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#238 サイクリング2 July 30, 2008 [85.サイクリング]

             サイクリング2

 21時半、気温は11.0度、日本で一番涼しい夏だ。クーラなんて必要ない。金沢や神戸で集中豪雨による洪水やら鉄砲水で数人死者が出たようだ。水は怖い。もっているエネルギーが大きすぎて、人間になす術がないことがある。
 
 同じ水でも空中を浮遊する霧は分布もまばらで密度が低く、もっているエネルギーが小さい。人に優しい水エネルギーが放散されているかのようだ。根室はこのところ朝のうち霧の出てることが多い。ご多分にもれず、昨朝も霧が出て太陽すら見えなかった。
 11時頃、サイクリングに出かけた。日曜日から3度目である。車の走っていない原野の道路を突っ走ってみた。原野を走る道路は霧の中に消えて先が見えない。車はまったくいない。5キロほどの間、一台もすれ違わない。
 ついスピードが出て、平地をトップギアで走っているのに瞬間時速が60キロを超えてしまう。日曜日にはいくら頑張っても35キロしか出なかったのにどうしたのだろう。緩やかな下りカーブは65キロ程度に抑えて走る。速度計に目をやるとときどき数字が70を超えている。自転車はロードレーサだから21ミリ幅のチューブラ・タイヤだ、路肩を走ると危ない。小石に乗り上げたら転倒しかねないのでスピードを出すときは路肩は避ける。もう1週間もすればさらに筋力が増し、車のいない直線では時速70キロを超えて走ることになるだろうから、万が一のことを考えてヘルメットを着用する必要がありそうだ。
 3日連続で走ったので脚力が戻ってきたのだろうか。車のいないところを選んで、時折時速60~70キロで走ってみた。冷たい風が気持ちよい。「巡航速度」は時速30~35キロ、これも日曜日より速くなっていた。

 牧の内を走って根室半島東側を縦断しているうちに太陽がぼんやり見えてくる。途中から左折してオホーツク海側へ抜けると、風が少しあり霧は晴れていた。
 眺めがいいので写真を撮った。左側にオホーツク海が小さな入り江につながっている。まっすぐ前は道路が少しカーブしながら下って消え、少しずれて上り坂へつながり原野の中へ吸い込まれる。

 オホーツク海に沿って景色を眺めながらしばらく走ってから、再び原野を横断する道路へ戻り太平洋側へ抜けた。根室半島をオホーツク海から太平洋へと原野の中を突っ切る道路である。途中で原野の中をギターを担いで自転車に乗ってくる高校生に出会う。知っている生徒にそっくりだったので、名前を呼んだら立ち止まる。戻ってみたら人違いだった。「ごめん、知っている人にそっくりだった」と謝る。ニコニコ笑っていた。たぶん、間違えた生徒の近所に住んでいる人だろう。そのあと親子連れでサイクリングを楽しんでいる人とすれ違う。親子そろって元気よく「こんにちは」と挨拶があり、こちらも挨拶を返す。同じようにサイクリングが好きな人がいる。友尻のゴルフ場の辺りへ出て、納沙布街道を市街地へ向けて走って戻った。太平洋側は濃霧だった。
 1時間半、26kmのサイクリング。
  真夜中に目が覚めて、昨日のサイクリングの様子をブログに書きとめる。good night!

  2,008年7月30日   ebisu-blog#238 
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