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休漁明け 浜値は高め (北海道新聞より) [86.酒と肴]

      
 21時半頃気温は12.4度だった。昨日よりも4度以上低い。朝方には11度まで下がる予報が出ている。涼しい夏で日本一と言っていたが、今日はちと寒すぎた。その代り、冷たい水でサンマの脂は乗りにのってくる。

 先ほどサンマの刺身を食べながらオリンピックの野球を見ていた。日本と米国である。マー君(田中投手)が投げていた。スリーアウトしたのにそのまま続投だ。アナウンサーが気がついた。しかし審判団は誰一人気がつかない。電光掲示板もスリーアウトをなかなか表示しない。1球投げたところで星野監督が主審のところへ駆け寄った。事態は収拾し、ようやくチェンジだ。投げてたマー君も気がついていなかったようにも見えた。珍しいことがあるものだ。

 サンマに話しを戻そう。仕事が終わって帰ってきてから、たっぷり脂が乗った美味しいサンマの刺身を食べた。醤油に透明の脂が浮いて光る、産地だから活きの良いのが身上だ。
 秋は根室のサンマが好い。刺身で食べて好し、焼いて好し、叩いてなめろうで好し、メンチで好し、ピカタで戴いて好し、昆布と椎茸と生姜で骨まで柔らかくなるほどことこと煮たサンマも好い、好みで山椒を入れるも好い・・・うーんキリがない。
 最近、大型1級品の秋刀魚が200~300円/匹していたわけがわかった。出漁日と漁獲規制をしたていたためだった。大型船の水揚げが始まったのでまもなくもとの100円前後に落ち着くものと見られている。前年よりも漁獲割り当てが40%増しのようだから、値段は次第に安くなるだろう。でも、1級品は120円/匹程度で落ち着いてほしい。資源の減少を招かない程度に獲り、値段はほどほどが好い。消費者も漁師も笑顔が好い。

    休漁明け 浜値は高め
     道東各港サンマ漁

【根室、釧路、厚岸】道東沖のサンマ棒受け網漁は20日午前、花咲(根室)、厚岸、釧路の3港で、18日の一斉休漁後に初出漁した大型船の水揚げが始まった。漁業者団体による水揚げ量の自主規制などが影響し、せりでは、例年より大幅に高い値がついた。
大型船の初水揚げ
 花咲港では午前9時の競りまでに、3隻が約90㌧を水揚げし、1k当たり400~500円台で取引された。その後3時までに、残り36隻が800㌧余りを水揚げする予定。
 例年は大型船による大量水揚げが始まると「浜値は百円台まで下がる」(市場関係者)。今年は、漁業者団体が出漁日と漁獲量を規制したため、水揚げ量が少なく、高値につながった。しけで20日は船が出ず、21日の競りがないことも影響した。
 浜値について、燃料高騰に苦しむ漁業者は「ありがたい」とよろこぶが、買い受け人側からは「高すぎる。サンマが大衆魚でなく、高級魚になってしまう」と、不満の声が上がっている。

写真のキャプションより:初水揚げされた大型船のサンマ。例年より量が少なく、浜値は高い。


  2,008年8月20日   ebisu-blog#264 
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