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高速学習の効果⇒頭がよくなってしまう(#1) [61. High Speed Learning]

根室の生徒たちが東大受験をするとして、合格者の最大値はどれほどでしょう考えてみてください。

実績は50年間にたった二人です

わたしは年間20人受験可能だと思います
そしてその70%の合格が根室の子供たちの潜在的な能力を引き出せた場合の最大値と考えています。毎年、北大医学部合格者を出せたら、二十年後の根室の医療問題は、少なくとも医師不足ということだけは避けられます。それどころか、全国一医療機関が充実した町にすることができるかもしれません。

何を根拠にそのようなことを言うのかと思われるのではないでしょうか。

 日商簿記三級に中学生で合格したN君と同程度の潜在能力を有している生徒(三年生)がKe中学校には5人いますHa中学校にも同程度いることが確認できています。ここまでは事実です。
 Ko中学校にも、郡部にも同数程度いるものと思われます。つまり1学年当り20人いることになります。

 これら20人の生徒を首都圏を上回るような教育環境で鍛えることができれば、東大合格者を毎年二桁にもっていけます。それには塾と学校それに加えて行政との連携も必要となるかもしれません。
 
 具体例で説明させてください。シャイなN君、例に出してごめんなさい。根室の将来のために君の学習過程を公開させて下さい。きっと何人か後に続く者が現れます。
 N君は中学1年の春からニムオロ塾で勉強して、三年目です。学習速度が通常の生徒の2倍程度あるので、彼の学習スピードに合わせた個別指導をしました。その結果、英語は2年間で首都圏の私立一流校受験用問題集を終わり、今春からケンブリッジ大学発行の300ページの中級レベル英文法問題集をやっています
 一般的には海外留学したときに語学学校で使う問題集で、もちろん全文英語で書かれたものをテキストに使っています。数学は数1とAを終わって数Ⅱをやっています
 高校入学時点で英語は高校の範囲を超え、数学は数Ⅱを完了しているでしょう三年間、受験勉強に専念できる余裕が確保できます東京の有名私立の進学校では2年の前期で高校の範囲を終了するのが標準スケジュールですから、それよりも一年速い。東大受験も哲学書や簿記の専門書を読破しながら、余裕をもって有利に戦えるとは思いませんか?

 なぜこのケンブリッジ大学から出版されている問題集を使ったのかには二つ理由があります。ひとつは自分の娘が高校生のときにこの問題集を使わせた経験があったからです。この問題集をやらせてみたら、日大付属高校で450人中トップになったことがあります。都立の進学校、八王子東高校(毎年東大合格者を10人弱出しています)への進学は実力的に無理でした。それでも日大付属高校では学年トップの成績をとることができたのです。
 ジェンナーの種痘は自分の子供ではなく他人の子供に試して安全性を確認してからから自分の子供に試したのが史実のようですが、この問題集の効果は自分の子供で確認済みだったので、学習速度の速い中学生にこの問題集を使ってみました。やれるんです、充分に。
 もう一つの理由は、英字新聞を読むためには基礎的英文法の知識が不可欠だからです。通常の受験参考書で勉強しても英字新聞記事は容易に読めるようにはなりません。受験参考書には、ひねくり回した特殊な事例やありえない書き換え問題が混ざって出ているので、それらを判断できる「選択眼」が育っていない段階では、英文を読むために必要な文法知識が何かがわからなくなります。だから、英字新聞の記事を読むために素直な英文法問題集が必要で、そのために学参物ではなく、ケンブリッジ大学発行の中級レベル英文法問題集を採用しました。
 Ha中学のIさんも高校受験用問題集を終わって10月からこの問題集にトライしています。2ヵ月で15ユニットを消化しました。全部で133ユニットあります。N君はすでに105ユニットを終わっています。たぶん年内に全問題を解き終わっているでしょう。この時点で英文法は関する知識は大学生レベルに達しているでしょう。時事英語の授業に昨日から出席しているので、半年後が楽しみです。英文法の知識は実例文をたくさん読むことで磨かれます。単なる知識としての英文法では役に立ちません。剣道にたとえると、実際の戦場で真剣を手にした戦いを積むことになります。道場での竹刀での練習と違って、実例文で切りあうのですから、飛躍的に実力が上がります。1年後には首都圏のトップレベルの生徒たちと互角以上に戦うことでしょう。とくに大学入試のために英字新聞をテキストに採り上げているわけではありませんが、高校に入ってから模試の成績が実力の一端をを証明します。
 きちんと英字新聞が読めれば、専門分野をもったときに、原書の専門書を読めます。つまり、高校のうちに大学院入試レベルの英文読解力が養えます。経済や医学の専門書も英字新聞も、修辞法の点ではレベルに差がありません。興味を持ったらどのような分野の専門書でも速く精確に読みうるような基礎的英語力を鍛錬するためのトレーニング講座が「時事英語」授業です。
 受験問題集ではどんぐりの背比べになり、飛躍的な実力向上が期待できません。生徒の能力開発にどのようなテキストを使うかが重要です。成績上位の生徒の能力をさらに飛躍的に伸ばすために、他の塾でも是非この問題集を採用して欲しいと思います。 
 英文法能力の向上だけでは配点が50%ある長文対策にはなりません。長文読解能力は長文を読むことでしか育ちません長文といっても、実際にはパラグラフで10ほどしかありませんので、文章としては非常に短い。そして大学受験に出てくる英文はネイティブの中学2年レベルです。大人のインテリを対象とする「高級紙」である英字新聞のほうが格段にレベルが高いのです。これが読めればあらゆる分野の専門書が読めるようになります。もちろん、背景の専門知識、すなわち専門用語を身につけての話ではあります。英文法の知識は新聞英語の読解トレーニングと並行することで、相乗的な効果が生まれます。多数の英文法運用の実例が英字新聞記事です。文法実例の宝庫といってもよいでしょう。ケンブリッジの中級レベル英文法問題集で培った英文法力を英字新聞記事で磨くことになります。「読解修行」を続ければ、書き手の立場になってある程度読めるようになりますから、作文能力も向上します。
 ニムオロ塾では長文の正解率を90%以上に上げるために、英字新聞"Japan Times"の記事をテキストに使っています。今年は年初から環境問題関係の記事を選んで採り上げてきました。国連のIPCC(気候変動に係る政府間パネル)が5月に最終報告を出しました。国際感覚を英字新聞の記事を通して磨いてもらいたいと思いシリーズで採り上げていました。
 昨日から、9月に掲載された北方領土関係(44パラグラフ)の記事を採り上げています。択捉島蕊取村の山本さん(79歳)の終戦前後の話し("Nemuro raid survivor longs for homeland"Sep. 23, 2007)がA3サイズで大きく載っています。英字新聞記事を使った時事英語講義を4年間やってきましたが、ジャパンタイムスで北方領土問題がこんなに大きく採り上げられたことは初めてでした。
 ついでに言いますが、この山本さんのお爺さんの兄弟は黒田清隆の副官をしていた人です。山本さんは択捉できれいな東京山の手の言葉を話していました。おそらくは山本さんのお爺さんも東京で高級官僚だった可能性が高い。兄弟が黒田清隆の副官ですから薩摩出身でしょう。蕊取村の村長さんは山本さんのお爺さんが札幌へ根回しして決めていたようです。根室の町長さんはそのようなことを知らずに、山本さんのお爺さんが陳情に来たのを袖にしたことがあるそうです。「無礼な奴だ」とカチンときたお爺さんはそのまま汽車で札幌に行きました。当時の町長は任命制ですから本庁から指示電報が届いて慌てたでしょう。汽車で根室に戻ってきたときには役所は大変だったでしょうね。これ以上は書きません。わたしの推測が混じりますから。
 でも薩摩藩出身で、完全な東京山の手の言葉を話す兄弟が、黒田清隆の副官と択捉島蕊取村の住民として隠然たる力を保持していた事実は、背景に面白い物語がありそうです。山本さんのお爺さんが黒田清隆の副官をしていたことは古い北海道新聞の記事に名前が載って紹介されていました。その記事には兄弟が択捉にいることはもちろん一言も触れられていません。西南の役が謎を解く鍵かもしれません。

 脱線が過ぎましたね。英字新聞記事をテキストに使う時事英語授業の話しでした。ジャパンタイムスはいわゆる「高級紙」に属しておりゴシップ記事満載の「タブロイド版」とは読者層を異にしています。「高級紙」はインテリしか読みません。読めないといったほうが精確でしょう。日本の新聞よりも英字新聞は記事が専門的です。その記事に関連する分野をその道の専門家が専門用語を遠慮なく使って書くことが多い。
 英語の弱点は、専門分野についてそれぞれ専門用語を数百は知らないと理解できないことです(私の学生時代の経験ですが、時事英語の授業で前日の英字新聞の社説をテキストに使っていました。いまでも覚えていますが、foreign exchange rateを経済学のバックグラウンドがない担当教師は「外国交換比率」と訳してしまいました。これは専門用語でして「外国為替相場」と訳します。会計学科の生徒には常識でも、時事英語担当教師は英文科出身でしたので、経済記事になると専門用語の誤訳が目立ちました。採り上げる記事について、日本語で専門知識を持っていることが時事英語を教えるための必要条件です)。たとえば、医学用語はラテン語やギリシャ語の接頭辞、語幹、接尾辞から作られていますが、いまではギリシャ語やラテン語をやる学生は皆無でしょう。それゆえ、意味の推測がつかないのです。そして書き言葉は修辞法がこっています関係代名詞の省略が多い。3つや4つの関係代名詞(省略されたものを含めて)のある文が結構な頻度で出てきます。高校の教科書をざっと見てみましたが、関係代名詞がふたつある文までしか載っていませんでした。つまり高校の教科書の範囲を超えた複文の多いことが大人を対象にした論説文の特徴ですそれに加えて、話し言葉とは語彙数がまるで違います。たとえば、同じ意味の言葉の言い換えが機関銃のように出てきます。慣れると見当がつくのでかえって読みやすくなるし、同じ意味でこんな語彙があるのかと語彙強化に役に立ちますが、最初のうちはとまどいます。本をよく読むネイティブは語彙数が増えます。日本人でも同じことです。英文では語彙数の多いことが教養人であることの証になっています。かくして、医学は医学の専門用語を経済は経済学の専門用語を会計は会計学の専門用語を知らないと記事の内容が理解できません。
 これに較べると日本語は便利にできています。基本漢字の意味を知っていればあらゆる分野の専門書を理解することができますこれは他の言語に比べて大変有利です。それ相応の努力は必要です。
 そのようなわけで、英字新聞記事を理解するにはネイティブでも、大学卒業程度の教養が必要で、専門記事になるとその分野の専門知識が不可欠であるということです。だから、英字新聞の記事が辞書を引いてヨチヨチ歩き程度に読めるようになっただけで、ネイティブ中学2年生レベルのセンター試験の長文は90%以上正解できるのです。200点満点で180点以上取りたい人には有効なトレーニングです
 根室高校普通科学年30番程度の成績(駿台偏差値で50弱)ですと、辞書を引いてなんとか予習してこられるようになるまで、1年から1年半かかります。でもそのときには偏差値が駿台模試で15、進研ゼミで20程度上がっているでしょう。センター試験の長文問題が「お子様ランチ」にみえてしまいます。 

 採り上げる記事は、一般的な教養を高めるものや、日本の伝統文化に係る記事根室の子供たちの将来に係る問題をとくに選んでいます。たとえば、タンカー座礁による海洋汚染、中国の水不足、ガソリン価格高騰と経済、地震と原子力発電所、お酒の醸造、三宅島噴火の島民のその後、年金問題、高齢化社会などなどです
 その一方で、わたしの専門分野は、高校生には難しすぎますからなるべく採り上げないようにしています。経済やコンピュータ関係、会計基準に係る問題、医学・医薬など、大学ゼミのレベルになってしまいます。たまには、ちょっとだけ、採り上げることはあっても・・・

 「高級紙」であるジャパンタイムスの記事を教材に使うことで、大学入試程度の長文問題は90%以上の得点が可能になります。駿台模試偏差値なら65超え、進研ゼミなら70を超えるでしょう。
 そのためには、1年くらいの修業期間が必要です。一生懸命に辞書を引いて予習を積み重ねれば9ヶ月ぐらいでそうした領域まで自分の実力を向上させることができるでしょう。しばらくの間は、学校の英語なんか放り投げる覚悟をもって取り組むくらいの気迫が欲しいですね。はやく偏差値65超えを実現することです。その世界に突入してしまえば、学校の英語試験は1~2時間程度の復習で学年トップがとれるようになります。

 ついでにもうひとつ。学校の教科書や時事英語で採り上げたテキストを毎日繰り返し音読してください。毎日欠かさずです。一年たったら自分の力に驚くでしょう。
 すぐには効果は出ません。継続は力なりです。ひたすら内容を理解している英文の音読を繰り返してください
 当塾で採用しているケンブリッジ大学発行の英文法問題集には音読CDが付属しています。一度、このCDでも暇を潰してみてください。自分にあったCD教材を自分の耳で見つけることも大事なことです。

 自分の目で見て、自分の耳で聞いて-つまり体験して-実体験の中で考え選択することが大切です。社会人になったときにこうした経験の積み重ねがものをいうことになります。業種のまったく異なる上場企業3社や役員としての子会社経営、300ベッド弱の療養型病床群の病院常務理事として仕事をして得た経験智の一つです。
 

 ニムオロ塾の英字新聞記事を使った長文読解トレーニングは楽しいぞ! (~o~)


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