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梅雨前線が九州から根室まで伸びている [87.根室の話題]

梅雨前線が九州から根室まで伸びている

 昨日のお昼ごろから根室も雨だ。梅雨前線が九州から根室まで伸びて日本列島を縦断しているが、このような天気図はめずらしい。
 数日前の豪雨によって山口県の老人施設が土石流で破壊され数名が死亡したのに続き、昨日は九州各地で土砂崩れが起きている。福岡空港も60センチほどの深さに水がたまって大きな池のようだ。今日、明日と九州や山口県は大雨が予報されている。洪水被害地域はさらに拡大する恐れがある。
 根室の7月の降雨量は平年の3倍になっているようだ。しかし、オホーツクと太平洋に突き出た半島で、幅が数キロしかないので大きな河川がない。この程度なら洪水被害はない。根室の地形に感謝すると同時に、被害各地の方々にお見舞い申し上げたい。

 テレビのニュースキャスターが日本の天気は温暖化で亜熱帯性になってしまったのではないかと話していた。いかにもと思わせるような降り方ではある。

*毎日新聞ニュース

豪雨:九州北部、3人死亡 福岡空港、滑走路など冠水

 九州北部と山口県は24日午後から猛烈な雨が降り、福岡、佐賀、長崎県内で1時間雨量が100ミリを記録し、福岡県飯塚市など観測史上最大の雨量を記録する地域が相次いだ。長崎県壱岐市や福岡県前原市で3人が死亡。同県福智町で民家2軒が土砂崩れに巻き込まれ、5人が生き埋めになったが県警などが4人を救出し、1人の救出作業が続いている。各地で家屋の床上・床下浸水の被害や避難勧告が出て、福岡空港が一時冠水し新幹線も遅れるなど交通網にも影響した。21日に豪雨に見舞われた山口県では24日の捜索で3人が遺体で見つかり、死者は14人、行方不明者は3人となった。

 福岡管区気象台などによると、福岡県内で24日午後8時前後、1時間の降水量が100ミリ以上を記録する地域が続出。豪雨は数時間続き、1日の降水量が飯塚市で289・5ミリに達し観測史上最大を記録した。

 福岡空港は滑走路や駐機場が最大1メートル程度冠水し、着陸した複数の飛行機がゲートまで到着できずに立ち往生し、乗客が機内に缶詰め状態となった。全日空の名古屋発の1便が、福岡空港に着陸できず引き返したほか、那覇発、羽田発の計2便が熊本空港に緊急着陸。福岡発名古屋行き2便が欠航するなどした。日本航空は福岡空港発着の計11便、スカイマークは同計3便の欠航を決めた。

 山口県では豪雨災害で県警などが防府市などで捜索を続け、同市下右田と同市真尾(まなお)の土石流現場で、新たに林すみ子さん(83)と渡辺静香さん(71)の2遺体を収容。美祢市の伊佐川では同市伊佐町の浅田寿美恵さん(72)の遺体が確認された。

 福岡管区気象台によると、長崎県・対馬上空にある梅雨前線に南から湿った空気が流れ込み、前線が活発化し大雨となった。【藤沢美由紀、脇山隆俊】
 http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20090725ddm001040061000c.html

 2009年7月25日 ebisu-blog#668
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