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ソフトボール金メダルとラストチャンス [A8. つれづれなるままに…]

          On the last chance

 寒くなった。稚内では最低気温が1.5度だったという。こちら(根室)は11度だ。夏はたったの2週間ほどで、いきなり秋が来てしまう。

 昨日遅い食事をしながらテレビを見ていた。もちろんソフトボールである。優勝する少し前から観ていた。その瞬間のあの喜びよう、わぉー!信じられないという顔、まさか本当になろうとは・・・そんな顔を優勝メンバーの当人たちがしていた。
 努力の成果ではあったろう。でもそれは参加チームのメンバーすべてに言えることだ。オリンピック最後のソフトボール競技、次回はない。その最後の最後の試合に、三連続金メダルの偉業を成し遂げた米国チームを倒しての優勝であった。
 このような舞台設定があろうか、あったとしても安物のシナリオにしか見えないだろう。それが現実となった。素直に喜びを分かち合いたい。
 いいや、そうではない、うっかり勘違いするところだった。快挙を成し遂げたのは彼女たちだ。こちらはささやかながら喜びのおこぼれにあずかろう。おめでとう、優勝チームの皆さん。

 ラストチャンス、そういう年齢かもしれないとおもう。人生を三分割し、ラストチャンスの期間は50歳からと決めたのは三十代前半だったろうか、それとも十代だったろうか。なにはともあれ、想定外のことに出くわしながらも結局は「想定通り」の人生を歩いているようだ。
 今しつつあることの延長線上に何が見えてくるのかは皆目分からない。しかし、最後まで走りぬくことが大切だろう。
 少しずつ見えてきたこともある。やりきる時間があるかないかは天のみぞ知る。そう遠くない未来に渾身の力を出し切るときが来るだろう。それが確信となりつつある。しかし、目標に届くことができるかどうかはまるで見えない、それでいい。人生の楽しみはゴールが見えないところにもある。

 2008年8月22日 ebisu-blog#266
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