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百年に一度の経済危機に政治家がやるべきこと [91.経済]

百年に一度の経済危機を前にして政治家がやるべきこと
 
 やるべきことは自明だ。正月返上で緊急経済対策の具体案を練り上げ、国会で審議することである。
 ソニーもキャノンもトヨタも日産も非正規社員の大量リストラを発表している。寮を追い出され冬の路頭をさまよう人が数万人単位で出そうだ。こんな非常事態に地元に帰って来るような薄情な国会議員が日本に一人でもいるだろうか?

 世界中の大統領、首相が異口同音に百年に一度と言うくらいの非常時だ。深刻な経済危機と戦わなければならない。
  経済はGreat Depression(大恐慌)の様相を呈し始めている。地元へ帰ってくる国会議員がいたら敵前逃亡であり、戦時軍法会議なら死刑が宣告されるだろう。

 経済危機なぞ何のその、国会議員の私には関係ないこと、正月はのんびり帰省して選挙対策でもしっかりやっておこう、そういう判断の議員さんもいるに違いない。
 いやいや、国会議員だけではない、道議会議員も同じだろう。北海道経済は全国学力テスト結果の44位ではないけれど、同じ程度に疲弊の色が濃い。しかし、北海道は全国一広い大地を背景にした林業や農産物、そして太平洋・オホーツク海・日本海と広い海に囲まれて水産資源に恵まれている。だからやりようはあるはずだ。

 さて次の選挙ではどちらのタイプが当選するのだろうか。国家・国民のために身を粉にして働こうという、初心を貫徹する政治家がぜひ当選して欲しいものだ。

 ここまで書いてようやく選挙民たる私たち自身の投票行動が問われているのだと気がつく、なんと鈍く愚かなことよ。何をしても変わらないとあきらめ、何度か投票を棄権した我が身の愚かさが今日の政治の在り様を決めてしまっていたのだ。そのような人は私一人ではなかっただろう。次の選挙では一緒に投票率を上げようではないか。

 2008年12月19日 ebisu-blog#450
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