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平均21.0点アップ:中3最後の学力テスト(1/20)の結果 #875 Jan.22, 2010 [64. 教育問題]

 20日の大寒から二日たって最低気温がついに二桁になった。昨夜は猛烈に強い風が吹いていた。道路はツルツル、昼の気温もマイナス6.8度と低い。
 網走の沖合い1kmの地点に流氷が観測された。今日22日が流氷の初観測日となった。流氷本体はさらに数キロ沖合いにあるという。
 今夜9時には気温はマイナス7.5度まで下がった。

 さて、20日に実施された中学3年生の学力テストの結果が出たので集計してみた。塾生の得点は前回の「学力テスト総合C」に比べて、平均21.0点(300点満点)上がっていた。もちろん総合Cに比べて全員の得点が上がっている。
  総合Cに比べて入試まで(3ヶ月間)に塾生平均で30点アップが目標値である。冬休みに5日間連続で道立高校の過去問5年分をやった後、先週から道立高校よりも難易度の高い東京都立高校の数英の過去問をやっている。都立入試問題は6年分やることになる。

 都立高の入試問題は標準的なレベルであり、私立難関校とは比較にならない。しかし、全国学力テストで44位(ビリから4番目)の北海道では都立高校入試問題の難易度が相対的に高く見えてしまう。成績上位の生徒が0.8掛けしか点数が取れない。100点満点に換算して比較すれば、道立高校入試問題で90点前後の生徒が70点程度しか取れない。
 一般的なことを言えば、90%も得点できるなら、その問題はその生徒のレベルにあっていないということだ。成績上位層の根室の子どもたちはレベルの低い問題をやらされて、学力の成長期に成長しきれずに高校生になっている。
 高校生になって学校で実施している全国レベルの模試に出会って己の力のなさを知る。駿台や河合塾よりもレベルの低い進研模試で根室高校普通科の平均点は30点未満となるのは中学校の学力テスト問題や定期テスト問題があまりに簡単すぎることも原因のひとつに数えていいだろう。子どもたちは定期テストで450点(500点満点)以上とるとそれで実力があると勘違いしてしまう。全国レベルで見ると、全国一やさしい問題をやらされているとは生徒の誰も感じていない。「私はできる」「俺が一番だ」と勘違いしてしまう。勘違いさせてはいけない。成績上位の生徒には難易度の高い問題をやらせるべきだ。放課後を使えばやり方次第で可能だろう。必要なのは教育への熱意と工夫だ。

 (道立高校の国語問題はやさしすぎるから、国語が得意な生徒は都立入試レベルの問題をやればさらに実力を上げられるだろう。やさしい問題ばかりでは実力が上がらないものだ。)

 冬休みは中3全員が勉強に力を入れただろうから、各学校の平均点は10点は上がっているだろう。学校ごとのデータは来週中に生徒に渡される。

 根室高校への出願は、当初、商業科が約100名(定員40名)とアナウンスがあったが、主として普通科に振り分けが行われたようだ。十数名定員オーバーのところまで調整(志望変更)したようだ。事務情報科がこのあおりを食らって何名定員オーバーになるのかまだわからない。
 気を抜かずに最後まで勉強し続けてほしい。中3のみ、すぐに期末テストがある。
 余力のある者は高校数学の勉強をはじめるとよい。使う問題集は高校で使う『4 TRIAL』がいいだろう。
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