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高校1年生2級合格者はでるのか?日商簿記検定試験結果(速報) [62. 授業風景]

日商簿記検定試験結果(速報)

 生徒の自己採点結果と直前2週間の集中度から判断して速報とする。
 2級受験者は、1年生が一人合格、もう一人は合否不明で発表待ち。3年生の一人が合格(自己採点確認待ち)、もう一人は自己採点確認中。3年生の3級受験者は今日自己採点予定。主催者による正式合否発表は来週。

 インターネットで「日商簿記 模範解答」で検索すると解答例が見られる。2級の1年生受験者は一人は自己採点でギリギリ70点と言っていたから、68点±4点、発表まで合否不明である。
 もう一人は80点台半ばだったから合格圏内だ。根室高校の記録を塗り替える「開拓者」の一人である。彼は「根高初の1年生日商簿記2級合格者」の栄誉に輝くことになる。全道レベルでも過去に1年生2級合格者はいないだろう。1年生の日商簿記2級合格はそれほどハードルが高い。
 3年生は自己採点の報告が来ていない。一人は過去問題で90点を超えていたから合格を確信している。前回合格点にそれぞれ4点と10点足りなかった。きちんと勉強していれば楽勝である。受験者5人全員が過去問題12回分を2度解いている。3ラウンドやった者もいる
 3級は一人は合格だ。もう一人が未確認である。今日確認したい。
 
 塾に通えば日商簿記2級に合格できると考える者がいるかもしれない。誤解があるといけないから書いておくが、教え方がいいから合格したのではない、受験した生徒一人ひとりの努力の賜物である
 3級は手取り足取り丁寧に教えているが、2級は公認会計士や税理士を目標において勉強している者たちばかりだ。だから手取り足取り教えるようなことはしない。難しい箇所はこちらのほうから説明することがあるが、基本は生徒の質問に答えるだけである。
 なぜそうしているかというと、自力で勉強する習慣を2級でつけないと1級の合格は不可能だし、その先にある公認会計士2次試験の受験勉強(1日8時間超を1年間継続)もできるはずがない。
 自分で勉強する習慣のない者が合格できるような甘さは日商簿記1級からなくなる。(日商簿記2級の全範囲を毎週1時間の授業でカバーしようとすると100回、おおよそ2年かかる。1級はおおよそ2級の2倍の学習量を必要とする)
 日商簿記1級の先には公認会計士2次試験受験が控えている。今回2級を4人受験した者のうちから将来公認会計士がでるかもしれない。それはさらなる飛躍ができるか否かにかかっている。受験勉強は甘くはない。今後の成長が楽しみである。

 それにしても受験者5人は好く勉強した。その結果が来週でる。根室新聞と北海道新聞の地域版が詳しい情報を掲載してくれるだろう。

 2008年11月17日 ebisu-blog#403
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