芭蕉同窓会 #869 Jan.18, 2010

　昨日（17日）芭蕉同窓会があった。3時15分頃に行くとすでに友人が3人いて場所を確保していた。30テーブル360人、席は満席だ。
　ある町内会の総会があり、防犯部長を拝命した一人が顔を赤くして3時半過ぎにきた。総会の後に飲み会があったのだろう。もうひとりが防犯副部長だという。ひとり「遅刻」して全員集まった。

　1時間ほど「同窓会総会」で新役員の紹介などがあったが、めずらしく市長が来て挨拶している。友人の一人が「今年は（市長）選挙の年だからな」という。前回は対立候補がなく無投票当選だった。今回もそうかもしれない。地方の小都市は人材不足なのだろう。
　市議定数も議論がさっぱり進んでいるようには見えないし、市長が変わっても根室の町は変わらないのかもしれない。夕張が変われなかったように。
　日本は「外圧」がかかったときに内部から変わる。幕末の黒船、敗戦、夕張市の財政破綻が「外圧」だ。
　今日は、そういう無粋な話はなしだ。とにかく、喋って、呑んで、食べて、余興を楽しむ。二人でシンメトリックにやる「祝舞」や十数人の「太鼓」がなかなかだった。ずいぶん練習しただろう。根室太鼓のSさんが出ていた。こういう人が根室を支えている。

　たばこを吸う人が多かった。ひとつのテーブルに3人はいたから、おおよそ30％くらいの喫煙率だろうか。とくに女性の喫煙率が高い。お酒を呑む女性は喫煙率も高いのだろうか。くわえタバコで車を運転している女性をよく見かけるが、東京ではくわえタバコで運転している女の人は滅多に見かけなかった。タバコは市税だから、市が財政増収のために喫煙を奨励しているわけではあるまい。喫煙率の高さはともかくとして、吸い方はマナーの問題である。車で短距離を移動するときぐらいは喫煙を控えた方がいい。運転しながらのタバコは品がよろしくない。できれば上品に喫煙してほしいものだ。　

　恒例のくじ引きがはじまった。特賞はまた私たちの中から出るのだろうなと予感があった。私たちのグループが一人もあたらない、こんなことは初めてだ。大きいのが来る感じが強くなる。
　特賞のくじ引きが始まった。番号を読み上げられたら、さっきまでとなりで話していた同期のTが立ち上がった。かれは3年ぶりで来た。当たったのは40インチのテレビだ。Sがテレビ、IがDVDプレイヤー、この3年連続（連続ではなく4年間で3回かもしれない）そして今回とどうしてこんなに当たってしまうのだろう。喜んで帰っていった。

　バスが何台か会場の根室グランドホテルから街中の梅ヶ枝町の飲食店街へでる。それに乗って2次会へ繰り出した。時間は8時半、合同庁舎前の気温表示板はマイナス8.3度だった。シバレる夜だ。横で飲んでいた客が「金を使わないと根室の景気がよくならない」と言いながらご機嫌だった。知り合いがまた一人増えた。日曜日でも出て呑む人が多い町、気のいいノンベエの町根室。

　北の勝「搾りたて」は20日発売のようだ。
　中学校は先週から始まっている。今日は根室高校の始業式だ。

コメント 2

いつも拝読させていただいております。
故郷の将来と現状に対する切り口には、いつも感心しております。
根室市ばかりではなく、道東、北海道、日本と自治体が抱える問題は共通するものがあると思います。
今後の問題提起と進むべき方向についての論点にますます期待しております。
by 隣町の住民 (2010-01-18 17:34) 

ときどきは八つ当たり、またときには見当外れ、たまには当を得たこのも混じっていることがある。そのようなブログにエールをありがとうございます。

どこの町でも同じですが、根室にも古里をこよなく愛する住民がたくさんいる。生まれ育ったふるさと、なんともいい響きです。
隣町の住民さん、歩いて10分なのか20分なのか、とにかく近くにブログを読んでくださる人がいる。ありがとうございます。
これからもよろしくどうぞお願いいたします。
コメントありがとうございます。m(_ _)m
by ebisu (2010-01-18 22:20)