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#423 普通科1年生日商簿記2級(全商簿記1級相当)1人合格(商工会議所簿記検定試験結果:確報)Nov.30, 2008 [87.根室の話題]

簿記2級1人合格(商工会議所簿記検定試験結果)

 11月17日blog#403「高校1年生簿記2級合格者は出るのか?日商簿記検定試験速報」で書いたが、自己採点結果と私の推測によるものだった。先週合格発表があり、1名のみ合格したことが判明した。
 根室高校1年普通科の生徒である。根室高校では1年生の日商簿記2級合格は初めてである。よくやった。北海道ではおそらく過去に例がないだろう。中3から簿記専門学校へ通わないと高校1年11月の日商簿記2級合格は無理だから。

 同じく1年事務情報科の生徒は残念ながら64点で不合格だった。ダブル受験した3級には合格している。3月に勉強を始めて、8ヶ月でよくやったとほめてやりたい。専門学校でもここまでやれる生徒は100人に一人だろう。次回は1月の全商簿記実務検定試験1級と、2月の全経協簿記能力検定試験1級だが、勉強が間に合うかな?2月に再度、日商簿記2級に再挑戦ということになる。合格すれば、1年生の日商簿記2級合格者が1年間に2人でることになる。2度とない記録となるだろう。
 3年生のうち一人は66点で不合格だった。4点足りない。力は十分だが、もう一歩のところだった。

 試験とは面白いものだ。漢字検定試験が11月初旬にあったが、1年生で準2級を受験した者がいる。前日学校でやったテストで合格点に50点ほど足りず、担当の先生からだめと言われていた。「だめで元々、いまから数時間トコトンやってみろ」とけしかけたら、合格最低点プラス5点の145点で合格してしまった。
 苦手の数学で学年4番だったり、この生徒は普段からテストの結果にまったく予測がつかないタイプだ。だからけしかけてみたが、合格して一番驚いたのは本人かもしれない。嬉しそうな顔をしていた。
 試験はなにがなんでも合格してやるという意気込み、迫力で何とかなる場合もある。それにはギリギリのところで目一杯努力して結果を待つことだろう。

 西高校は前期中間テストが終わったが、根室高校は来週だ。今夜と明日は追い込み勉強、ぎりぎりまで全力でやれ。社会人となったとき、無理な期限でも仕事を間に合わせないといけないことはママあるものだ。火事場の馬鹿力はトレーニングして出せるものではないが、ときどきやって慣れておくのも悪くはない。今日来て1時間ほどで数学と世界史のテスト範囲を全部勉強していった生徒はこのタイプだろう。一人ひとりタイプが違って、個性の強い面白い生徒がいる。
 
 2008年11月30日 ebisu-blog#423
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