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梅雨:ヤモリ・イモリ・トカゲにムカデ [87.根室の話題]

梅雨:ヤモリ・イモリ・トカゲにムカデ

 3週間ほど朝夕に濃い霧がでて雨が降る日が続いている。九州が入梅する1週間ほど前からだった。今日は夜中から激しい雨が屋根を叩いている。こんな激しい降りは珍しい。

 その昔、光洋中学校から成央小学校のあたりは牧場と原っぱだった。原っぱには細い通学路があり、その脇を小さな小さな小川が流れていた。今頃の時期だったと思うのだが、かえるの卵があっちにもこっちにも一杯だった。少したつと、きれいに澄んだ水の中をおたまじゃくしが泳いでいた。だんだん大きくなり、足が生え、尻尾が取れて水から這い上がり、小さなかえるになってそこらじゅうを跳ね回る。大きくなっても体長3~4センチの小さな蛙だった。

 梅雨とはいっても根室のそれは気温が低いのでちっとも鬱陶しさはない。最低気温が6度から11度で寒いくらいだ。いまも暖房がついている。陽が当たらないと日中でも薄ら寒い。

 東京はゴキブリが出たり、トカゲやヤモリ・イモリが出る季節だ。窓に張り付いていたりするとドキッとするが害はない。山すそのあたりの住宅はムカデが出るので要注意だ。
 子会社の基幹システム開発の応援をしていたとき、会社の寮にムカデが出て困ったことがあった。応援部隊のシステムエンジニア・二人がそこへ泊り込みだったが、夜中にがさがさ音がすると眠れないのだそうだ。何でそんなに怖いのかとそのときは笑った。

 あるとき、会社の同僚がラボでムカデにかまれた。脱いでおいてあった靴に足を入れたらそこにムカデが入っていて刺された。みるまに腫れ上がってきて激痛、すぐに救急車で運ばれたとあとから本人曰く。
 体長10センチもあるムカデは怖い。夜中に畳の上をがさがさ歩く音がしたらそりゃあ眠れないだろう。怖さを知らなかったから怖がる人を笑えた。
 残念ながら、いや幸いにして、東京で一度もムカデを見たことがなかった。あんまり雨が続くので思い出してしまった。

 根室にはヤモリもイモリもトカゲもムカデもいない。黒ゴキブリすらいない。もちろんマムシもいない。いいぞ。

 2009年6月23日 ebisu-blog#621
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