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オーストラリア森林火災 [18. global warming]

オーストラリア森林火災

 南東部のビクトリア州で数十箇所から火災が発生して、東京都の面積の1.6倍もの森林が消失したという。死者105名、750棟被害、30万ヘクタール焼失と北海道新聞夕刊に載っている。
 テレビニュースでは7日にメルボルンでは気温46度を記録し、乾燥が続いていた。油分を多く含むユーカリの木がすさまじい勢いで燃えている。森林火災は木の種類によってはあれほどの音を立てて激しく燃えるものなのだ。避難した住民が火の勢いの恐怖におののいていた。火の手が強くてあっというまに広がり逃げ遅れた人が大勢いたらしい。
 一方、北東部では雨が降り続いて、大規模な洪水が発生して、水没地帯が拡大している。南半球の衛星観測画像データによれば、東南部の乾燥と東北部の長雨は関係がある。南極からの乾燥した大気の流れ東南部を迂回してフェーン現象を起こし、海の水蒸気を吸い上げて東北部へ大雨を降らし続けている。

 地球温暖化の影響で、旱魃のところはいっそう旱魃がひどくなり、水害のところは水害の程度が増す傾向が強まるという。気候が両極端に振れることが地球規模の気象シミュレーションから予測されている。
 森林火災と大雨による水没地域拡大がどこまで広がるか、まだめどすらついていないようだ。
 地球温暖化に関わりがあるのでチェックしておく。

【2月10日追記】
 お昼のテレビニュースによれば、森林火災の死者は17人に達した。犠牲者の数は200人を超えるとの見方が出てきた。
 2009年2月10日 ebisu-blog#531
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