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市議定数削減 署名総数は4118人分 [A7. J&K対話]

 定数削減
 署名総数は4118人分
  市民グループ 議会に提出
【根室】市民グループ「市議会の定数削減を求める会」(坂下友子代表)じゃ2日、定数削減を求める署名481人分を市議会に提出した。市民グループ4団体の署名総数は4118人となった。
 同事務局の岡村秀子さんは「定数削減への賛否などを市議に聞いたアンケートで、白紙回答だったことを知った市民から、署名したいという声が相次いでいる。これからも集まった分は、提出したい」と話している。(仁科裕章)

 7月3日北海道新聞朝刊22面根室地域版より

k:ずいぶん集まったな。
j:有権者数がおおよそ12000人だからアンケートに署名した人が有権者だと假定すると、三人に一人かい。たしかに多い。
k:根室の市民運動グループのパワーもなかなかだ。だけど、市議は動かないだろうな。欠員のところに新人が一人立つだけだから、無競争当選が決まっている。
j:小さな町だから、誰が立つのか、何人たつのかわかってしまうからな。正月からそういう話は出ていた。
k:それにしても市議の意識は低い。釧路が人口18万人で市議定数を昨年28人にまで減らしたというのに、根室は人口3万人で市議定数が20人。有権者の三分の一の署名を集めても、アンケートにはそろって白紙回答。あきれたな。恥ずかしいよ。
j:地域版でよかった、道新の全道版に出たら根室の恥だからな。これでは副業、アルバイト気分でやっていると言われても抗弁できない。
k:市民のためにとか、根室のためにとかいう気持ちがないのかね?
j:あったら市民グループのアンケートに答えているでしょう。
k:・・・ 
J:こんな計算もある。4000人の票があれば、定数削減に賛成の新人市議が少なくとも10人は当選できる。壺田氏と合わせて過半数を制し、市議定数を削減案を市議会で可決することも理屈の上では可能だ。
k:知り合いの市議がぼやいていたよ。道新の記者がこの話題の追跡取材やめてくれないかなって。
J:ほんとうにいい根性してるよ。担当記者さん、大いに頑張ってくれ。なにしろ戦後64年、変わらなかった根室が変わるかもしれないのだから。

jの予測はこうだ。
 市議選はただ一人アンケートに答えた壺田氏へ票が集まるだろう。前回は1700票でトップ当選だったが、今回は2500票を超えるかもしれない。投票率が60%だと假定すると三分の一が壺田氏か。これは衝撃だろうな。選挙民の意思がどのように現れるか。市議選挙に嫌気がさした市民が棄権して投票率が下がるということもある。棄権しないでそれぞれの意思をそれぞれのやり方で表現して欲しいものだ。根室っ子はどのように投票行動をとるのだろう。
 定数を減らさないことには白紙回答の現市議を落選させることはできないが、現市議らの得票がどこまで落ちるかもみものだ。
 怒って立候補する新人が5人出れば面白くなるのだが、いないだろうな。市民運動グループは異議申し立てをしているだけで、新人候補を擁立するところまではおそらく踏み切れない。しかし、白紙回答に本気で怒っている。「ばかにしてんのか!」そういう声が聞こえてくるから、まだ、どうなるかわからない。理屈の上では、市民運動グループの主張を議会で実現することは可能だ。
 だれか立候補する者はいないか?それともここら辺りが根室人の限界か?そうではないだろう。根室っ子のド根性がみせられるか?

 2009年7月4日 ebisu-blog#637
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