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開拓神輿、重さ日本一! [87.根室の話題]

                  開拓神輿、日本一!

  天気がいいのでサイクリングに行ってきた。根室半島中央部、原野の真っ只中を風を切って走る。車はほとんど通らない、ここはサイクリング専用道路かと勘違いしそうだ。今日は多いほうで往復10㌔の原野の道で10台ほどの車とすれ違った。
 雲間からのぞく日差しがきつそうなので暑いかと思ったが、走り始めると案外風が冷たい。気温18度、やっぱり根室の夏は日本一だ。

 金比羅さんのお祭りのときに比較のために全国の神輿を検索した。あまり重くて今では担ぎ手が集まらず飾ってあるだけの飛騨高山の3.9トンの神輿が全国一だと思っていた。
 今日昼ののテレビニュースで北海道神宮の末社の「かいたく神輿」4.5トンがどうやら神輿の横綱らしいことが分かった。
 神輿渡御は3年に一度であり、全国から担ぎ手を集めるという。ネットで写真を見つけた。台となっている組木の縦側は見にくいが金比羅さんとほぼ同じ太さのようだ。重いせいか組み木の数が多い。縦木が4本見えている。横木は2本のようである。これだけ組み木の本数が多いとごちゃごちゃして美しくない。
 金比羅さんの神輿は4本の木ですっきり組まれている。1.5トンの神輿は一組60人、二組で120人の担ぎ手が必要である。
 4.5トンだと一組150~200人の人手が必要になるから大変だ。神輿は最初担がれ、すぐに台車に乗せられて曳かれていた。これではまるで山車である。神輿が可哀想だ。

 こうしてみると、人間が担ぐ重さは1.5トンが最大で、これ以上重くなると、組み木の数も多くなり担いだとしても重くて、担ぐ姿が美しくなくなる。重さ1トンほどの神輿が一番威勢よく担げ、お祭りのわっしょいわっしょいという掛け声も元気がよくなるようだ。
 1.5トンの根室の神輿は充分重くて揺らしたり跳ね上げたりできない。担ぎ手も神輿も総じて品が良く、太い4本の台木に正座しているかのような風情のある美しい神輿である。お祭りの日のブログに根室の神輿の画像サイトのアドレスを貼り付けてある。

*“開拓神輿”=4.5トン
http://www.kaitaku.gr.jp/kaitaku_mikoshi.html
*飛騨高山の神輿=3.9トン
http://image-search.yahoo.co.jp/detail?p=%E9%A3%9B%E9%A8%A8%E9%AB%98%E5%B1%B1%E3%80%80%E7%A5%9E%E8%BC%BF&ei=&ib=3

  2,008年8月17日   ebisu-blog#259 
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