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中学1・2年生学力テストのあと #891 Feb.3, 2010 [64. 教育問題]

 昨日(2月3日)中学1・2年生対象の学力テストがあった。テスト前はレギュラー以外の時間にも来て熱心に勉強していた生徒たちも今日は休みが多かった。
 一人から休みのメールが入ったので、期末テストまで3週間だから休まないように返信した。その一方で、きちんと来ている生徒もいる。その生徒に聞いてみた。

 「先生、家は親が行けという、行かなかったら許してくれないもの」
 「それでいい、立派な親だ」

 学生時代に3年間東京渋谷駅近くの進学塾で教えた経験があるが、学校でテストがあったからといって塾を休んだ生徒は記憶がない。私立高校や私立中学受験の生徒がほとんどだったからなのだろうか。根室は親も子どもものんびりしている。そのあたりは根室のいいところでもあるのだろう。でも、躾は大事だ。朝青龍が引退が発表された。坦々とインタビューに応じていた。「モンゴルの大草原の少年をここまで育ててくれた・・・」と語っていた。きちんと躾できなかった親方に半分の責任があるだろう。師匠が育てたように弟子は育つ。親が育てたように子は育つ。

 躾の甘い子どもたちが社会人になったらどうなるのだろう?
 「昨日先輩に飲みに連れて行ってもらって遅くなり、疲れたので休みます」
 まさかこのようなことにはならないだろうが、ひょっとしたらと心配になる。

 テスト翌日でも塾にはきちんと行かせてほしい。根室の親たちは子どもに甘いのだろうか?
 親の言うことを聞かない子供は学校へ行っても先生の言うことを聞かないし、塾へきても塾の先生の言うことを聞かない傾向がある。
 一事が万事である。家庭の躾という重要なところが崩れるとドミノ倒しに何かが次々に倒れていく。

 子どもを甘やかしてはならない。躾はきちんと、ほどほどに厳しくしよう。人間の基本は家庭の躾がつくる。 


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