのでしょうか?
また数年前のように常勤医5人になるような状態が訪れそうな気がします。(誰もが先のことはわりません。)

ただ新病院には、療養病棟や患者同士のコミュニティー空間など、もう少し根室市民が望む設計をしてほしいとこです。
私としては、屋上にはソーラーパネルによる発電のエコ施設で、院内にカフェや患者同士のフリースペースの設置や受診時の待合で患者がどこで待っていても連絡が届くシステムとかがあればいいですけど・・・
もう無理かな。。。

医信伝心ネットワークの存在は否定しませんが、バーベキューパーティをやっていたみたいですが、これに参加した純粋な根室市民ってどれだけいるのでしょうか?
本田議員のブログには市民70人とかかれていましたが、この市民70人の内訳として、市職員のご家族などが含まれているのではないでしょうか?この人数はそれを除いた人数とはとても思えない。
そもそも根室市民がこのような閉鎖的な会に飛び入りのような形での参加はあまりしないと思うのですが・・・

私は根室の医信伝心ネットワークは、身内だけが満足している会にしか思えないのはなぜでしょう??
こんなことをやるより、小中学校や老人ホームを対象とした集まりを中心とする方が親身になれると思うのですが・・・
by Holy Talker (2010-09-17 16:17) 

ebisu

市民の一人さんへ:

コメントありがとうございます。
気持ちはしっかり伝わりました。

長谷川市長に重大な「責務」はありますが、「責任」はとりようがありません。だからコンサルの提言の2倍、62億円もの総事業費をかけて病院の建て替えをするのでしょう。

市長選挙で対立候補がいなかった。地元選出の国会議員も、道会議員も、市議たちも市長なって実務で采配を振るえるほどの能力がない。助役上がりの無責任な市長しかいない現実、人材の枯渇こそが根室の問題だと私は思います。

甚大な被害は何年か先になって市民生活へ及びます。
夕張市の例に倣えば、市役所職員は半分解雇、残る半分は給与30%カットとなります。50代、40代の職員はほとんど再就職先がない。
労働組合と云うのも不思議な存在に見えます。仲間の半数がリストラの危機にあるのに、なにも行動を起こさない。

夕張市がなるべくして財政再建団体になった。根室もなるべくしてなるのかもしれません。
でも、1%の可能性でもかけてみたい、そのための情報発信です。
by ebisu (2010-09-18 00:25) 

別の市民

本当に根室病院は新しい院長・事務長に変わってから院内は相当ごたごたしているようですね。現在、医師の招聘活動はこの二人が独断で活動していて、他の医師達や事務局の職員には相談や報告もなく詳しい内容は知らされていないのが事実らしいです。
麻酔科医の退職は本当に残念です。Holy Talkerさんが心配されている医師退職は今後加速するでしょうねえ・・・新聞報道もされていましたが3人の外科医の内の1人は11月末で退職するようです。実際は10月初めに根室を去るようですが・・・人望があり、現在の常勤医師数の確保にはこの医師の功績によるものがほとんどだったようですが、よほど病院の前途に失望したんでしょう。事務長は新病院建設の起債の許可がおりるまで公表しないよう指示したようです。正に隠蔽ですね。
産婦人科の医師の赴任延期の発表の記者会見の内容も虚偽だそうです。この医師は相当問題のある人のようで小児科医を派遣している大学医局が強い拒絶反応を示しているようです。この医師の赴任(11月という噂も)で小児科医や助産師の退職も発生するかもしれません。

by 別の市民 (2010-09-18 04:45) 

ebisu

Holy talkerさんへ:

久しぶりの書き込みですね。ありがとう。あなたのような市民の意見が大切です。「ああ、わたしと同じこと考えている」と思う人が多いでしょう。
根室人は表立って意見を言うのを嫌う、あるいは苦手な人が多い。口下手、書き下手(?)が多い。だから、こうして意見を寄せてくれる人は「貴重」です。ゴールドやプラチナものですね。(笑い)

起債審査は予測したとおりでした。2種類の交付金が決定してあるから道庁には選択の余地がなかった。国からクレームが来ますからね。市役所は道庁に頭が上がらず、道庁は本省に頭が上がらない。条件付交付は当然のなりゆきでしょう。

わたしもあのおんぼろ病院をはやく建て替えて欲しいと思っています。それも60%の総事業費35億円程度でね。
関係者みんなが手抜き仕事をして、総事業費を膨らませてしまった。オール根室と称して下請けの建設会社にも必要以上の金額で工事発注がなされる。彼らには万々歳でも市財政と病院事業経営にとっては大きな負担になります
「売り手よし、買い手よし、世間よし」でチェックすると買い手(市長)と売り手(建設業者)だけがよくて、世間(市財政や市民)には大きなダメージになることでしょう。

なんどもブログで書いていますが、いったんストップして、基本仕様を市民参加の元に議論すべきです。労組も自分たちの職場の死活問題だから参加したらいい。

場所も建築費もみなおすべきです。7億円のシステム費用や30の外来ブースなど、滅茶苦茶です。
屋上へのソーラパネルの設置は私も賛成です。暖房費を節約するためにも外断熱もやってほしい。
食事と談話の兼用のスペースもほしい。カットすべきスペースは外来ブースをはじめとしておそらくいくつもみつかるでしょう。基本仕様について市民レベルで議論が必要ですが、市側はそういう努力を一切しなかった。
病室にトイレがあることと、ベッドごとに窓があることだけは評価します。釧路医師会病院のデザインが素晴らしかったが、病室はそれに似ています。
今年度の実質赤字が13億円に膨らんでしまったら、来年度の起債許可がだしづらくなるでしょう。事業費全体の見直し条件がだされる可能性は残っています。

医信伝心ネットワークは私にも「特定のグループの閉鎖的な集まり」にみえます。一般市民が気軽に参加できるような雰囲気ではないでしょう。
そういう私的なグループに市の予算を交付するのは、私的なパーティを公費でやっているようなものと言われかねません。そうした批判に耐えうる活動を望みます。

不安をもたれている医師退職の見通しについては、「別の市民」さんが詳しいコメントを書いてくれました。私が付け加えることはありません。
by ebisu (2010-09-18 11:01) 

ebisu

別の市民さんへ:

深夜に#1209を書き上げて、朝アップしようとしてブログをチェックしたら、あなたの書き込みを見つけました。
【断片的な情報に基くebisuの推理】という項目を立ててありますが、あなたの書き込みで裏付けられたようです。ありがとうございます。

外科医は10月初旬に根室を離れるのですか。早いですね、あと1ヶ月を切りました。
夢と希望を抱いて仕事のできる病院であって欲しいと思います。医師ばかりでなく看護師、薬剤師、レントゲン技師、検査技師、理学療法士、作業療法士、事務スタッフのみんなが夢と希望を抱いて働ける職場であって欲しいと思います。
それには、具体的なビジョンをもって市長や事務長が夢を希望を職員に語らなければならない。それが二人の職責です。それができないなら他の部署へ異動願いを出すべきです。職責が果たせないなら市長は職を辞するべきでしょう。
器の小さい人は地位・肩書きに執着するもので、被害を大きくします。

産婦人科医の問題はやはり小児科へ波及していますか。丹波・柏原病院と同じように「小児科医を守る会」が根室にも必要ですね。
情報を隠蔽して裏でこそこそやっていいことは一つもありません。そういう仕事のスタイルでずっとやってきたのでしょう、治りませんね。
民間企業でもたまにそういう人はいます。一般論にすぎませんが、そういう人が責任のある立場に就くと、組織はがたがたになります。
情報を公開し、オープンに議論すべきです。そして夢を語れば人はついて来るもの。
市立根室病院の小児科崩壊がないことを祈ります。

様々な立場の人がコメントしてくれることで、隠されていた本当の姿が見えてきます。
たくさんの根室市民がこのブログを通じて、隠蔽されている事実を知ってほしいと思います。
公に流されている虚偽情報も知らなければ、真実だと思ってしまいます。「病院事業は黒字」という根室市の広報のように・・・
by ebisu (2010-09-18 11:32) 

Holy talker

ebisuさん。こんにちは。

根室人は、基本閉鎖的な集団ですが、一部では閉鎖した組織の中での権力を握ろうとしている人が多い。
つまり内弁慶的な人間が多いということです。
あとこの町は貧者の一灯を笑うことが多いのは確かなことです。そのせいでお店などの経営が失敗するケースが多い。

病院建設自体は、市民の多くは反対していないと思いますが、建設に莫大な負債をしてまで建設しようとしている事実を理解している人が少ないのではないでしょうか?
場所は根室市自体、起伏が激しいので、建設場所が限られてしまうのはしかたないことだと思います。
現在の場所は、市内の人が多い町内から高齢者が歩くことができるので適切ではないかと思います。
(ニホロなどの場合は、歩くことすら無理ですからね)

医信伝心ネットワークはもう少し市民が気軽に参加する体制、または市民が多く集めるイベントを計画しないと、こんなグループ自体の継続性を疑うしかない。

医師に関しては、かなしい話ばかりですね。
これ程だと、医師間の情報網から根室へは行きたくないという噂が立っているのではないでしょうか?
金銭的は医師として魅力でしょうけど、地域性や環境面でNGという医師が多くなっていくんでしょうね?
前にebisuさんが書かれていましたが、根室市自体で医師を育成する制度等を確立することがかなり重要になるかと思います。

あと聞いた話ですが、病院事務局の幹部クラスは現在働いている職員(委託業者含む)を全員把握できていないらしいと聞きました。これって事務局と現場、技術職等の人間関係がただしく確立できていないということに繋がるのではないでしょうか?
これは私見ですが、病院というのは施設だけが充実しても駄目である。それを利用する患者や職員の小さな人間関係を築きそれが積み上がって病院の評判を形成するものであると思います。
今、市がやろうとしているのは、一方的な施設というハードを充実しようとして、もっとも構築が難しい部分を蔑ろにしようとしている。
市はもう少し市民の声を大きく聞いてほしいところである。
例えば、地元の財界人などではなく、マルシェなどの出入口で、細かく市民の声を聞く体制を考えてほしい。
これにかかる費用などより、市民の意見が今後の根室の財産になるかもしれないのだから・・・

過去の根室市の幻想を打ち破って、未来の根室市を導き出してほしい。
今の市政は、過去の根室市だけを追い続けているようにしか見えないので・・・
by Holy talker (2010-09-18 12:57) 

ebisu

Holy Talkerさんへ:

古くて建て替えなければならないのは病院の建物ばかりではないようですね。
運営の仕方も旧弊そのもののようです。運営のソフトウェアーも作り直さなければならない。
事務長の役割は、昔は赤字の分の予算を一般会計から分捕ってくるだけでよかったでしょうが今は違う。医師招聘、外部機関との非常勤医師派遣の調整、内部の医師の人間関係と役割分担の調整など、かなりな専門知識とスキルを必要とする仕事に変っていますが、事務長人事はあいかわらずそうした要素を無視して行われているようです。
人材がいないのは分かりますが、コメント欄への投稿を見ても、意欲のある人は居ます。あとは育てるだけですが、市長がビジョンをもって具体的な方針を示さないことには、現場で動いても、動いた人が孤立するだけです。

いまは、数人の人たちが内部情報と、自分の意見を表明しだしたことに満足したいと思います。ブログで病院建て替え問題を採り上げてから絶望に近い2年と10ヶ月でしたが、変る芽はでてきました。
わたしには希望の光が見えてきました。物事変るときにはどこかで雪崩を打つように変ります。そこまで辛抱強く情報を発信し続ける忍耐力が必要だということがわかりました。
by ebisu (2010-09-19 18:59) 

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