年賀状 #831 Dec.14, 2009

年賀状　#831 Dec.14, 2009

  ずいぶん寒くなってきた。夜9時過ぎの気温はマイナス2.5度、こんな夜はサンパチの昆布塩ラーメンがいい。ちょっぴり甘めのスープはあっさりしていて細い釧路麺にあう。昆布塩ラーメンは西浜ラーメンも旨い。12月も半ば、後半月で新年である。

　仕事は別だが、生来、無精にできているから年賀状などはぎりぎりになるまでなかなか準備に手がつかない。もう14日なので、今朝慌てて10行ばかり文章を作り、いつも通りに印刷会社へ行く。
　「こんにちわ、年賀状お願いしたいのですが・・・」
　「こちらへどうぞ」
　昨年つくったものが用意してあり、
　「これがこの前のです」
　こちらが言い出す前に昨年の枚数を教えてくれた。
　こういうところがふるさとのいいところだ。
　さて、絵にするか写真にするかだ。ノサップ岬の日の出があったが写真が暗いので、明るい光の中にノサップ岬の灯台が輝いている写真を選んだ。

　本当はオジロワシがノサップ岬の流氷に乗って辺りを睥睨している写真がいいのだが、そういう都合のよいものはない。
　そのうちに自分で撮って印刷してもらおうかとも思う。ゆったり揺れる大き目の海氷に乗って時折首だけをくるっとまわすその偉そうな姿がいい。それの王者の風格や威厳が自然ににじみ出る。

　印刷ができても、書くのは30日かもしれない。東京の分だけ少し早めに出そう、そう思いながらいつも30日の夜にせっせと宛名を書くことが多い。とにかくこれでいつも通りだ。